コラ 画像 著作 権。 出処不明の画像の転載問題について(主に著作権の話)

ブログで使う画像の著作権対策!正しい引用方法とは?

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1、そもそも問題とならない場合 著作権は、 著作者が著作物から生ずる経済的利益を確保するための権利です。 この著作権保護のために作られているのが著作権法です。 なお、以下で著作権法の条文を引用する場合には単に「法」と記載します。 (1)著作権保護対象とならない場合 そもそも 引用・転載の対象が著作権法上保護されるものではない場合にはその引用や転載は問題にはなりません。 その主なものは次のようなものです。 創作性のない表現(法2条1項1号)• 事実の伝達に過ぎない雑報および時事の報道(法10条2項)• プログラム言語、プログラムにおける規約(プロトコル、インターフェイス)および解法(アルゴリズム)(法10条3項)• 法律、通達、裁判所の判決など(法13条)• 著作者の死後50年以上経過した著作物(法51条2項)• 公表後70年を経過した映画の著作物(法54条)• 思想、感情に当たらない情報それ自体(例 :実験データ、時刻表・料金表、レストランのメニュー)• アイデア(例:推理小説のトリック) これらのものには著作権法上の保護が及びませんので、引用・転載をしても問題はありません。 ただし、 1. の創作性の有無などについては解釈上問題になる場合もあり得ますので注意が必要です。 (2)権利者の承認を得ている場合 著作権は著作物の創作者の権利を保護するためのものですから、 引用や転載に関してその権利者自身の承認があれば引用・転載を行っても問題がない ことは当然です。 もちろん、引用や転載の範囲は権利者が承認した範囲内に限られます。 2、引用が許される場合 権利者の許諾がなくても著作物の引用が許される場合があり、著作権法32条1項にこれに関する規定が置かれています。 引用とは、自分の著作物に他人の著作物の一部を取り上げて利用することですが、著作権法上、引用が許されるのは次のすべての要件を満たす場合です。 「既に公表されている著作物」であること• 「公正な慣行」に合致すること• 報道、批評、研究などのための「正当な範囲内」であること• 引用部分とそれ以外の部分の「主従関係」が明確であること• 引用部分が明確になっていること(明瞭区別性)• 引用を行う「必然性」があること• 「出所の明示」があること 以下に、それぞれの要件について簡単に説明します。 (1)既に公表されている著作物であること 「公表」は法4条(法3条も参照のこと)で定義されていますが、要は出版・放送等されていることです。 したがって、 いまだ出版されていないメモの段階の原稿や個人間の手紙などは引用はできません。 (3)報道、批評、研究などのための「正当な範囲内」であること この要件も明確な定義はありませんが、裁判例では、この正当な範囲内の意義につき、「引用の目的上正当な範囲内とは、社会通念に照らして合理的な範囲内のものであることが必要であり、 具体的には、他人の著作物を利用する側の利用の目的のほか、その方法や態様、利用される著作物の種類や性質、当該著作物の著作権者に及ぼす影響の有無・程度などが総合考慮されなければならない。 」としているものがあります(大阪地裁平成25年7月16日判決)。 (4)引用部分とそれ以外の部分の「主従関係」が明確であること 条文にはこのような規定はありませんが、判例はこれを要件としています。 引用者の著作物が主であり、引用部分が従であるという関係があることです。 ただし、この主従関係は必ずしも量のみで判断されるものではなく、質的な関係でも判断されます。 たとえ引用部分の量の方が多い場合であっても、引用の目的にとって必要なのであれば主従関係にあるものとみることができます。 (5)引用部分が明確になっていること(明瞭区別性) これも判例が述べる要件で、要は、カギ括弧や段落分け、フォントを変えるなどの方法により、引用部分がはっきり区別できる状態にしてあることです。 (7)「出所の明示」があること 引用をする場合には、 引用者には著作物の出所を明示する義務が課されています(法48条)。 なお、正確には出所の明示は引用の要件ではなく、出所を明示しなかったとしても著作権侵害になるものではありませんが、後記のとおり義務違反に対する罰則があります。 具体的には、 引用部分の著作者名、著作物名、出版社名、掲載ページなどを表示する必要があります。 3、引用の示し方 イメージが湧きにくいでしょうから、具体的な書き方を以下に示しますね。 上述の引用の条件は、文化庁のウェブページにも記載されていますので、これを引用します。 著作物の無断利用ができる引用の条件は、次のとおりである。 著作物の無断利用ができる引用の条件は、次のとおりである。 既に公表されている著作物であること• 「公正な慣行」に合致すること• 報道、批評、研究などのための「正当な範囲内」であること• 引用部分とそれ以外の部分の「主従関係」が明確であること• カギ括弧などにより「引用部分」が明確になっていること• 引用を行う「必然性」があること• 「出所の明示」が必要(コピー以外はその慣行があるとき) 出典:文化庁「 」 と、このように示します。 4、画像は著作権のほか肖像権とパブリシティ権も侵害しないように注意 他人が写っている画像や映像を利用しようとする場合には、著作権だけではなく、肖像権・パブリシティ権の侵害にも注意する必要があります。 (1)肖像権とは 人が自分の肖像について有する利益のことを肖像権といいます。 噛み砕いていうと、 顔や身体など自分の容姿を他人に無断で利用されない権利のことと言っていいでしょう。 もともと法律に規定された権利ではありませんでしたが、 人格権の一つとして判例上認められた権利です。 肖像権が侵害された場合、例えば無断で自分の姿が写った映像や画像が公表された場合には、損害賠償請求の対象となり、また公表の差止めを請求することもできます。 著作権は画像などの作成者に帰属することになりますが、肖像権や次に述べるパブリシティ権は撮影対象者(画像などに写っている人)に帰属する権利です。 他人が写った画像などを使用することが直ちに肖像権侵害となるというわけではなく、撮影の状況、内容、目的や使用の態様などさまざまな要素に基づいて肖像権の侵害があったと言えるかは判断されることになりますが、やはり 他人が写った画像等の扱いには十分に注意する必要があります。 (2)パブリシティ権とは パブリシティ権とは、 芸能人やスポーツ選手などの著名人が持つ、自身の肖像や氏名などから生ずる経済的な利益のことを言います。 肖像権と同様、法律上に規定のある権利ではありませんが、判例で認められた権利です。 肖像権と似た権利ですが、著名人の経済的利益保護のための権利であり財産権的性質を持つという点で、純粋な人格権である肖像権とは異なるものといえます。 パブリシティ権の侵害に関し、最高裁判所は、顧客吸引力を有する者の肖像等の無断使用であっても正当な表現行為等として受忍されるべき場合もあるとしつつ、 もっぱら肖像等の有する顧客吸引力の利用を目的とする場合にはパブリシティ権の侵害となると判断しています(最高裁平成24年2月2日判決。 ピンク・レディー事件)。 このパブリシティ権も肖像権と同様に、侵害された場合には損害賠償や差止め請求の対象となりますので、著名人の画像等の使用にも注意が必要です。 5、転載が許される場合 先ほど述べた「引用」以外に著作者の許諾なしに著作物を利用できる場合として、「転載」(法32条2項、39条)があります。 転載とは、国や自治体などが作成した広報・調査統計資料、報告書などや、新聞・雑誌に掲載された政治・経済・社会上の時事問題に関する論説について、著作者の承諾なく他のメディアに掲載することです。 官公庁の資料を広く利用できる、または迅速な報道に接することができるという国民の利益のために特別に認められているもので、 転載が許される著作物の対象は上に挙げた2種類のものに限定されています。 転載には引用のような厳しい要件はありませんが、著作権者が転載を禁ずることを表示しているときは転載は認められませんし、出所を明示する義務があることは引用の場合と同様です。 6、著作権を侵害してしまった場合 (1)著作権者等からの民事上の請求 著作権を侵害された著作権者等権利者は侵害者に対して下記のような民事上の請求をすることができます。 この場合、相手方に故意・過失がある必要はなく、 単に著作権の侵害または侵害のおそれがあれば差止請求をすることができます。 これは損害賠償の請求と並行して請求することもできます。 (2)著作権法違反の罰則 著作権法に違反すると、民事的な請求のほか、刑事罰を科されることになります。 著作権の侵害をした者は10年以下の懲役または1000万円以下の罰金に処せられ、懲役と罰金がともに科されることもあります(法119条)。 また、法人や個人事業の代表者や従業員がその法人や個人事業主の業務に関して侵害を行った場合には、行為者とともに処罰されます(法124条。 両罰規定)。 この場合、 個人事業主は上記の処罰、法人は3億円以下の罰金を科されます。 また、 引用・転載に当たり出所を明示しなかった場合には、50万円以下の罰金に科されます(法122条。 両罰規定あり)。 意外かもしれませんが、著作権法違反に対する刑事罰はこのように大変厳しいものになっています。 十分に注意しなければなりません。 まとめ インターネットが発達し、自分名義・自社名義での情報発信が簡単になった反面、それに伴う著作権侵害などのリスクも冒されやすくなっています。 著作権侵害は民事的にも刑事的にもかなりリスクの高いものです。 安易に他人が作成した著作物を無断で利用すると、思わぬ結果を招きかねません。 本記事を参考にしていただき、他人の文章や画像などを利用する際には十分な注意を払って下さい。 あなたは、これらの問題に頭を抱えてはいませんか?• 契約書において、自社の権利がきちんと守られているか心配である• 取引先が、想定外のクレームをつけてきて、売掛金を払ってくれない• 従業員から残業代を請求されているが、どう対処したら良いか分からない• 経営によって発生する様々な問題について、気軽に相談できる弁護士がいない どのように解決していくべきかをイメージできず、きっとお困りのことと思います。 ベリーベスト法律事務所の顧問契約なら、月3,980円〜から、『法律の専門家』によるサポートがまとめて受けられます。 リスクを早期発見・予防できるだけでなく、書類作成に時間をとられたり、余分な税金を払ったりといったことも防げるようになります。 明日からは、本当に大切な業務にだけ集中してみませんか? カテゴリー• 101• 153• 190• 129• 118• 135• 361•

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イラストや画像の著作権侵害の判断基準は?どこまで類似で違法?|咲くやこの花法律事務所

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人気ゲーム「艦隊これくしょん」(艦これ)のTVアニメが放送されることになっているようですが、そのPVが先行公開されました。 そうしたところ、一部シーンがシュールだとして、インターネット上でその画像を用いたコラージュ作品が大量にアップされるという事態になっているようです。 これについては、著作権侵害ではないか?という指摘もあるのですが、実際はどうなのでしょうか。 コラージュ画像は、もともとの画像の一部を削除したり、別の画像を重ねていたりするため、著作者の同一性保持権を侵害しています。 たとえば、音楽をCDからコピーすることは原則的には複製権侵害になります。 しかし、音楽をコピーしても普通は問題にされないのは、それが私的利用の範囲にとどまっているからで、私的利用なら著作権者の許可が不要だからです。 私的利用とは、個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用することですが、インターネット上に公開すること=全世界に公開するということなので、私的利用の範囲に含まれません。 コラージュ画像は、艦これの画像を勝手にコピーしてインターネット上に公開しているものなので、複製権を侵害することなります。 ちなみに、コラージュ画像は、艦これの画像だけではなく他のキャラクターなどが組み合わされています。 そのため、そのキャラクターを勝手に複製しているという点でも複製権侵害があることになります。 著作権には翻案権という権利が含まれています。 翻案権とは、簡単にいえば、表現の本質的な特徴を変えることなく表現形式を変更することができる権利のことです。 コラージュ画像は、表現の本質的な特徴を変えていないからこそ「面白い」として大量にアップされているものです。 そのため、翻案権も侵害することになります。 このようなコラージュ画像は、著作権を侵害しているといえそうです。 *著者:弁護士 (法律事務所アルシエン。 インターネット上でされる誹謗中傷への対策、炎上対策のほか、名誉・プライバシー関連訴訟などに対応。 ) *出典:YouTubeより「艦隊これくしょん -艦これ- 先行PV第壱弾」 最新の投稿• Topics• 弁護士一覧• 【無料法律相談の質にこだわる】【24時間・365日受付・土日祝日・早朝や深夜も対応可能】【弁護士7名・司法書士1名所属】【全国対応可能】 迅速な対応、わかりやすい説明、徹底した報告を軸に、アイデアと馬力を駆使して、皆さまのために戦います。 今まで取り扱ってきた案件は多岐にわたりますが、男女トラブル、不当要求への対応及び刑事事件に特に力を入れております。 他の事務所では話も聞いてくれなかった、という声を耳にいたしますが、皆様のお話をきちんとお伺いしなければ問題解決の糸口が見つかるはずもありません。 まずはお気軽にご相談いただきたく思います。 弁護士となってから、数々の不倫・離婚問題に携わってまいりましたので、不倫問題・離婚問題はお任せください。 迅速に対応いたします!LINEでの相談も承っております。 facebookページ.

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著作権を侵害せずに文章や画像を引用・転載する方法

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どうも!藤代です。 先日から募集していた、 藤代の個別コンサルですが、 多くの方にご参加いただきました! 本当にありがとうございました。 また、ご相談メールやご質問メールを 送ってくださった方もありがとうございました! 今回は見送って自分で頑張ると決めた以上、 絶対にあきらめずに稼ぎましょうね! 今後もアドセンスで稼ぐ為の情報を バンバン配信しますので、 ぜひ参考にしてくださいね! さて、今日はアドセンスブログで もっとも気をつけなきゃいけない 「著作権について」 めちゃくちゃリアルな事例をご紹介します。 というのも、 アンリミの小林さんがツイッターで ある記事を紹介してました。 内容としては自分で作成して無料で公開しているイラストを 他のサイトに無断転載されたので損害賠償請求を起こしたというもの。 結果、サイト側に支払い命令が下ったという案件です。 で、この事例で面白いのが、 サイト側の主張ですね。 「無料で公開されたイラストは誰でも閲覧でき、 ネットの情報が拡散するのは周知の事実。 yahoo. 言わんとしてることもわからないでもないです。 でも、判決としては、次の通り。 yahoo. 「みんなやってるんだからいいだろ!」 って言ってるようなものですからね 笑 で、実際、イラストをパクったサイトは複数あったようですが、 そのすべてに示談なり損害賠償請求なりを 行ったようです。 この話を聞いて、あなたのサイトは 「100%大丈夫!」 って言いきれますか? 絶対に100%平気ですか? もし、少しでも後ろめたさを感じたのなら、 今すぐその記事の画像を削除してくださいね! たかが、画像で賠償命令とか 笑い話にもなりませんからね・・・。 ルールはきちんと守って運営しましょうね! さて、ここまでなら、 ただの著作権の話で終わるんですが、 さらにこの話には面白い続きがあります。 実はサイト側がこのイラストを使っても 損害賠償請求されない方法があったんですよ!! でも、その方法を使っていなかったから、 支払う必要のない賠償金を払うことに・・・。 というのも、問題の無料イラストはツイッターで 公開していたものでした。 で、ツイッターって、 人のつぶやきや画像を転載する「埋め込みコード」 っていうのがあるんですけど、 これでサイトに埋め込んでいたら 著作権違反にならなかった案件なんです。 というのもツイッターの規約として、 ツイッターに投稿したコンテンツは 埋め込み機能でコピーされることに同意したものとする。 ってニュアンスの規約があるんです。 つまり、ツイッターに投稿するってことは ネット上のいろんな媒体に埋め込み機能で 埋め込まれるから覚悟しろや!! ってことです 笑 なんとなく、当初のサイト側の主張と被りますよね 笑 なので、埋め込み機能を使用して ツイッターのつぶやきを転載するのはOKなんです。 でも、サイト側は「埋め込みコード」を使わずに 画像を切り抜いて使ってしまったのでアウトというわけです。 たかがこれだけの差で、 損害賠償を請求される羽目になるとは・・・。 さっきも言いましたがルールは守りましょうね・・・。 そして使用する媒体のルールはよく理解しておきましょうね。 分からないことは、 そこいらのブログで調べるのではなく、 きちんとした情報源(規約など)で調べて、 それでもわからない場合は使用しないようにしましょう。 たかが画像ですから・・・。 そこにこだわりすぎる必要はありませんよね! こういうのって、 更新せずに存在すら忘れてるブログとかが 一番厄介なので、ブログを複数持っている方は きちんと整理しましょうね! それでは! 編集後記 一応、記事のURL貼っときますー!.

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