腰椎 すべり 症 体操。 第7回 すべり症とその治療|脊椎手術.com

腰椎すべり症の運動・体操 :腰椎すべり症の運動・体操

腰椎 すべり 症 体操

「変性すべり症」の治療には、主に 「薬」と 「手術」があります。 薬は、 「非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)」、「アセトアミノフェン、オピオイド鎮痛薬」、「プレガバリン(神経障害性疼〔とう〕痛治療薬)」などが使われます。 また、痛みが強い場合は、神経や神経の周辺に局所麻酔薬を注射して、痛みをなくす 「神経ブロック」が行われることがあります。 手術には2つの方法があります。 1つ目は 「除圧術」です。 麻酔をした後、背中の皮膚を縦に切開して圧迫部分の背骨などを切除します。 そうすることで、馬尾や神経根への圧迫を取り除くことができます。 2つ目は 「固定術」です。 脊椎が不安定だと、除圧だけでは再発の可能性があるとして、除圧術に加えて、脊椎の「固定術」を行うこともあります。 変性した椎間板の一部を摘出し、摘出した箇所に自分の骨や、人工物を移植した後、チタン製のスクリューとロッドで固定します。

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腰椎すべり症の運動・体操 :腰椎すべり症の運動・体操

腰椎 すべり 症 体操

多くの場合は腰椎に生じますが、頸椎や胸椎でも起こることもあります。 このすべり症とはどういったものなのでしょうか? 背骨の椎骨と椎骨がずれている状態なので、骨のズレが治らないと。 『痛いままなのではないだろうか・・・』 『痛みは治るのであろうか・・・』 と不安になりますよね。 そこで、今回はすべり症の治療について話していきたいと思います。 すべり症と診断されても、痛みを感じていない人もいるし、痛みが改善する人もいます。 ですので、今回はすべり症について紹介して、 『すべり症でも改善するんだ!』と思って頂けたら嬉しく思いますので、本日もよろしくお願いいたします。 1 すべり症の治療には何があるのか? すべり症の治療は、その症状に合わせて選択されます。 大きく分けると、保存的治療法と手術による方法の二種類があります。 保存的治療法は安静を始め、コルセット着用などの消極的な方法から、リハビリテーションの分類になる積極的な脊柱へアプローチする徒手的療法まで幅広く存在します。 手術による方法は、言葉通り手術によって症状を治そうとする考えです。 2 すべり症の保存的治療について これより、現在主に行われている治療法を以下にお伝えします。 症状が強いときは安静や痛み止めなど薬物による治療を行う事があります。 薬は痛み止めだけではなく、症状に応じて血行を改善させる薬を使用することもあります。 血流を改善させることで、すべり症の症状である間欠性跛行 かんけつせいはこう: 長距離を連続して歩けないが、しばらく休むとまたしばらくは歩ける に効果があることがあります。 薬剤を用いる治療では、内服だけでなく、神経ブロック 麻酔など を行う場合もあります。 下肢の痛みがとても強い場合などは、疼痛の原因となっている部位へブロック注射のように薬を注入する事もあるでしょう。 ブロック治療には、• 神経根 しんけいこん 部に行う神経根ブロック• 脊髄の硬膜 こうまく:脳や脊髄を覆っている膜 の外側に薬剤を注入する硬膜外ブロック があります。 神経根ブロックは、よりピンポイントにブロックを行うため、効果が高いと言えますが、根部を確認するときに疼痛を伴うことがあります。 症状が短期間に改善しない場合はリハビリテーション 理学療法など も併用されます。 リハビリは主に治療体操、ストレッチなどを行う運動療法、温熱や電気を用いる物理療法などがあります。 その他に治療者が専門的な手技を用いる徒手的療法もあります。 また、症状を出しにくい動作を獲得するための、日常動作訓練や、職業的な動作訓練なども行います。 コルセットを用いて脊柱の動きを制限する装具療法もよく行われる方法です。 3 すべり症の手術について 多くの場合、保存的療法で改善し、日常生活を送ることができるようになりますが、症状が強い場合は手術が必要なこともあります。 3-1 すべり症の手術の適応は? 椎骨が滑ることで、神経に強い圧迫を与えると神経症状が強く出現します。 特にひどい場合は、下肢の筋力低下などの麻痺症状や膀胱直腸障害などを起こすことがあります。 また、脊柱管狭窄症の症状で有名な間欠性跛行の症状が強く出現することがあります。 保存的療法を行っても、• 疼痛が強くなっている• 歩行障害が強い 間欠性跛行など• 日常生活が自立できない できても努力を要する• 膀胱直腸障害を生じている• 下肢の筋力低下など麻痺の症状が強くなっている このような場合は手術の適応となるでしょう。 保存的な療法で日常生活は維持できていて手術の絶対的必要性があまり高くない方が、日常生活以上の活動性を希望する場合も手術の適応となります。 3-2 すべり症の手術の方法は? 脊柱管狭窄症などの脊椎疾患と基本的には同じ考え方です。 主な手術の方法は二種類あります。 一つ目は圧迫している部分を除圧する• 二つ目は不安定な障害部位を固定する です。 神経を圧迫している椎弓 ついきゅう、脊椎の一部 を削る、切除するなどを行って神経への圧迫を取り除きます。 内視鏡を用いて行う低侵襲 生体を傷つけることが少ない の方法もあります。 椎骨が滑っている状態ですから、不安定性を伴っていることも多く、除圧しただけでは不十分なこともあります。 このような場合は金具などを用いて、不安定性のある部位を固定します。 固定すると椎骨が滑ることがなくなり 少なくなり ますから、神経への圧迫を最小限にすることが可能となります。 具体的な手術方法は、病院の方針、担当医の判断、執刀医の得意とする術式がありますから、どこでも同じ方法というわけではありません。 手術を受ける病院で確認する必要があります。 4 すべり症は手術しなくても治る。 なんで? 保存的療法ですべてが解決するわけではありませんが、多くの場合手術を必要とせず症状は改善します。 改善する理由はいくつかあると考えられますが、共通しているのは神経への圧迫が解放された 少なくなった ということが言えるでしょう。 椎骨は滑っていますから、再び正常または正常に近い位置に移動することも考えられます。 運動療法などの治療を行うことで、脊柱のアライメント 骨と骨の角度など が正常化する場合などもあるでしょう。 日常生活動作の方法を変えたり、仕事の内容を変更したりするなどで腰への負担を下げることによって改善させる可能性もあります。 このように一時的、可逆性のある状態では手術を必要とせずに症状が改善すると言えるのです。 5 すべり症を治す為に有効と言われている治療方法 では、手術を用いない方法で、効果のある治療方法をいくつかご紹介します。 保存的な治療法の中では障害部位に直接的にアプローチする積極的なものです。 すべり症はすべて同じではなく、状態も違います。 脊柱に積極的にアプローチする手技を受ける前には医師の診察を受け、画像検査で状態を確認してもらいましょう。 医師の診察を受けずに徒手的療法を受けることで、時に危険を生じることもあるので注意が必要です。 5-1 AKAという手技 AKA エーケーエー 、ArthroKinematic Approach、関節運動学的アプローチのことです。 この治療法は、運動学に基づいて異常な関節の動きを正常化する方法となります。 正常な関節には、関節の遊び、関節面の滑り、回転、回旋などの動きがあります。 徒手的手技を用いて、これらの正常な運動を促します。 主に骨盤にある仙腸 せんちょう 関節を中心に行い、必要に応じて他の関節にも施術します。 多くの脊柱の症状に効果を出している手技です。 AKAはAKA認定医師によって行われますが、医師の数が少ないのが現状です。 AKAの技術を持った理学療法士などもいますので、医師の指示のもとリハビリで治療を受けることも可能です。 5-2 マッケンジー法という治療方法 マッケンジー法は脊柱疾患 腰まわりの痛み を中心によく用いられる手技です。 すべり症に対しては禁忌 きんき・・適応ではない、避けなければならない と考えられることもあります。 しかし、実際の臨床ではマッケンジー法が良く反応して改善する例があります。 脊柱の伸展 背中を反らす 運動が有名ではありますが、状態を総合的に評価して行う治療法です。 あなたのすべり症に適した症状に対して、『どんな方法が良いのかを見極める』事をしてくれる治療法になります。 マッケンジー法の認定資格をもった理学療法士の治療を受けるのがいいでしょう。 5-3 カイロプラクティック いわゆる整体と呼ばれる治療法の一種です。 カイロプラクティックは脊柱など体のゆがみを整え、体の不調を改善する方法です。 もともとアメリカで考案された手技です。 すべり症についての専門的知識と経験が豊富なカイロプラクターであれば脊柱のアライメントを正常化または改善させることで、すべり症の症状を軽減することが可能でしょう。 本場アメリカではカイロドクター 医師 も存在し、医療的な治療法として確立していますが、残念ながら日本では民間資格の存在はあるものの医療行為として認められていません。 日本においても専門の学校で学んだり、アメリカへ留学したりして高いレベルの技術をもつカイロプラクターは存在しますが、民間資格すらもたずに開業している場合もあるので、施術を受けるときは注意が必要です 特に脊柱疾患を持っている方。 5-4 マッサージ マッサージ、あんま、指圧はまとめてマッサージと呼ばれることが多いようです。 マッサージは東洋医学 いわゆるツボなど の考えで行われるもの、西洋医学 一般の病院で行われているもの の考えで行われるものなどがあります。 専門的なマッサージはあん摩マッサージ指圧師が行っています。 東洋医学の経穴 ツボ についての知識を習得しています。 病院のリハビリで医師の処方のもと理学療法士が行う場合もありますが、基本的には西洋医学的なクリニカルマッサージが多いでしょう。 病院にあん摩マッサージ指圧師が勤務しているところもあります。 すべり症の原因の一つとして、異常な筋の緊張 力が入ってこわばっている が姿勢の崩れの原因となり、この影響で脊柱に異常を生じということがあります。 また、腰部に起こった疼痛のために筋に異常な力が働き、すべり症の悪化につながる場合などもあります。 マッサージによって異常な筋の緊張を下げたり、筋の疼痛を軽減したりすることですべり症の症状改善を促します。 正式な治療的マッサージを行うためには、医師をはじめ、あん摩マッサージ指圧師、理学療法士 医師の指示監督下 の国家資格が必要です。 無資格でマッサージ類似の行為を行っている場合もありますので、注意しましょう。 6 まとめ 今回はすべり症の治療法についてお伝えしました。 すべり症の症状、状態はさまざまですので、医師と相談の上で適切な治療法を選択しましょう。 すべり症は早めに対策をすれば手術をせずに改善させる可能性も十分にあります。 適切な治療を速やかに開始しましょう。 すべり症はスポーツが原因で起こった脊椎分離症が誘因となって起こることもあります。 分離症を持っている方はすべり症に移行してしまう危険性もあります。 なので、日ごろから神経症状の有無に注意を払う必要があるでしょう。 あなたのすべり症の症状が軽減・改善することを心より願います。 必ずしも背骨の椎骨がすべっている事が『痛み』に直結しているわけではない。 という事を思って欲しいと思います。 何故かというと、日常生活の中で、痛くない時があるはずだからです。 骨がずれていることによって、痛みが生じているのであれば、 比較的、どんな時でも痛みを感じていてもおかしくないでしょう。 でも、痛みが感じない時もある。 という事は、骨がずれてしまっている影響による痛みの可能性が低い。 と言えるのではないでしょうか。 なので、 必ずしもすべり症と診断されたからと言って、へこむ必要はないのかなぁと思う次第です。 あなたの腰の痛みも必ず解決することはできると思います。 諦めずに治療をつづけてほしいなぁと思います。 mamotte運営管理者で理学療法士の平林です。 このサイトはPT・OT・STのリハビリテーションの専門家のみが監修しており。 リハビリのプロの視点から【正しい情報や知識を伝える】事をモットーにしています。 医療は、あらゆる情報が飛び交っており、情報過多の状態です。 その中で信憑性があって、信頼できる情報はどれくらいあるのか?甚だ、疑問を感じる事でしょう。 そこで、当サイトは、リハビリのプロの視点からのみで作成した内容にする事で、【正しい情報や知識を伝えてきたい】と願っています。 このサイトを通じて、あなたの体の症状の悩みが解決できたら嬉しい限りです。 少しでもこのサイトがあなたの力になれるように精進していきたいと想っております。 よろしくお願いいたします。

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腰椎すべり症の人が体操を行うときに気を付けるべきポイントとは?

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抄録 【はじめに,目的】腰椎変性すべり症に対する運動療法の効果に関する報告は少ない。 また,腰椎変性すべり症は屈曲位や伸展位で画像上すべりが変化することがあるが,すべりの程度と症状との関連性に関しての報告は少ない。 今回われわれは,腰椎変性すべり症に対する運動療法における適切な運動方向と画像上のすべりの戻りとの関連を調査した。 【方法】当院にて運動療法を行った腰椎変性すべり症16例,男性2例,女性14例,年齢66. 3歳を対象とした。 後屈・前屈・側方の反復運動で症状が改善する運動方向を診断し,後屈改善型・前屈改善型・側方改善型に臨床分類して,運動処方を実施した。 また,腰椎側面レントゲンを中間位・屈曲位・伸展位にて撮影し,Taillard測定法に準じてすべり率を測定した。 中間位に対するすべりの戻り(5%以上)により伸展戻り型・屈曲戻り型・変化なし型に画像分類し,臨床分類に対する画像分類の関連性を検討した。 疼痛は初回と6ヶ月後のVisual Analog Scale(以下VAS)・Roland-Morris Disability Questionnaire(以下RDQ)・鎮痛剤使用の有無で評価した。 介入効果判定には,ウィルコクソン順位和検定を使用し比較した。 【結果】全例が前方すべりで,すべりの平均は20. 後屈改善型10例中,伸展戻り型3例・屈曲戻り型4例・変化なし型3例であった。 前屈改善型5例中,伸展戻り型0例・屈曲戻り型1例・変化なし型4例であった。 側方改善型1例中,伸展戻り型1例であった。 VASは初回55. 7点と低下し(p<0. 01),RDQは初回8. 3点,6ヵ月2. 01)。 鎮痛剤の使用は,初回8例,6ヵ月1例であった。 【結論】VAS・RDQともに有意に改善し,鎮痛剤を使用しなくなった症例も7例あり,運動療法は有用と思われた。 しかし,運動方向とすべりの戻りが一致する症例が4例,運動方向とすべりの戻りが一致しない症状が5例,変化なし型が7例であり,臨床分類と画像分類の間に明らかな関連性は認められなかった。 また,後屈改善型が16例中10例と最も多く,腰椎変性すべり症に対する運動療法として,屈曲体操群・コントロール群に対し,伸展体操群の治療成績が優位に高い,という過去の報告と一致した。 椎間板の髄核は伸展運動で前方に移動するという報告や,すべりが発生する症例には,椎間板変性が認められる,という報告から,後屈体操による髄核の前方への整復が疼痛軽減に働いたと考えられる。 前屈改善型に関して,すべりは脊柱管や椎間孔を物理的に狭窄し,神経根を圧迫させるという報告や,屈曲運動は椎間孔の直径・脊柱管の容積が増大するという報告から,前屈体操により,椎間孔の直径・脊柱管の容積を増大させることが疼痛の軽減に働いたと考えられる。 つまり,腰椎変性すべり症の運動療法による症状の改善は,すべりの戻りだけでは説明できず,椎間板やその他の要素が関連していることが示唆された。

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