あー僕たちの声が。 「あーッ!」とインパクトで声を出す! 黄金世代の飛ばし技をおじさんゴルファーが試したら“奇跡の結果”が出た!?

アルミン「その後の僕たち」

あー僕たちの声が

Nside... ピコッ 耳ざわりな明るい声 ピコ、ピコッ 鬱陶しいくらい眩しい笑顔 [newpage] 「にのってば!! 聞いてる!? 」 …あーはいはいうるさいうるさい 俺は今このステージをクリアするのに忙しいの。 目線は画面のまま小さく返事を返す するとまたぺらぺらぺらぺら… …朝から元気ですね ピコッ、ピコ 太陽とか、夏とか 人はこの人をそんなふうに例えたりする 確かに、真っ直ぐでキラキラして どこか繊細で美しい。 俺とは、 間逆。 [newpage] そんな人を 俺は どうしてこんなに 好きに、なったのか。 [newpage]でも だから ちゃんと知ってますよ。 」 ピコ 誰を見てるかなんて。 [newpage]いいんですよ 俺なんか見てくれなくても。 これからもずっと、今までみたいに近くで笑っててくれれば。 それに嫌いじゃないですよ? あの人を見ている顔も 優しくてやわらかくて ほら、 「…ふは! 」 いつも以上に 「…何、気持ち悪い」 「ひっどいなー!! 」 輝いてる。 「本当のこと言っただけ」 「だってにの見た!? 「おはよー」 「はよっ!!!! 」 一番にあいさつする そうすればほら、一番に俺に笑顔をくれる! [newpage]俺のほうを向いて笑う整った顔… うん! 今日もあいかわらず爽やかね!!! 負けじと俺も満面の笑みを返してあげた! なんとなく決まってる位置に座って、荷物から取り出したのは 新聞。 ……むずか、いや! 俺だってもう立派な大人 新聞くらいよむ! … 少し!! 笑 念入りにチェックしてんなぁ~ あ、今日月曜か… 本当大変… なんか、若干顔疲れてない? 最近忙しいもんね… ちゃんと寝てるかな? 体壊さないかな? あ、だんだん難しそうな顔になってきた… どうしたんだろ? 分からないことでもあったのかな? [newpage]…ん? あれ…? あ…だんだんまぶたが… あ! 眠たいのか!! でもがんばって… 起きた!!! [newpage]「…ふは! 」 思わずふきだした、なに、 なに!!! めっちゃかわいい!!! 「何、気持ち悪い」!? にのの言葉がささった 笑 「ひっどいなー!! 」 「本当のこと言っただけ」 「だってにの見た? あの半開きの目とか!! レアだねレア!! 笑 」 あは、まぁ確かに俺今気持ち悪い! あまりに可愛いから 笑 見てるだけで顔緩むんだよなぁ 自然に笑顔になっちゃうし なんか疲れもふっとぶー!! っていうか!? [newpage]なんでか分からないけど 翔ちゃん見てるだけで、 ふわふわ~って感じで 自然と幸せな気持ちになってるんだよね! 【嵐様】の張り紙 楽屋に入って挨拶すれば 「はよっ!!! 」 「おはよう」 「おはよ~」 「おはようございます」 返ってくる4つの声 …落ち着く。 [newpage]最近は映画にドラマにバラエティーと 立て続けに個人的な仕事が続いている。 嬉しいことだが、これまたかなりなハードスケジュール。 正直に言ってしまうと、 無理してる。 でもそんな中の5人での仕事は 数少ない癒やしの一つだ。 居心地が良い楽屋で新聞を広げる。 もうすっかり日課になった。 それにしても… あー… 眠い。 昨日はろくに寝れなかったから… 読み終わったら少し仮眠でもしよう。 [newpage] えーっと… アベノミクス効果景気上昇 経済効果、 株価上昇… いいんだけどさ… ちょっと心配な部分もある …まぁ? 景気とか… 正直俺ら、だったら… 関係な………… [newpage]………は!! うおー ぜんっぜん頭回らない だめだ…仮眠しよ。 椅子に座ったままうつむいて目を閉じる。 「翔くん」 [newpage] …? 「ソファー、使って」 ふにゃりと笑った。 「…ありがとう」 あぁ… 癒やされる。 …俺の一番の癒やしは なんと言ってもこの笑顔。 昔から同じ 良い意味で変わらないでいてくれた 優しく包んでくれるような大きな存在。 本当に安心する… この人のおかげで頑張れてきた と言っても過言ではない。 きっと これからも変わらずそばにいて 俺らを見守ってくれるんだ… ずっと ふわふわなソファーの中 わずかに残る温もりと香りに包まれて 意識を手離す瞬間 [newpage] あぁ 俺は、智くんの事が end [newpage] [newpage]Oside... 変わらない日常 今日もいい天気だったな~ 釣り日和だ [newpage] みんなそろったな~ 楽屋でぼーっとしてる。 みんなそれぞれの事してて話しかけられないから特に話しかけない。 あ、仲悪いとかそういうんじゃなくて 自然で居られていい感じ。 嵐ってそう、変に気取らなくていい。 いつも通りゲームしてるにのに 相葉ちゃんが話しかけてる。 ゲーム中はそっとしておくんだけど にのは… 聞いてないかぁ 翔くんはいつもお疲れさ… って、あらら、寝てるよ いつもはかわいい寝顔も体勢のせいかこわばってる しょうがないなぁ、 場所変わってあげよう。 翔くんは頑張りすぎ。 後からちゃんと寝ろって言っとこ。 [newpage] ふぅ。 … 翔くんと場所を交代していすに座った。 机の上に無造作に置かれたペンと資料があった。 … とくにすることもないしなぁ 資料を裏返し、そこにペンを当てる。 う~ん… ふと顔を上げると雑誌を真剣に見る松潤の姿が目に入った。 [newpage] …松潤って "松潤"って感じの顔してるよなぁ … 当たり前だよ ペンが動き出した。 描きやすい顔してる… [newpage] さらさらと紙の中に松潤ができあがった うん、描きやすい。 カリカリ… 気づいたら 松潤ばっか描いてた。 [newpage] 紙の中の松潤を眺める ふふ、 なんじゃこりゃ end [newpage] [newpage]Mside... あ… まただ。 [newpage] 雑誌から目を上げるとふいに目についてしまった。 ほとんど変わらない、 自分はで出さないようにしてるから。 多分、俺しか気づいてないと思う。 まぁまた後から声かけてみよう。 俺にだったら何か話してくれるかもしれ… な… [newpage] 何だ? 再び目線を向けた先には、 今まで見たことない表情をした にのがいた。 俺は慌てて雑誌に視線を落とした。 あれは… [newpage] …そんな なんだよ、これ … くそっ… なんなんだよ!!! なんで… なんで俺が こんな気持ちになってんだよ!!! end [newpage] ぐる ぐる、ぐる [newpage] 不安定な僕たち。 僕たちは変わってしまうのかな。 でも もう少し 今は、このままで…… end Nside... ピコッ 耳ざわりな明るい声 ピコ、ピコッ 鬱陶しいくらい眩しい笑顔 [newpage] 「にのってば!! 聞いてる!? 」 …あーはいはいうるさいうるさい 俺は今このステージをクリアするのに忙しいの。 目線は画面のまま小さく返事を返す するとまたぺらぺらぺらぺら… …朝から元気ですね ピコッ、ピコ 太陽とか、夏とか 人はこの人をそんなふうに例えたりする 確かに、真っ直ぐでキラキラして どこか繊細で美しい。 俺とは、 間逆。 [newpage] そんな人を 俺は どうしてこんなに 好きに、なったのか。 [newpage]でも だから ちゃんと知ってますよ。 」 ピコ 誰を見てるかなんて。 [newpage]いいんですよ 俺なんか見てくれなくても。 これからもずっと、今までみたいに近くで笑っててくれれば。 それに嫌いじゃないですよ? あの人を見ている顔も 優しくてやわらかくて ほら、 「…ふは! 」 いつも以上に 「…何、気持ち悪い」 「ひっどいなー!! 」 輝いてる。 「本当のこと言っただけ」 「だってにの見た!? 「おはよー」 「はよっ!!!! 」 一番にあいさつする そうすればほら、一番に俺に笑顔をくれる! [newpage]俺のほうを向いて笑う整った顔… うん! 今日もあいかわらず爽やかね!!! 負けじと俺も満面の笑みを返してあげた! なんとなく決まってる位置に座って、荷物から取り出したのは 新聞。 ……むずか、いや! 俺だってもう立派な大人 新聞くらいよむ! … 少し!! 笑 念入りにチェックしてんなぁ~ あ、今日月曜か… 本当大変… なんか、若干顔疲れてない? 最近忙しいもんね… ちゃんと寝てるかな? 体壊さないかな? あ、だんだん難しそうな顔になってきた… どうしたんだろ? 分からないことでもあったのかな? [newpage]…ん? あれ…? あ…だんだんまぶたが… あ! 眠たいのか!! でもがんばって… 起きた!!! [newpage]「…ふは! 」 思わずふきだした、なに、 なに!!! めっちゃかわいい!!! 「何、気持ち悪い」!? にのの言葉がささった 笑 「ひっどいなー!! 」 「本当のこと言っただけ」 「だってにの見た? あの半開きの目とか!! レアだねレア!! 笑 」 あは、まぁ確かに俺今気持ち悪い! あまりに可愛いから 笑 見てるだけで顔緩むんだよなぁ 自然に笑顔になっちゃうし なんか疲れもふっとぶー!! っていうか!? [newpage]なんでか分からないけど 翔ちゃん見てるだけで、 ふわふわ~って感じで 自然と幸せな気持ちになってるんだよね! 【嵐様】の張り紙 楽屋に入って挨拶すれば 「はよっ!!! 」 「おはよう」 「おはよ~」 「おはようございます」 返ってくる4つの声 …落ち着く。 [newpage]最近は映画にドラマにバラエティーと 立て続けに個人的な仕事が続いている。 嬉しいことだが、これまたかなりなハードスケジュール。 正直に言ってしまうと、 無理してる。 でもそんな中の5人での仕事は 数少ない癒やしの一つだ。 居心地が良い楽屋で新聞を広げる。 もうすっかり日課になった。 それにしても… あー… 眠い。 昨日はろくに寝れなかったから… 読み終わったら少し仮眠でもしよう。 [newpage] えーっと… アベノミクス効果景気上昇 経済効果、 株価上昇… いいんだけどさ… ちょっと心配な部分もある …まぁ? 景気とか… 正直俺ら、だったら… 関係な………… [newpage]………は!! うおー ぜんっぜん頭回らない だめだ…仮眠しよ。 椅子に座ったままうつむいて目を閉じる。 「翔くん」 [newpage] …? 「ソファー、使って」 ふにゃりと笑った。 「…ありがとう」 あぁ… 癒やされる。 …俺の一番の癒やしは なんと言ってもこの笑顔。 昔から同じ 良い意味で変わらないでいてくれた 優しく包んでくれるような大きな存在。 本当に安心する… この人のおかげで頑張れてきた と言っても過言ではない。 きっと これからも変わらずそばにいて 俺らを見守ってくれるんだ… ずっと ふわふわなソファーの中 わずかに残る温もりと香りに包まれて 意識を手離す瞬間[newpage] あぁ 俺は、智くんの事が end[newpage][newpage]Oside... 変わらない日常 今日もいい天気だったな~ 釣り日和だ [newpage] みんなそろったな~ 楽屋でぼーっとしてる。 みんなそれぞれの事してて話しかけられないから特に話しかけない。 あ、仲悪いとかそういうんじゃなくて 自然で居られていい感じ。 嵐ってそう、変に気取らなくていい。 いつも通りゲームしてるにのに 相葉ちゃんが話しかけてる。 ゲーム中はそっとしておくんだけど にのは… 聞いてないかぁ 翔くんはいつもお疲れさ… って、あらら、寝てるよ いつもはかわいい寝顔も体勢のせいかこわばってる しょうがないなぁ、 場所変わってあげよう。 翔くんは頑張りすぎ。 後からちゃんと寝ろって言っとこ。 [newpage] ふぅ。 … 翔くんと場所を交代していすに座った。 机の上に無造作に置かれたペンと資料があった。 … とくにすることもないしなぁ 資料を裏返し、そこにペンを当てる。 う~ん… ふと顔を上げると雑誌を真剣に見る松潤の姿が目に入った。 [newpage] …松潤って "松潤"って感じの顔してるよなぁ … 当たり前だよ ペンが動き出した。 描きやすい顔してる… [newpage] さらさらと紙の中に松潤ができあがった うん、描きやすい。 カリカリ… 気づいたら 松潤ばっか描いてた。 [newpage] 紙の中の松潤を眺める ふふ、 なんじゃこりゃ end[newpage][newpage]Mside... あ… まただ。 [newpage] 雑誌から目を上げるとふいに目についてしまった。 ほとんど変わらない、 自分はで出さないようにしてるから。 多分、俺しか気づいてないと思う。 まぁまた後から声かけてみよう。 俺にだったら何か話してくれるかもしれ… な…[newpage] 何だ? 再び目線を向けた先には、 今まで見たことない表情をした にのがいた。 俺は慌てて雑誌に視線を落とした。 あれは… [newpage] …そんな なんだよ、これ … くそっ… なんなんだよ!!! なんで… なんで俺が こんな気持ちになってんだよ!!! end[newpage] ぐる ぐる、ぐる [newpage] 不安定な僕たち。 僕たちは変わってしまうのかな。 でも もう少し 今は、このままで…… end.

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提督LOVEな艦娘たちの短編集

あー僕たちの声が

前回のあらすじ 直彦への思いで悩むあまり、消えてしまった小春。 そんな小春を見つけ、必死に諭す英二。 するとそこに 直彦がやってきて、小春は逃げるように去ります。 そして、英二は直彦に話があると切り出しました。 一方で、小春は泉に八つ当たりをしてしまい、その末、自分の本当の想いに気付き、タカとの別れを決断したのでした。 「しょーがないだろ!お前が泣き出すから!!」 「だってタカくんと別れて、泉ちゃんともケンカしたから…」 「え? ケンカ?」 「…やっぱそっち気になるんだ」 泣きながらも、小春は英二を睨みます。 「や…先輩とは離れろって言ったし…」 「そうだけど…」 「…や、別れるって言うのも勇気がいることだとは思うけど…」 「そーだよ。 色々考えたらぐちゃぐちゃになって、いっぱい泣いて、帰ってからも泣いて…。 朝も髪とかやる気も起きなくて…」 「あー…目も赤いし腫れてるしな」 デリカシーの無いことを言われ、小春はさらに泣き叫びました。 「言わないでよわかってるからー!!」 「…スマン…」 「泉ちゃんにもそーゆーこと言ってきたんでしょ…。 だから意識されないんだよ! 女の子の扱い下手だもん!」 「よく言われる…」 落ち込む英二に、小春は言いました。 「ーーっていうのは、八つ当たり…。 昨日もこんな風に泉ちゃんに八つ当たりしちゃったんだ。 イライラするって」 呟くように話す小春。 「心配してくれたのに無性にイライラして、無神経なこと言わないでって怒って。 そしたら泉ちゃんもぶつかってきて…私はこんなに悩んで、ひどい事まで言ってるのに真っ直ぐなこと言うから」 英二も、小春の言葉に耳を傾けます。 「別所くん欲しいって言っちゃって…そんなこと言うつもり無かったのに、もう我慢できなかった。 泉ちゃんがうらやましくて…」 その言葉に、俯く英二。 「…泉に怒ったのは謝った方がいいと思うわ…」 「……わかってるよ。 どーせ相原くんは泉ちゃんの見方でしょ」 「味方とかじゃないけど…。 お前の言う事もわかるから」 英二のセリフに、小春は顔を上げます。 「オレだって直彦がうらやましいよ。 中学の時からずっと」 「…じゃあなんで友達なの…」 「いい奴過ぎて嫌いになれないんだよ」 「相原くん達は付き合いが長いから…」 「長さの問題じゃないと思うけどな」 言いながら、腰をあげる英二。 「それでも裏切るようなことしたからわかんないけど、直彦に話があるって言ったんだ」 そう言って、小春にティッシュを差し出しました。 小春もそれを受け取りながら聞きます。 「…泉ちゃんには告う?」 「…そうだな」 「私は…泉ちゃんには謝るけど、別所くんには告わない」 「え?」 「告いたくないの。 タカくんと別れたのは相原くんに言われたからじゃないもん。 自分でもうダメだって思ったから」 また少し涙を滲ませながら話す小春。 「それに私は、片思い自体は悪いことだと思わない。 もうひとりだし、心の支えくらい欲しい。 新しい恋愛する気にもなれないし…」 そんな小春に、英二は深くため息をつきました。 「なに」 「いや…。 そう思いたくもなるよなぁって…」 「…悪い?」 「別に。 もう何も言わないって言ったし。 教室いこ」 「ん……」 [私は間違ってた。 最初から誰にも言わないで、ひっそりと片思いしてればよかったんだ……] 少し目を腫らした状態で、教室へ向かう小春。 すると、ドアの所に泉を見つけました。 「泉ちゃん。 おはよ」 「あっ、おはよ…」 泉も、小春の顔を見て腫れている目に気付きました。 「小春ちゃん、髪…しばってないんだね。 巻きおろしも似合ってる」 「そう? 昨日ね、タカくんと別れたんだぁ」 「えっ、先輩と…!?」 「うん。 それでね…」 言いかけるも、小春の元にユイたちが寄ってきました。 「えーーっ! 小春別れたのー!?」 「別れてよかったじゃーん!」 「ずっと心配してたんだよ!」 「あ、もしかして汐崎さん言ってくれたのー? 別れなよってー」 「ううん、言ってない、言ってないよ!」 否定する泉に、まぁ結果オーライかと騒ぐユイたち。 そんな中、チャイムが鳴ってしまい先生が教室に入れと叫びます。 「泉ちゃん、ごめんね。 またあとで」 「うん…」 小春の後ろ姿を見ながら、自身も席に着く泉。 (小春ちゃん、先輩と別れたんだ…。 じゃあ昨日のは冗談じゃなくて、やっぱり直のこと…でも英二とも付き合ってたのに……なんで?) 小春を見つめて、俯きます。 (いつから? いつから直のことが好きなの? って聞いても、私はなにもできないけど…) そして、放課後。 英二は直彦に声をかけました。 「直彦。 今日部活行く?」 「あー、今日はバイト」 「いつ休みなの?」 「ん~、シフト見とくわ。 ごめん」 今日はダメか、と直彦を見る英二。 すると瑞穂が声をかけました。 「相原くん、あなた今日当番よ。 わかってる?」 「あ………わかってるよ」 少し気まずげに返す英二。 「本当かしら。 こないだの委員会も来なかったわね」 「そうだっけ…?」 (池澤…あれからなんか思ったより普通だよな…。 もうちょっと気まずいかと思ってたけど…) 「てゆーかお前も当番?」 「…違うけど本を返しに行くのよ。 そのあと寄るところもあって…」 2人が階段を降りようとした時。 「なぁ藤村ー」 「でも今掃除中…」 「そんなんいいじゃん。 言いたいことあってさぁ。 実はずっと可愛いって思ってたんだよねー、オレ」 「はぁ……」 何やら絡まれている小春を見つけてしまいます。 小春も英二達に気付き、絡んできていた男子の腕を引きました。 「杉くんっ、違うとこ行こ」 「えっ、おう…」 去っていく小春達を見て、瑞穂が呟きます。 「気のせいかしら、今のって…告白? やっぱり藤村さんはモテるのね。 彼氏がいるのに…」 「別れたって」 「えっ」 「昨日な」 「そう…」 「でもさ、あいつのあーゆーとこ、よくないよな」 先に階段を降りながら、呆れつつ英二は言います。 「あーゆーとこ?」 「腕ひっぱるとか。 相手喜んでたぞ、男は単純だから」 「…それは相原くんだって…」 「ん?」 「なんでもないわ。 でも女子だって単純よ」 「あー…。 さっきの壁ドン? みたいなの、中学の時流行ってたしなー。 女子にやらされてるヤツいたわ」 「相原くんもしたの?」 「オレは背が小さかったからしてない」 小さかったんだ、と内心で考える瑞穂。 「うちの学校ではそーゆーの流行ってなかったけど…。 今ならできそうね」 「え? かなぁ…?」 「ちょっと私にしてみてくれない?」 英二より段差が高いところで瑞穂が言います。 もちろん驚く英二。 「はぁ!? なんのために…?」 「されたことないし経験よ」 お互いに、少し顔が赤くなる2人。 英二は瑞穂に手を伸ばそうとして、やめました。 「階段だと危ないし…」 「…それは優しさ?」 「かな…?」 「じゃあ…しょうがないわね」 「だろ!? それにホラ昔の話だし! 今やってもなぁ!」 そうして、図書室へと着いた2人。 「これ返却です」 本を返し、図書室を後にする瑞穂は1人溜息をつきました。 (まだ、相原くんとは気まずいわね…。 ちょっと強引すぎたかしら…中々難しいわ…。 あのまま昔の話聞けばよかったかも…) そこで、走っていく泉を見つけた瑞穂。 意を決して、太一の元へ向かおうとします。 (行かなきゃ…) 振り返った瞬間、誰かとぶつかってしまい、慌てて謝ります。 「…あっ、ごめんなさい」 「いやオレこそ…」 その主は、太一でした。 「瀬波くん」 「池澤…、ごめん大丈夫!? ギター当たんなかった!?」 「ええ、大丈夫」 「そっか…」 「…実は今、軽音部に行こうとしてたの。 少し時間ないかしら?」 「え?」 「話したいことがあって…」 「あっ、のじが何か言ったやつだろ? それなら気にしなくていいから」 「…知ってたの」 瑞穂の言葉に、まぁ、と返す太一。 「じゃあ尚更気にしない訳にはいかないわ。 瀬波くんには失礼な事をしたから。 本当に、ごめんなさい」 そう言って、瑞穂は頭を下げました。 「いやそんな頭下げなくていいから! オレが応援したいって言ったんだよ。 池澤はなにも悪くないから!」 「…応援してくれたのは本当に嬉しかったわ」 「だったらよかった」 「おかげで告白できたわ、相原くんに。 振られたけど」 「……あ、まじか…えっと…」 「いいのよ別に。 言ってスッキリしたわ。 まだ気になることあるし、もう少し頑張ってみるつもり」 力強く言う瑞穂を、少しほうけた顔で見つめる太一。 瑞穂は続けます。 「それは瀬波くんを頼らないようにするから。 今までごめんなさい、ありがとう」 「いや…オレこそありがとう…」 「次のライブには行かせてもらうから、部活頑張ってね」 「…ん」 「じゃあ…急に引き止めてごめんなさい」 「……本当に大丈夫?」 ぽつりと呟かれ、不思議そうに太一を見る瑞穂。 「無理とか、してねぇ…?」 その瞬間、瑞穂は笑って言いました。 「大丈夫よ」 そして、去っていく瑞穂。 残された太一は、壁に体を預けて考えます。 (…大丈夫、大丈夫ならよかった…。 そうか…池澤頑張ったのか…) 目を伏せる太一。 (告白、したんだなぁ。 あんなに意地張ってたのに…オレ…あいつの力になれたんだ。 えらいなぁ池澤…) やがて、太一の目には涙が浮かんでいました。 (オレは、そんなお前が好きだな…。 きっとお前も約束通り、池澤を傷つけないようにしてくれたんだろ。 だから、オレから離れていったんだな…) その頃、英二は図書委員の仕事をしていました。 本の整理をしている時、ある本を見つけます。 (この本…ってあれだ。 中学の時直彦がめずらしく真面目に読んでたやつ…泉も面白いって言ってたし。 そういえばその頃かな、壁ドン流行ってたのって。 直彦もやらされてたよなぁ……でかいから。 俺はそれ見て爆笑して、お前はどーせできないとか言われてケンカしてたら泉が来て、ごまかしたりしてたな…) くだらないながらも、楽しかった日々と、小春の『じゃあなんで友達なの』という言葉を思い返す英二。 (嫌いになれたら、どんなに楽だったか。 わかってる。 あとから後悔しても遅いなんて。 オレはあの時ちゃんと、直彦に言っておくべきだった……) そんな時、携帯の通知音が鳴りました。 確認してみれば、直彦からでした。 『本の整理もう終わる?』 もしかして、と思いドアの方に振り返ります。 「終わるなら、教室で待ってるけど」 笑って、直彦が言いました。 「……終わる……」 恋を知らない僕たちは【第25話】感想 小春については、一旦解決という感じでしょうか。 ひとまずまだ片思いをしていたい、という心情は共感できますね。 そして、瑞穂も綺麗になったなぁ、という感じです。 しかしまだ英二を思っている様子…太一の恋はまだまだ切ないままです。

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「あーッ!」とインパクトで声を出す! 黄金世代の飛ばし技をおじさんゴルファーが試したら“奇跡の結果”が出た!?

あー僕たちの声が

その中でも一番簡単にできそうだったインパクトで「あー!」と叫ぶという河本結のレッスンを実際に試してみた。 かなり強く振り切れていています 声を出すだけで本当に飛距離が上がった! みなさんこんにちは、ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。 今年の女子プロゴルフ界は黄金世代の活躍が素晴らしいですよね。 渋野日向子プロの活躍はもちろんのこと、ほかにも何人も黄金世代のプロが優勝したり、上位に食い込んだり。 彼女たちのはつらつとしたプレーを見てると、本当に気持ちがいいし、僕も早くラウンドに行きたくなっちゃいます。 それが「黄金世代の飛ばし術!」という特集で「プラス20ヤード約束します!」なんてことも書いてあります。 女子プロの多くの選手は僕たち男性アマチュアゴルファーよりも小柄だし、ヘッドスピードだってほぼ同じか遅いくらいなのに、飛距離は僕たちよりも飛ぶんですよね~。 たしかに飛ばしたいのなら練習しなさいってことなんですが、できれば簡単にできて飛距離アップしたいじゃないですか。 でもそんなレッスンないよな~と見ていると、河本結プロのレッスンがちょっと面白い感じで、すぐにでもできそう。 その内容というのが「ホームランバッターの気持ちになってインパクトで『あー!』と叫ぶ」というもの……。 ホームランバッターの気持ち? 「あー」と叫ぶ? そんなことで飛ぶようになるのでしょうか。 とりあえず試してみることに。 腹筋に力が入ることで、前傾がキープできてバランスの良いスウィングになり、思い切り最後まで振り抜けるようになるのだとか。 そして前傾が崩れなくなることで、インパクトで手元が浮きにくくなり、ボールを強く押して行けるらしい。 腹筋に力が入ると良いことだらけですね~。 で、そのインパクトで腹筋に力を入れるために「あー」と声を出すのがいいそうなんです。 声を出すことで自然と腹筋が締まったスウィングができるということです。 その数値がこんな感じ。 8ヤードで自分としてはなかなかいい数値です この飛距離を声を出すことだけで越えられるんでしょうか? とりあえずインパクトのときにけっこう大きな声で「あー!」と叫びながら打ってみました。 最初の2発くらいはいまいちタイミングが取れなかったり、声を出すタイミングで上体に力が入ってしまって突っ込み気味のスウィングになって引っかけが出たり。 どうしても声を出すときに上半身に力が入りがちになっちゃうんですよね。 これは河本プロもそうなりがちだと言われていて、それを避けるために「ホームランバッターの気持ち」になることが大事なんだそうです。 そう言われてもホームランバッターになったことないしね(笑)。 ホームランバッターの気持ちになるというのは、そういう気持ちで振り切るということらしく、そのことでアッパー軌道がイメージできるようになり、上体が突っ込まなくなるということ。 なるほど、なんとなく分かるような気はします。 打ち出し角もかなり高くなって、高弾道で飛んでいるようです。 この数値にはマジでビビりました。 僕の感覚では声を出すことでインパクトからの振り切りがかなりよくなり、ヘッドスピードも上がるような気がします。 この飛距離が出た後も、250ヤードオーバーの数値が何度も出て、たしかに声出しインパクトは飛距離アップに効果があるような気がしました。 かなり強く振り切れていています で、そこでちょっと考えたのですが、「あー」よりも「んー」のほうが力が入るような気がしませんか? そのほうが腹筋に力が入るような気がしたんですよ。 口を閉じているぶん力が抜けないというか。 なので「んー」も試してみることに。 260ヤード越えは無かったですが、声を出さないショットのときよりは確実に飛んでいます。 「あー」のときよりも「んー」のほうがインパクトに力が込められる気がしました。 「んー」のほうが弾道は少し低くて強い球が出るイメージです。 叩きにいける感じでしょうか。 僕のイメージとしては「あー」はしっかりと強く振り抜けて飛距離が出るような感じで、「んー」は強いインパクトで叩いて飛距離が出るような感じです。 「んー」は「あー」よりも上体に力が入りがちなので、どちらかというと「あー」のほうが優しく飛ばせるのかもしれないですね。 慣れてくれば打ちたい球筋で「あー」と「んー」を使い分けるってのもありかもしれません。 とくにしっかりと最後まで振り切れていない人にはなかなか効果のある方法かもしれません。 問題は練習場で声を出すのが恥ずかしいこと(笑)。 ほかの練習している人にも迷惑かかるかもしれないしね。 しっかりと声を出さないとこの声出しインパクトは意味がないので、小さい声でやってもダメなような気がします。 小さめのインドアスクールでレッスンとか練習している人はやりやすいかもしれませんね。 ほかの人に迷惑がかからず、恥ずかしくないところでできるのであれば、一度やってみる価値は十分にある練習方法だと思います。 何度かやって腹筋を締めるタイミングや感覚がつかめれば、あとは声を出さなくてもできるようになると思いますよ。 なかなか面白くて役に立つレッスンをしてくれた河本結プロ、来シーズンはアメリカで戦うようですが、声出しインパクトで頑張って欲しいですね~。

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