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cinefil連載【「つくる」ひとたち】インタビューvol. 「エンターテインメント!」を合い言葉に、長年に渡って企画と脚本を練って走り続けてきた前田哲監督と、プロデューサーの石塚慶生さんに、企画が動き出すまでのお話や、脚本作りやキャスティング、映画作りで大切にしていることなどのお話をお聞きしました。 前田:デビュー作の『ポッキー坂恋物語・かわいいひと』(98)の脚本家でもある、 松竹のプロデューサーだった榎望さんから「これからの若手のプロデューサー」ということで石塚さんを紹介していただいたのが最初の出会いでしたね。 松竹入ってすぐの頃ですよね? 石塚:そうですね。 そう考えると、ずいぶん前ですね。 松竹入って15年位なんで。 ーー結構長いお付き合いなんですね。 石塚:僕が35歳くらいの時じゃないですかね。 もうあっと言う間ですね(笑)。 ーー前田監督はなぜ今回の原作(企画)を石塚プロデューサーに持っていったのでしょうか? 前田:簡単に言うと、違う企画を石塚さんと進めていたんですけど、それがダメになってしまったんです。 その後、石塚さんが「勝負しないとですね」って言ってくれて、企画を30本、原作を漫画でもリメイクでも良いから企画を出すことになったんです。 色々相談したんですけど、最終的に 難しい 、ってなったんです。 1度目が頓挫して、そんな中、石塚さんから叱咤激励をいただきまして。 前田哲監督 ーー愛のムチ的な(笑)。 前田:逆に言うと、ちゃんとメジャーをやれる人だろうと思ってくださっていたんですよね。 石塚さんが「メジャーじゃなきゃダメだ!」「ヒットするものを作らなきゃダメだ!」「人の心を鷲掴みにするものを!」「感動するものを!」って言ってたところに、「感動もの」っていう言葉がなんか引っかかったんですよね。 実は「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」の単行本が発売されたタイミングで、タイトルが面白いから買っていたんです。 その単行本はどこかにいってしまったんですけど、2013年に文庫本が出たときにまた買ったんですよ。 感動を売りにしている作品だと勘違いしていたので、中々手を付けられなかったんです。 「もうこれは勝負だ!」と思って読んだら、「全然違うじゃん!」「鹿野靖明 すごい!」ってなって、2015年明けてから、石塚さんに「読んでください」って渡したんです。 ーー原作を読んですぐ、石塚さんに共有されていたんですね。 前田:そうです。 石塚さんも読んで「これは凄い!面白い!これで行こう!」ってなったのが2015年の3月か4月かな?そこから企画が始まったという感じです。 ーー石塚さんが原作を読んで惹かれたポイントはどこだったんですか? 石塚:1番はタイトルじゃないですかね。 原作が厚かったので読むのが大変だったんですけど、読み始めたら単なる難病モノでは全くなかったことに気づきました。 見事に考えがリバースしたんです。 それは鹿野靖明という人間と、周りの人間たちの面白さですよね。 あともう一つは90年代のお話だったので、自分の青春時代と近くて、ボランティアをやっている側の人たちに気持ちがシンクロするところがあった事も大きかったです。 脚本作りとキャラクター形成へのこだわり ーー原作から、どうやって脚本にしていったのでしょうか。 前田:脚本は原作とは全く違います。 最初に作った脚本は、原作に近い脚本でした。 1年くらいかけて作ったのですが、結局、メジャーでやるには難しいという判断が出たんです。 これで大泉洋は口説けないぞ、と。 その後、一度仕切り直しになり「鹿野靖明という人物を映画にする」という原点に戻ろうってなったんです。 それから半年くらい待って、誰に頼もうかと考えた時に、知り合いだった「ビリギャル」の橋本(裕志)さんという脚本家に連絡したという流れでしたね。 ーーストーリーもキャラクターも細かな部分までこだわりと愛を感じました。 前田:13稿、1年かけてますからね。 2016年の半ばでまた再開して、そこからまた1年かけて作り始めたんです。 石塚:大泉さんを口説けるほど自身が持てる脚本にするまでは結構時間はかかりましたね。 特に高畑充希さん(安堂美咲役)と三浦春馬さん(田中久役)のキャラクターは、原作の本物のボランティアの人たちから空想した別のキャラクターですし、その人たちの物語にもしたかったので、人物造形にはかなり時間をかけました。 前田:鹿野靖明は実在してましたけど、美咲と田中はフィクションですからね。 石塚:男の子と女の子をどういう性格にしていくのかというのは時間がかかりました。 前田:とはいえ、最初の設定から、石塚さんと「三角関係だよね」って話していて。 石塚:三角関係が1番面白くなるだろうなと思っていて、男二人と女一人というのはある種定番じゃないですか。 『明日に向って撃て!』(69)とか『冒険者たち』(67)とか、全部そうですよね。 前田:そのフォーマットを生かして王道をいくっていうのは、最初からコンセプトとして持っていたんです。 「監督が作りたいものじゃなくて、エンターテインメントで観客にちゃんと届くものにしましょうね」と。 石塚慶生プロデューサー ーー鹿野さんを演じるのは「大泉洋さんしかいない」と心に決めていたとのことですが。 石塚:最初に原作を読んだ時に、もう「大泉さんですよね?」って脚本を作る前から二人で考えていました。 前田:どっちが先にとかではなくて、二人で「大泉洋!」って重なったんです。 「大泉洋さんじゃなかったら暴動起きますよ」って手紙にも書きました。 クレーム来ますよって。 石塚:たまたま二人とも以前仕事をしていて、またいつかお仕事をしてみたい一人だったんです。 本当の鹿野さんはもう少しクールな人だったようですが、大泉さんが演じることによって、コミカルさが盛り込まれた感じはあるかもしれません。 前田:鹿野さんをそのままコピーして物真似をするわけではないので、鹿野さんの本質は変えずに、面白い映画にするためには何かということを選択していきました。 迷ったら「映画として面白い方向に行きましょう!」というのは作品全体の合い言葉でもあったんです。 新しい事実とか出てくると、そっちに寄っちゃうんですよね。 事実って凄いし、重いから。 でも「そうじゃないだろ、面白くするんだろ」って石塚さんが言い続けてくれたから、僕もブレずに進められたんです。 ーーこの作品のエンタメ感は、前田監督と石塚さんだったからなんですね。 前田:二人三脚であり、橋本さんが加わった後は三人四脚でしたね。 現場に入ってからはどうしても監督は孤独になってしまうので、横で(石塚さんが)「エンターテインメントー!!」って言ってくれたのはありがたかったです。 だから走りきれたところもあります。 ーー大泉さん、高畑さん、三浦さんはもちろんのこと、出てくるキャラクターが本当にみんな魅力的でした。 前田:原作に出てくる実際のボランティアの方々の立場や言葉を参考にしつつ、どういう人が鹿野の周りにいたら面白いかと、(脚本の)橋本さんと三人でいろんな案を出しながらディスカッションしてキャラクターを作っていきました。 前田:役にはそれぞれプロフィールが作られているんですよ。 大学生は自分探しにしようとか、美咲は夢を諦めているとか。 そして、それぞれの役にちゃんと俳優さんたちが反映してくれたので、豊かな人物に育っていったんです。 石塚:原作もいろんな人がたくさん出て来て、それぞれが語っていくという構成になっています。 各々がいかに鹿野さんに惹き付けられたのかっていうバックグラウンドとか。 一人一人に物語があるのは、健常者と障がい者の関係性を描く上で必要なことでした。 あとは悩んでいる人が(鹿野の元に)集まってくる、吸引力があるっていうプラスとマイナスの関係性も原作の面白い部分だったので。 そして、いろんなキャラクターをちゃんと丁寧に描くというのが、前田監督の持ち味でもあるし、その部分の技術もすごいある方なので。 ーー確かに。 『ブタがいた教室』(08)や『極道めし』(11)もそうでしたよね。 前田:役者が好きなんだと思います。 今、技術とかって褒めていただきましたけど。 隠れてるものを全部表に出して、観客に届くようにしてくれるのが役者の力ですからね。 ちゃんと納得して、自分の言葉として、自分の声として出してもらうということ。 もちろん追い込んだりしなきゃいけない設定や場面のときもあるけれど、基本的には彼らが、気持ちよく自由に、本当に力を出すことが出来る場を作るってことが一番。 だから現場でも、現場以外でも「大丈夫ですよ~!今日もいけますよ~!」って絶えず気にはしていますね。 ーーそれは役者さんにとっても、より作品に入っていきやすい素敵な環境ですね。 前田:大泉さんと電話で4時間半かけて、1ページ目から本読みをやったんです。 高畑さんとも、三浦くんとも。 「本当にこのセリフで良い?」「これ言える?」「こんな感じどう?」「この時の気分はどうかな?」って。 一緒に映画を作っていることを感じる作業で、面白いし、4時間半というのが「こんな夜更けに電話かよ」って笑い話になるくらい。 それが好きだし、僕はそこが映画作りの 醍醐味だと思います。 石塚慶生プロデューサー ーー石塚さんはいかがですか? 石塚:この業界に入るまで、(映画を)卸して売る人がいるっていうのを知らなかったので、企画制作と、宣伝・営業とは両輪だなって思ったんですよね。 会社という組織に入って、売りやすいもの、お客さんが求めているものを開発して、その商品(作品)をお客さんにどう届けるかっていうのも非常に大事で。 今回みたいに、障がい者の映画を松竹メジャー配給で行うというのも、実はまだ誰もやってなかったけどお客さんのニーズはあるんじゃないかなと。 そんな風に作品を、どう観客に届けることができるかを常に意識しています。 どう予告編を作ったり、ポスターを作ったら良いのかを考えたり。 前田:僕は映画を良くすればいいだけって考えなんだけど、最終的な出口を考えなきゃいけない方だから。 だからいつも伴走して「エンターテインメント!」って声をかけてくださっていたんだなって思います。 前田哲監督 この映画は「観た人の人生を変える」映画 ーーでは最後に、本作を通して伝えたいことや届けたいことを教えていただけますか? 前田:映画にはいろんな要素がいっぱい入っているので、観ていろいろ感じてもらいたいですね。 映画を通して鹿野靖明を蘇らせたかったんです。 鹿野靖明っていうこんなに生命力溢れる人間が居たんだよって。 石塚:受け入れられる「ファミリー映画」になれば良いなと思います。 前田:鹿野靖明はボランティアの人生を変えたんです。 自分探しに来た大学生が、今は福祉の世界で頑張っていたりとか、医者になろうと思ってなかった人が医者を目指したりとか。 「観た人の人生を変える」映画だと思うんです。 映画としての力もあるけれど、それは、鹿野靖明という人間を描いているからで、元々は鹿野靖明のパワーなんです。 生きてるうちもあれだけ影響を与えていたのに、亡くなって、映画になってからもまだ影響してるんですよ。 鹿野靖明は生き続けてるんです。 石塚:自分の見方が変化するのはやっぱり映画を観る理由の一つというか。 世界が豊かになるし、勇気や元気をもらえる。 毎回毎回集大成のつもりで作っているんですけど、本作は監督やキャスト、スタッフ一人一人の総合力が十二分に発揮できた作品ではないでしょうか。 「みんな、観て!」って。 石塚:あともう一つ嬉しかったのは、障がい者の方々が観て喜んでくれたことですね。 鹿野さんのことを憧れていた方とか、本を読んでいた方が、この映画を観て「自分たちのことをちゃんと描いてくれた」って言ってくれたんですよね。 それは本当に報われた気がしましたね。 ーーあと、公開時期も良いですよね。 年末年始は家族と過ごしたり、地元に帰って映画を観に行く人が多いのかなと思うので。 石塚:そういう意味では、松竹映画『男はつらいよ』シリーズとかもかつては年末年始にやってましたもんね。 ーー家族に会いたくなる人もいるかもしれませんね。 前田:会いたくなると思う! 石塚:Twitterを見ていて、(試写で)観た人が「もう1回鹿野に会いたくなる」って書いてあるのがすごい嬉しかったです。 前田:僕は鹿野の人生、鹿野の生き方から希望と勇気をもらったんで、それを映画でもっと広げて届けていきたいです。 《主な作品》『sWinG maN』(00)、『パコダテ人』(02)、『棒たおし!』(03)、『陽気なギャングが地球を回す』(06)、『ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ』(07)、『ブタがいた教室』(08)、『猿ロックTHE MOVIE』(09)、『極道めし』(11)、『王様とボク』(12)、 2019年春に、初のドキュメンタリー映画『ぼくの好きな先生』が公開。 石塚慶生 1969年鳥取県米子市生まれ。 早稲田大学を卒業後、1992年に東北新社に入社し、テレビコマーシャルの制作に関わる。 2003年に松竹に入社し、映画プロデューサーとして『一週間フレンズ。 』(17)、『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』(16)、『ディストラクション・ベイビーズ』(16)、『わが母の記』(12)などを手がける。 あらすじ 札幌で暮らす鹿野靖明(大泉洋)は幼少から難病の筋ジストロフィーを患い、車いす生活。 体で動かせるのは首と手だけで、介助なしでは生きられないのに病院を飛び出し、ボランティアたちと自立生活を送っていた。 夜中に突然「バナナ食べたい」と言い出すワガママな彼に、医大生ボラの田中(三浦春馬)は振り回される日々。 しかも恋人の美咲(高畑充希)に一目ぼれした鹿野から、代わりに愛の告白まで頼まれる始末!最初は面食らう美咲だが、鹿野やボラたちと共に時間を過ごす内に、自分に素直になること、夢を追うことの大切さを知っていく。 そんなある日、鹿野が突然倒れ、命の危機を迎えてしまう…。 youtube. 映画づくりに関わる人たちに、作品のこと、仕事への想い、記憶に残るエピソードなど、さまざまなお話を聞いていきます。 時々、「つくる」ひとたち対談も。 矢部紗耶香(Yabe Sayaka) 1986年生まれ、山梨県出身。 雑貨屋、WEB広告、音楽会社、映画会社を経て、現在は編集・取材・企画・宣伝など。 TAMA映画祭やDo it Theaterをはじめ、様々な映画祭、イベント、上映会などの宣伝・パブリシティ・ブランディングなども行っている。 また、「観る音楽、聴く映画」という音楽好きと映画好きが同じ空間で楽しめるイベントも主催している。 写真:金山 寛毅.

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ヒープリ短縮か延長か地獄のチキンレース

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夫婦が希望すれば、結婚前の姓を名乗れる「選択的夫婦別姓」。 長年、制度の導入が検討されてきたが、保守層の反対などで実現には至っていない。 一方で、変化の兆しも出てきた。 名字のあり方が変わるのか、議論の行方を探った。 野党側からは、「憲法で保障されている結婚の自由を否定し、時代に逆行する驚くべきヤジだ」といった批判が出るなど、この一件で、選択的夫婦別姓が、改めて注目を集めた。 予算委員会でも論戦が交わされるなど、議論が活発になっている。 「制度を導入して!」 今月14日には、制度の導入を求める市民団体が国会内で勉強会を開き、与野党の有志の議員およそ40人が参加。 結婚前の姓を名乗るため、婚姻届を出さない「事実婚」を選択した男女が声を上げた。 「思い入れのある名字を変更したくない」 「名字が変わると、キャリアが途切れることになる」 一方、「事実婚」のままだと、不都合なことも多いと訴えた。 「親がいまだに正式な夫婦と認めてくれない」 「延命治療などパートナーに対する重要な意思決定ができない可能性があり不安だ」 「不妊治療の助成が受けられない。 法律婚の仲間に入れないのは苦しい」 「事実婚をしたくてしているわけではない。 法律婚ができないから事実婚をしている」 そして、市民団体は、与野党の議員に対し、制度の導入に向けた法整備を要望した。 「容認」の声は増加 制度の導入を認める声は、広がりつつある。 内閣府が3年前に行った世論調査 2017年11月~12月 男女5000人対象)で、選択的夫婦別姓の導入に必要な法改正を容認する人は42. 反対する人の29. 過去の調査とは調査対象が変わったため、単純に比較できないが、容認する人の割合は1996年の調査開始以来、最も高くなった。 また、夫婦や親子の姓が異なる場合、家族のきずなに「影響がない」と答えた人は64. きずなが「弱まると思う」は31. 5%だった。 抵抗感がある人も ただ、別姓を容認するという人も、自分自身がすぐに別姓を名乗るかというと、そうでもないようだ。 前述の調査で「選択的夫婦別姓の導入を容認する」と答えた人のうち、婚姻前の姓を名乗ることを希望する人は19. 8%にとどまっている。 希望しない人は47. 4%で、その半分以下だった。 また、夫婦の姓が違うと、子どもにとって「好ましくない影響があると思う」と答えた人は62. 6%で、「ないと思う」の32. 4%のおよそ2倍となっている。 法務省 導入検討も実現せず こうした世論を踏まえ、政府内では、選択的夫婦別姓の導入が検討されてきた。 法務大臣の諮問機関である法制審議会は、1996年に選択的夫婦別姓の導入を提言。 これを受け、法務省はこの年と2010年に法案を準備し、国会への提出を目指した。 しかし、いずれも提出は見送られた。 伝統的な家族観を重んじる「保守層」などから反対意見が出されたためだ。 慎重な自民党 その「保守層」から支持を受ける自民党。 党内では、「家族のきずなが薄れるおそれがある」などという意見が根強く、これまで選択的夫婦別姓の導入には慎重な立場だった。 特に、自民党が野党だった2010年の参議院選挙の公約には、夫婦別姓に「反対」と明記していた。 また、去年の参議院選挙の公約では、夫婦別姓に直接言及しなかった。 公示前日に日本記者クラブが主催した各党の党首らによる討論会では、選択的夫婦別姓に賛成なら挙手するよう求められたのに対し、安倍総理大臣だけが手を挙げなかった。 今月の衆議院予算委員会でも、安倍総理大臣は、「国民の中には夫婦の氏が異なることにより、子への悪影響が生じることを懸念する方が相当数いるものと認識している。 引き続き、国民各層の意見を幅広く聞くとともに、国会における議論の動向を注視しながら慎重に対応を検討したい」と述べている。 「家族が壊れる」 ではなぜ自民党内では、選択的夫婦別姓に反対する意見が根強いのか。 保守派として知られ、2009年に選択的夫婦別姓の導入に反対する請願を国会に出した山谷えり子・元国家公安委員長は、制度を導入すれば、伝統的な家族観が壊れるおそれがあると強調した。 「選択的と言えども、別姓を認めるとなると、家族のファミリーネームの廃止を意味し、家族のいろんな文化やきずなが壊れていくのではないかと思う。 ファミリーが個人個人に分断されていってしまうこととニアリーイコール(ほとんど同じ)になっていくんだと思う。 家族観が変わってくる」 そして夫婦別姓を導入すれば、家族をめぐるさまざまな課題が出てくる可能性があると指摘した。 「別姓を認めると、結婚してる夫婦なのか、事実婚なのか、恋人同士なのかよく分からなくなる。 結婚の価値がおとしめられ、離婚のハードルも低くなるかもしれない。 子どもの姓をどうするのかという問題も出てくる。 お墓の問題、子どもの福祉、戸籍制度のあり方の視点からも難しい問題をはらんでいる」 変化の兆しも しかしそんな自民党にも、変化の兆しが見え始めた。 冒頭で取り上げた、制度導入を求める市民団体の勉強会には、立憲民主党の枝野代表など野党の党首らのほか、野田聖子 元総務大臣など4人の自民党の議員も参加し、「自民党内にも賛成する意見は多い」などと訴えた。 第一子が誕生した小泉環境大臣も先月、選択的夫婦別姓について、「1人1人の価値観に基づき、生きやすい社会をつくりたい。 日本では、選択肢を増やすことにすら抵抗があるが、選択肢があることは、私が考える社会像としては望ましい方向性だ」と述べ、導入に前向きな考えを示した。 さらに、保守派として知られる稲田幹事長代行も今月、選択的夫婦別姓について、「少子化が進む中で、家名を継ぐために、別姓を認めてほしいという人も出てきている。 タブー視されてきた問題も議論することが重要ではないか」と述べた。 稲田氏が共同代表を務める、党の有志の女性議員で作る議員連盟では、来月上旬に制度の導入を求める市民団体を招き、要望を受けることにしている。 「通称使用拡大で対応を」 こうした動きに対し、山谷氏は、あくまで旧姓の通称使用の拡大で対応していくのが現実的な解決策ではないかと指摘した。 「『ファミリーネームは必要なく、氏は個人に所属する』という考え方を持つ人が時代の流れの中で出てきているのだろうと思うが、通称使用の拡大の工夫をさらにできる余地があるのに、今すぐに『えいや』とやってしまうと、社会の基礎単位の家族が難しい状態になっていくと思う。 『通称を使用したい』という人たちが増えていることも事実なので、通称使用の拡大を現実的な解決策としてやっていくことがいいのではないか」 伝統か多様性か 夫婦が同じ姓を名乗る制度は、明治時代の1898年に施行された民法で、「夫婦は家を同じくすることにより、同じ氏を称する」とされたことに始まり、100年以上、続いている。 一方で、価値観の多様化や一人っ子の増加で、結婚前の姓をそのまま使い続けたいと望む人も増えている。 夫婦同姓を法律で義務づけている国について、法務省は、国会で、「把握している限り、我が国以外にはない」と答弁したこともある。 伝統的な家族観を維持していくのか。 それとも多様性を認めていくのか。 2015年12月、最高裁判所は、夫婦別姓を認めない民法の規定について、憲法に違反しないとする初めての判断を示す一方、「制度のあり方は国会で論じられ、判断されるべきだ」と指摘した。 多くの政党が選択的夫婦別姓の導入を掲げる中、自民党内で、守るべきとの声が根強い「伝統」と、起き始めた「変化」。 議論の行方を注視していきたい。

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矢部坂秀人の評価 評価 評価 3. 所持コツ• 長所 敏捷ポイントを多くもらえる タッグボーナスやイベントで敏捷ポイントが入手しやすいです。 短所 初期評価が高くない SR最大で60となる初期評価のため、序盤からタッグボーナスを狙いにくいでしょう。 矢部坂秀人のイベキャラボーナス ボーナスリスト Lv35• 初期評価 45• 得意練習出現頻度アップ 1• コツレベルボーナス 2• 敏捷ボーナス 4 Lv45 上限解放• 初期評価 60• 得意練習出現頻度アップ 1• コツレベルボーナス 2• 敏捷ボーナス 4 ボーナス詳細 LV1• 初期評価 15• 得意練習出現頻度アップ 1• コツレベルボーナス 1• 初期評価 25 Lv10• 初期評価 30• コツレベルボーナス 2 Lv20• 敏捷ボーナス 4 Lv30• 初期評価 45 Lv35• 初期評価 50 Lv39 SR上限解放• 初期評価 55 Lv41 SR上限解放• 初期評価 60 Lv43 SR上限解放•

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