赤血球 多い 病気。 以前から血液検査をすると、赤血球が基準値より多いです。ヘモ...

多血症の症状と原因。多血症は、脳梗塞や心筋梗塞のリスクを高めます

赤血球 多い 病気

体重ばれる! まぁこんなことはいいとして。 血液って 『液』と書いているから、 液体のような感じがするけど 実は液体成分と細胞成分が半分ずつなんだ。 細胞成分には ・赤血球 ・白血球 ・血小板 というものがあるよ。 その細胞成分の 90%を 占めているのが赤血球なんだ。 血液が赤いのはこの理由だね。 赤血球の働き そんな細胞成分の中の ほとんどを占めている赤血球! その赤血球について 話をしていくね。 赤血球とは袋みたいな感時になっているんだ。 そして赤血球といったら 絶対に欠かせないものがあるんだ。 それが 『ヘモグロビン』というものだよ。 ヘモグロビン知らずして 赤血球を語ってはいけないんだ! このヘモグロビンというのは 「ヘム」という赤い色素と 「グロビン」というたんぱく質から できているんだ。 ヘモグロビンの話をする前に 赤血球の基準値を知っておこうか。 赤血球の基準値は こんな感じになっているよ。 これは女性の場合毎月月経で 出血しているからなんだよ。 ちなみに赤血球というのは 体の中で毎日作られているんだ。 その数なんと・・・ えぇー!そんなに!? だから採血で毎日血液を採られると 血液なくなっちゃいそうだけど、 集解毎日作られているから安心してね。 次に重要なヘモグロビンの話をしていくね! ヘモグロビンの働き 赤血球の中で重要な働きをしているのが この『ヘモグロビン』というものになるよ。 このヘモグロビンがどんな働きを しているのかというと・・・ 簡単に言うと 『酸素の運搬』 というものだよ。 ヘモグロビンは 酸素とくっついたり離れたりするんだ。 酸素の多い場所では酸素とくっつく、 逆に酸素の少ない場所では 酸素と離れるという性質があるんだ。 だから赤血球は肺で酸素を取り込み 体中の組織に酸素を運んでいるよ。 そこでいらなくなった二酸化炭素を 受け取ってまた肺まで持ってくるんだ。 これがヘモグロビンの大切な働きだよ。 つまり赤血球の大切な 役割といことだね。 少ない理由は? 赤血球の働きがわかったところで、 赤血球の数値を見てわかることを 話していくね。 まずは赤血球の数が少ない理由について! 酸素を運んでいるから酸欠になる? そうだよね。 さっき話したように、 赤血球の大切な働きは 「酸素の運搬」 それをやってくれるのものが 少なくなってしまうから体が 酸欠の状態になってしまうよね。 でもどうして赤血球って 少なくなってしまうと思う? これには2つの理由があるんだ。 こうやって赤血球が少なくんってしまうことを 『貧血』と言っているね。 赤血球って実は寿命があるんだ。 その寿命はだいたい 120日と言われているよ。 毎日たくさん作られて、 新しいものと入れ替わっているわけだね。 だから新しい赤血球が作られないと、 赤血球の数は少なくなってしまうよ。 というのもさっきヘモグロビンっていうのは 『鉄』と『タンパク質』からできていると 言ったよね。 じゃあこの重要な鉄がなければ どうなると思う? ドロドロになるかな。 そうだよね。 実は血液もこれと同じで、 赤血球が多すぎると血液がドロドロ した状態になってしまうんだ。 じゃあもしそのドロドロの血液が 体の中を流れたとしたら? もしかしたら血管を 詰まらせてしまうかもしれないね。 こうやって赤血球が多過ぎるのも 体にとってダメなことなんだ。 なんで多くなる? 多過ぎるのもダメということはわかった。 だけどどうして多くなるかも 重要なことだよね。 なぜ赤血球が多くなってしまうかというと、 単純に作りすぎてしまうということだよね。 これの原因は、 赤血球というのは骨髄という部分で 作られているんだけど、 その骨髄の異常でたくさん作ってしまうか、 もしくは別の部分の異常で、 「たくさん作れー!」っていう 指令が出されているかのどっちかなんだ。 この指令はホルモンが関係しているんだ。 ちなみにこうやって赤血球が多い状態を 多血症と言ったりするよ。 たくさん作れるということの他にも 全体のから見て赤血球の割合が 多くなっている場合もあるよ。 こういう場合は下痢や異常な汗で 水分が失われたり、不規則な生活習慣で 割合が増える場合もあるんだ。 1Lの水に塩が5gとかなら 特にしょっぱくならないけど、 100mlの水に塩を5g入れたら かなりしょっぱくなるよね。 これと一緒だよ。 この場合は水分をしっかりとったり 生活習慣を改善することで 数値が改善することもあるから 気をつけてみてね。

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以前から血液検査をすると、赤血球が基準値より多いです。ヘモ...

赤血球 多い 病気

血液の中に入っている成分なんだよねぇ。 そうだね、赤血球は血液の中に含まれているとっても重要な3つの成分の中のひとつなんだ。 3つの成分? そう、ポンちゃんも赤血球と白血球、そして血小板という言葉を聴いたことがあるよね。 うん、赤血球も白血球も学校で習ったことがあるよ。 でも血小板っていうのは聞いたことがあるような気もするけれど、まだ習ってないような気もするな。 血小板は血液を固める成分のひとつ。 血小板も白血球もとても重要な成分のひとつであることには変わりないんだけどね。 ただし今回は血液細胞の中でも、その比率が全体の約99%を占めると言われている 「赤血球」の働きや割合、そして赤血球が少ない時はどのような状態になっているのか?などについてチェックしていくよ。 赤血球って血液の赤い成分のことでしょ?この赤血球ってどこからやってきたの? おっ!早速質問だね。 赤血球は確かに血液の赤い成分のこと。 血液が赤いのは誰もが知っているけれど、この血液が赤色に見えるのは赤血球が含まれているからなんだね。 そしてもうちょっと細かく内部を見ていくと、赤血球が赤い色をしている原因であるヘモグロビンという成分にたどりつくんだ。 ヘモグロビン? そう、このヘモグロビンは赤い色素を持つ組織で、血液中にこのヘモグロビンの濃度がたっぷり含まれるようになると、血液は鮮やかな赤い色となりヘモグロビンの濃度が低下するとやや暗い赤色を帯びるようになるんだよ。 赤血球はね、血液細胞のひとつ。 これは白血球も血小板も同じ。 そして、この血液細胞を作り出しているのが 「赤色骨髄」と呼ばれる場所なんだ。 特に骨髄バンクという言葉は耳にしたことがあるかもしれない。 赤血球が誕生する場所でもある赤色骨髄は骨の中心部分にあるんだ。 じゃあ、体中の骨から赤血球は作られているの? そうだね、体中にある骨は毎日毎日たくさんの血液細胞を作り出しているんだよ。 そしてこの赤色骨髄が赤血球を作り出すスピードは、実に1秒間に約200万個もの赤血球を作り出しているんだ。 特に赤血球の役割として重要な役割は酸素の運搬という役割があるんだよ。 赤血球の内部には多くのヘモグロビンと呼ばれる鉄分を主成分とする物質が含まれている。 このヘモグロビンは酸素と結びつく性質を持っている為、ヘモグロビンが酸素と結びついて赤血球内部に入り込む形で全身に酸素が送り届けられているんだ。 そうだね、実際にヘモグロビン分子は普通の顕微鏡を使って見てもしっかり確認できないほど小さなサイズなんだよ。 赤血球の数はとってもたくさんの数があるのはわかったんだけどね。 1秒間に200万個も赤血球が作られ続けていたら体中赤血球だらけになってしまうような気がするよ。 そんなにたくさんの赤血球を作ってしまっても大丈夫なの? うん、確かにそうだね。 赤血球はほぼ休みなく赤色骨髄から大量の赤血球が絶えず生産されている。 赤血球がとても多い人に発症する疾患の代表として実際に 「多血症」と呼ばれる病気もある。 でもね、赤色骨髄からつくりだされた赤血球の細胞が全て生き残るわけではないんだよ。 血液循環の途中で亡くなってしまったり、逆に赤血球の製造が上手にできなくなる時もあって血液中の赤血球数が減少してしまうようなケースもあるほどなんだ。 そしてね、赤血球には我々と同じように寿命 じゅみょう もあるんだよ。 そしてこの赤血球は毎日のように寿命をむかえて減少していく成分でもあるんだよ。 尚、赤血球の平均的な寿命は120日前後であると言われている。 と言うことは120日前近辺に生み出された大量の赤血球は、一気に寿命を迎えてなくなっていくんだね。 そうだね、実際に赤血球は寿命だけでなく、心臓から血液とともに送り出されて体内を循環している間にも亡くなってしまう赤血球もたくさんいる。 また怪我をして傷口が出来てしまった時は、赤血球と同じ血液中の成分である血小板が活動して出血を止めるけれど、血小板の活動だけで傷口が塞ぎ切れないような時は、血漿中の 「フィブリノーゲン」と呼ばれる成分が分解されて 「フィブリン」となり、赤血球を捕まえて傷口を塞いだりしている。 このように赤血球は、絶えず誕生し様々な場所で使用されたりしながら寿命を迎え死滅していくサイクルを繰り返しているんだよ。 もし血液検査などを行って基準値の範囲を下回っているような場合は、真っ先に 「貧血症」の可能性を検討していくことになるんだ。 貧血症は女性に多く発症すると言われる疾患のひとつでね、 「再生不良性貧血症」など様々な要因が関与して貧血症を発症しているケースがあるんだよ。 特に女性の場合はね、月経などの関係もあって大量の出血時に赤血球も同時に大量に失われてしまう事になる為、赤血球数値が低い数値を示すようになる。 その為、赤血球を増やす為に、ヘモグロビンの成分の元となっている鉄分を多めに摂取するなど、赤血球を構成する成分から増加させていくことも重要なんだよ。 うん、そうだね。 また食欲がない時など食事から鉄分を補給することが難しいケースではサプリメントなどを利用するのもひとつの手だね。 ここまで赤血球について色々見てきたけれど、実際に赤血球ってどんな構造をしているの? 大きさやイメージがわかないんだけど… 赤血球の構造についてだね。 では一度赤血球の大きさや構造についてここでチェックしてみようか? は~い! まず赤血球の大きさについて。 赤血球の大きさは毛細血管とほとんど変わらない程度のとっても小さなサイズで、直径は約7~8マイクロメートル。 厚さは約2マイクロメートルのサイズで円盤状の形態。 だからね、赤血球が大動脈から中小動脈を通り毛細血管に辿りついたとき、赤血球は毛細血管内で1列に並んで酸素を運搬するんだよ。

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赤血球が少ない病気

赤血球 多い 病気

血液の病気は、全身の倦怠感、息切れ、体重減少、出血、めまい、発熱などといった、体のどの部分の疾患にもあてはまるような症状が主であるために、あいまいで特徴に乏しい傾向があります。 そのためこれらの症状の一つが現れただけでは、血液の病気かどうかは明確にできませんが、複数の症状が同時に現れた場合は、血液の病気の可能性が高くなります。 ほとんどの場合、赤血球数や白血球数、血小板数などの血球の減少が関係しています。 例えば、めまいや息切れがある場合は赤血球数の減少からくる貧血、出血や青あざが生じやすい場合は血小板数の減少が生じている可能性があります。 …鉄分が不足し、ヘモグロビンが十分につくられないために起こります。 …赤血球のもとになる赤芽球が赤血球に発育しないために発症します。 …骨髄の働きが低下し、赤血球などが十分に産生されなくなる病気です。 …赤血球が通常の寿命を待たず、早く破壊されて生じる貧血の総称です。 …骨髄や赤血球の異常ではなく、各種の病気が原因となって起こる貧血です。 …貧血とは逆に赤血球数が異常に多くなる病気です。 …骨髄に線維が増えて、造血機能の低下が起きる病気です。 …正常な白血球が作られなくなる一方、発育不全の異常細胞ががん化します。 …がん化した形質細胞が骨髄内で、周りの骨を破壊しながら増殖します。 …悪性リンパ腫には、細胞肉腫、リンパ肉腫、ホジキン病などが含まれます。 …第8、第9の血液凝固因子のいずれかが欠けて、出血しやすくなる病気です。 血友病 血液中には、12種類の血液凝固因子が発見されています。 この因子は止血には欠かせない物質ですが、そのうち第8、第9の因子のどちらかがかけているために出血しやすくなり、しかも止血しにくくなる病気です。 遺伝性の病気で男子に発症します。 消化管や中枢神経から出血が起こると生命にかかわります。 血友病の症状 ちょっとした怪我でも出血してなかなか止まらない、軽い打撲でも皮下出血を起こし、青あざや血腫ができる、内臓の出血や関節の出血がしばしばみられる、脚やひじなどの関節の出血を繰り返して、間接が変形したりするなどの特徴があります。 血友病の治療 根本的な治療法はなく、一生つきあっていかなければならない病気なので、日常生活において外傷や打撲を受けないように注意することが大切です。 しかし、出血そのものは、欠乏している凝固因子の注射を受ければ簡単に止まりますし、本人が必要に応じて自分で注射することも出来るようになっています。 現在は遺伝子組み換え型の凝固因子が使用されており、以前のようなウイルス感染の危険はなくなりました。 鉄欠乏性貧血 貧血のなかで最も多いものです。 ヘモグロビンの成分はたんぱく質と鉄ですが、体内の鉄分が不足してくると、ヘモグロビンがつくれなくなり、貧血が起こります。 健康な人の場合、鉄は体内に3000〜4000mgあります。 鉄は体内で作れませんから食べ物で供給しなくてはなりません。 ですから出血が続いたり、鉄の供給が不足した状態が続くと貧血が起こってきます。 とくに女性の場合は月経時に大量の鉄を失いますし、妊娠中には胎児の発育に大量の鉄が必要であるため、貧血になりやすい状態になります。 また、、、、などからの出血も、微量で本人が自覚しなくても、長期にわたると貧血につながります。 鉄欠乏性貧血の症状 全身に酸素を運ぶ役目を果たしているヘモグロビンの量が少なくなるので、酸素不足の症状が出てきます。 階段を上るときの息切れや動悸を感じやすくなり、全身の倦怠感、耳鳴り、めまいなども現れます。 足がむくんだり、爪がボロボロになったり、さじ状に逆にそりかえる(プラマー・ビンソン症候群)などの症状もみられます。 鉄欠乏性貧血の治療 疾患による出血の場合は、原因疾患の治療を行ないます。 貧血の症状は、鉄剤を服用すると改善が見られます。 十分な鉄分を補充するためには、鉄剤の服用を2〜3ヶ月続ける必要があります。 また、食生活で、鉄分を多く含む食品(レバー、牛もも肉、卵黄、ほうれん草など)の摂取も心がけます。 巨赤芽球性貧血 赤血球が骨髄で作られる際にはビタミンB12や葉酸が必要となりますが、これらが不足すると、赤血球のもとになる赤芽球が赤血球に発育せず、巨大な巨赤芽球となり、正常な赤血球が減少して貧血になります。 ビタミンB12や葉酸の吸収障害や不足が原因でなるケースが大半です。 ビタミンB12の吸収障害は胃炎や胃の切除術が原因で起こりやすく、他の病気でビタミンを多く使ってしまう場合には不足します。 一方、葉酸の吸収障害は空腸に狭窄や吻合術跡、がんなどがあると生じやすくなります。 アルコールの摂取過剰や野菜不足が葉酸の不足の原因となることもあります。 巨赤芽球性貧血の症状 全身の倦怠感や息切れ、動悸などの一般貧血症状のほかに、したが赤くなってヒリヒリとした感じがします。 また、吐き気や下痢、胃液の分泌低下などが起きます。 症状がひどくなると神経障害が起こり、下肢の感覚が鈍くなって、歩行困難になります。 巨赤芽球性貧血の治療 ビタミンB12が不足していると内服ではあまり効果がないので、注射で補います。 葉酸が不足していれば注射か服用で補給します。 また、鉄が不足することが多いので鉄剤を使用します。 再生不良性貧血 再生不良性貧血とは、骨髄の働きが低下し、赤血球をはじめ、白血球や血小板などが十分に産生されなくなる病気です。 赤血球の減少によって酸素不足になり、貧血症状が生じます。 また、白血球の減少によって感染が起こったり、血小板の減少により血液が固まりにくく、出血しやすくなります。 多くの場合は原因は不明ですが、薬剤や化学物質、放射線、肝炎ウイルスが原因となる二次性再生不良性貧血もあります。 なお、この病気は厚生労働省による難病(特定疾患)に指定されており、認定を受けると治療費は公費負担になります。 再生不良性貧血の症状 全身の倦怠感や息切れ、動悸などの一般的な貧血症状のほか、鼻や歯茎からの出血、などを起こしやすくなります。 また、注射の後に出血がなかなか止まらないこともあります。 再生不良性貧血の診断 血球数(赤血球、白血球、血小板、網状赤血球)を調べる血液検査を行ない、汎血球減少(全ての血球が減少すること)が認められ、また骨髄穿刺と骨髄生検によって、骨髄の細胞密度が低いことが確認されれば、再生不良性貧血と診断されます。 再生不良性貧血の治療 輸血をし、抗生物質や、副腎皮質ホルモン剤、たんぱく同化ホルモン剤を使います。 急激に発症した場合には、造血幹細胞移植療法が行われることもあります。 徐々に起こってこることが多く、この場合、良くなったり、悪くなったりします。 出血を起こさないように注意し、根気よく治療を続ければ、普通に日常生活を送ることができます。 溶血性貧血 生まれつき赤血球に欠陥があったり、自己免疫のために赤血球が多量に壊れて溶けてしまうために起こる貧血のことです。 だるい、息切れ、動悸など、貧血の症状のほかに、黄疸、発熱、腹痛が起きたり、尿が茶褐色になったり、胆石が発生したり、秘蔵が腫れたりします。 病気の種類も多岐にわたり、原因もさまざまですが、先天性の遺伝性球状赤血球症と後天性の自己免疫性溶血性貧血に大別できます。 遺伝性球状赤血球症 赤血球膜を構成するタンパクに先天的な異常があって、赤血球内に血漿成分が浸透し、赤血球が破壊されてしまう病気です。 一般的な貧血症状のほか、脾腫による左上腹部の痛み、高熱、黄疸、の合併などがみられます。 発症のきっかけは疲労や風邪、薬の副作用などです。 自己免疫性溶血性貧血 全ての溶血性貧血の中で最も頻度の高い病気で、厚生労働省による難病(特定疾患)の指定を受けています。 赤血球の膜上にある抗原に対する自己抗体がつくられ、それを標的として免疫作用がはたらくことで、赤血球が攻撃を受け破壊されてしまいます。 だるさ、息切れなど一般的な貧血症状のほか、軽度の黄疸が現れる場合もあります。 長期化すると脾臓が大きくなったり、腹部膨満感や不快感を覚えるようになります。 溶血性貧血の検査 、網状赤血球数、などの血液検査で貧血を確認して、間接ビリルビンや乳酸脱水素酵素(LDH)の上昇も認められれば、溶血が強く疑われます。 また、免疫が関与しているか調べるクームス試験など検査を行って貧血の種類を調べていきます。 溶血性貧血の治療 先天性の遺伝性球状赤血球症の場合、赤血球は脾臓で破壊されるので脾臓の摘出手術を行ないますが、症状が軽度の場合は経過観察をします。 一方、後発性の自己免疫性溶血性貧血の場合は、根本的な治療は困難なので、副腎皮質ホルモン剤や免疫抑制剤を使用する対症療法が行われます。 骨髄線維症 血液を作るのが骨髄ですが、その骨髄に線維が増えて、赤血球の産生量が減ったり、未成熟の血球が作られるなどの造血機能の低下が起きる病気を骨髄線維症といいます。 原因不明の突発性のものと、白血病や悪性リンパ腫などの病気にともなって骨髄の線維化が起こる続発性のものがあります。 この病気は厚生労働省の難病指定(特定疾患)を受けています。 骨髄線維症の症状 貧血症状が現れるほか、脾腫(脾臓の腫れ)、それにともなう左上腹部の張りや痛みを覚えるようになります。 病状はゆっくりと進行しますが、患者の1割は急激に悪化し、白血病などに移行します。 骨髄線維症の診断 貧血があり、顕微鏡検査で血液中に異常な形の未成熟赤血球がみられる場合は、骨髄線維症が疑われますが、診断を確定するにはを行う必要があります 骨髄線維症の治療 続発性の場合は、基礎疾患の治療を優先します。 貧血や血小板減少が著しければ、成分輸血も必要です。 脾腫による圧迫感や痛みがある場合は、脾臓の摘出が必要な場合もあります。 薬物療法としては、タンパク同化ホルモンや抗腫瘍剤であるメルファラン、サリドマイドなどの有効性が報告されています。 急性白血病 急性白血病とは、血球のもとになる細胞の発育が悪いために、正常な白血球がつくられなくなる一方、発育不全の異常細胞ががん化して増殖する病気です。 増殖する細胞の種類によって急性骨髄性白血病と急性リンパ性白血病に分けられます。 2005年に夭折されたミュージカル歌手の本田美奈子さんもこの急性骨髄性白血病と闘っておられました。 AC公共広告機構のCMが流れるたびに、彼女のことを思い出す方も多いと思います。 小児の場合はほとんどがリンパ性となっています。 急性白血病の症状 発症はたいてい急激に起こりますが、長い期間、貧血や出血症状を煩っていた人に起こることもあります。 代表的な症状は、体の倦怠感、顔色が悪い、紫斑、消化管、眼底、泌尿器、鼻腔、歯茎などからの出血などがあげられます。 この病気では、白血球は多くても、成熟した、食菌作用などを持つ白血球は減少するので、感染症(特に呼吸器や泌尿器)や原因不明の発熱などを起こしやすく、また、骨髄の中で病的な細胞が著しい増殖をはじめるため、骨の痛みを訴えることもあります。 急性白血病の治療 骨髄性、リンパ性とも、通常は副腎皮質ステロイド剤や各種抗がん剤を組み合わせた化学療法を行ないます。 白血病細胞が脳や脊髄に浸潤している場合は、放射線療法が行なわれることもあります。 また、最近では造血幹細胞移植(HLA適合近親者からの移植)のほか、同種(自己)抹消血幹細胞・臍帯血(さいたいけつ)幹細胞の移植も行なわれ、こうした治療法が効果をあげると、急性白血病でも治癒したと考えられる症例も出てきました。 急性白血病の治療中にしばしばみられる骨髄無形成期に、成長因子の併用により、正常骨髄の回復を促す方法が効果をあげています。 多発性骨髄腫 骨髄の中には白血球の一種である形質細胞があって免疫の抗体を作り出していますが、この形質細胞ががん化すると骨髄腫細胞と呼ばれるものになり、無制限に増殖します。 そうなると正常な抗体を減少させて感染しやすくなり、骨髄で作られる血液も減少してしまいます。 多発性骨髄腫の症状 がん化した形質細胞が骨髄内で、周りの骨を破壊しながら増殖するため、背中や腰に痛みがあったり、わずかな力を加えただけで骨折(とくに胸椎や腰椎の圧迫骨折)が起きやすくなります。 そのほか、造血機能に障害が生じて、倦怠感や動悸などの貧血症状が現れたり、出血がおきやすくなったり、原因不明の発熱もみられます。 また、全身骨シンチグラフィーによって疾患部位の判定が行われます。 多発性骨髄腫の治療 抗悪性腫瘍薬を用いた化学療法のほか、腫瘍が局部の場合は放射線療法が用いられます。 形質細胞腫の腫瘍が狭い範囲に限られているときや脾腫があるときは、手術で摘出します。 完全な治癒は難しいですが、適切な治療を行なえば、長期にわたり、普通の生活を送ることができます。 悪性リンパ腫 リンパ組織は身体に入る異物を排除する働きますをしますが、このリンパ組織を構成しているリンパ節、脾臓、扁桃などの細胞が悪性のものになって、無制限に増殖するものが悪性リンパ腫です。 白血病と並んで、代表的な血液のがんです。 悪性リンパ腫には、細胞肉腫、リンパ肉腫、ホジキン病などが含まれます。 悪性リンパ腫の原因 一部のリンパ腫にはウイルスが関係している場合があることがわかっています。 また、慢性甲状腺炎や結核性胸膜炎などのあとにも発症することがあり、慢性的な炎症による刺激も原因のひとつと考えられています。 悪性リンパ腫の症状 リンパ節のある頚部、脇の下、太もものつけ根などが腫れますが、通常は痛みはありません。 全身にがんが広がると発熱や体重減少、寝汗、倦怠感などの症状が現れてきます。 悪性リンパ腫の診断 首筋や足の付け根のリンパ節が腫れてきますが、それらのリンパ節を切除して組織検査を行なって診断を確定します。 また、病変の範囲を調べるために、骨のX線検査やCT検査、超音波検査、などを行ないます。 悪性リンパ腫の治療 転移(がん細胞がほかの臓器に移って、そこでも増殖すること)がない場合は、放射線療法を中心に行ないます。 全身に転移がみられる場合は、抗がん剤などを用いた化学療法を行ないます。 悪性の病気で治療後の経過ははかばかしくありませんが、悪性度や治療開始時期によっては、治癒の可能性も十分にあります。

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