剣と翼の二重奏。 紅蓮激唱シンフォギア

チルリル【アナザーエデン】

剣と翼の二重奏

概要 シンフォギアXDの特徴の一つで、ギャラルホルンと同じ様にXDの象徴の1つとも言える。 装者の心象や外部からの影響によりギアに変化が生まれること。 基本は偶発的に生じ、意図的に別形態のギアへの変化を促すための訓練・実験を心象実験と言う。 初登場は『』で以降は心象実験や偶発登場により出てきている。 また、心象実験での発動の際は『 強イメージ』が必須となる為、各心象実験では決まって 弦十郎(怪盗ギアのみナスターシャ)が用意した映画を長時間見るということが必須条件となっている。 偶発登場はその時の聖遺物などの影響で装者の強イメージ関係なく、変化を起こす。 心象変化ギア• 型ギア 使用装者 全員(翼、マリア、クリスは「」、響、未来、切歌、調はヴァルキリーズ・エンドレス・サマー』、奏とセレナは『2019水着ギアイベント』で各自実装) 『』で登場。 文字通り水着のような姿になり、砂浜への適応、日射耐性など海辺での戦闘に適した形態となる。 武器はクリスの水鉄砲、未来の貝、奏のビーチパラソルなど夏あるいは海に関連した物がメイン。 また、「真夏の楽園プロビデンス・パーク」ではサンジェルマン達の水着実装型ファウストローブ『ファウストローブtypeサマー』が登場している。 型ギア 使用装者 クリス、切歌、調 『』に登場。 通称「武者ノイズ」に対抗するために発現した、その名の通り和装型のギア。 OPにも登場している。 外見及び武器はクリスは巫女風で武器が和弓、切歌が着流し風で武器は薙刀、調は忍者風で武器は手裏剣。 ギア (真ん中の響と左の翼のギア) 使用装者 響、翼、マリア、未来、奏 『』に登場。 (未来と奏のはガチャで登場) 「呪い」によって発現した珍しい例で、通常戦闘においてはむしろスペックが下がるという特性を持つ。 しかし着物型の謎の敵が現れる空間においては適応している、まさに局地型。 装備は招き猫(響)、仕込み杖(翼)、羽子板(マリア)、毛筆(未来)、竹竿の先に付いた門松(奏)などお正月関連が多い。 型ギア 使用装者 奏、クリス、調、セレナ(セレナは幻獣型ギアイベントで実装) 『』及び『不死身の英雄』に登場。 特殊空間でドラゴンの返り血を浴びたギアが変化した、呪い系のギア。 対ドラゴンに対して有効である模様。 また、動物たちと会話できることが出来る。 型ギア 使用装者 切歌、調 『』に登場。 のアンティークに似た形状をした呪い系に近いギア。 どんな特性があるかは不明。 必殺技を放つ際に花びらなどが舞うエフェクトがあるのはアンティークドールで有名な繋がりだろうか?• 型ギア 使用装者 マリア、切歌、調 『』に登場。 から発されるULTRAMANの世界に存在する物質『』をギアが取り込み、「ウルトラマンの正義」を装者が理解することで心象変化を起こした。 外見は各自が深く交流orぶつかり合ったのになっており、マリアはULTRMANSUIT、切歌はセブンスーツ、調はエーススーツを模したのになっている。 必殺技もそれぞれ模した戦士の必殺技やそれに近いのになっている。 型ギア 使用装者 響、サンジェルマン、キャロル 『』に登場。 ジャンヌの持っていた剣からの祝福を受けた事でギアとファウストローブが変化した形態。 それぞれ武器が響はナックルガード、サンジェルマンは聖剣、キャロルは音叉の様な二股の剣になっている。 デュオレリックギア 言うなれば 装者専用完全強化型ギア。 ブリーシンガメンギアやクルースニクギア登場当初は上記の呼称はなかったが『第1章』にて未来が発動したアイギスギアをスクルドの副官ユリウスが初めて見た際に上記の呼称が呟かれ、後に採用された(そのため最終章におけるあらすじ振り返りでは奏と切歌の事も触れられている)。 2つの聖遺物を同時に運用することでこれまで以上に強大な力が与えられる。 しかし、使用者は強大な負担がかかりまた使用者には幻影が現れ精神的に追いつめられる場合もある。 後に未来、セレナ、調、響の以外のデュオレリックが XDクエストもといで再登場してさらに奏に関しては元々対アルカノイズとの運用を考慮されて専用イグナイトモジュール代わりとして使われている。 ブリーシンガメンギア 使用装者 暁切歌 「」に登場した切歌専用ギア。 イガリマ(ヴァンパイアハンターギア)と純銀の弾丸を用いたデュオレリック。 アームドギアが鎌から十字架を模した2本の十字槍に変わっており、呪いの力を払いのけることが出来る。 ネフシュタンギア 使用装者 雪音クリス 「」に登場したクリス専用ギア。 イチイバル(アサルトデバイスギア)とネフシュタンの権杖を用いたデュオレリック。 武器が2本のビーム砲に変わり、広範囲射撃能力に強化された。 アイギスギア 使用装者 小日向未来 『第1章』に登場した未来専用ギア。 神獣鏡(通常時)とアイギスの盾を用いたデュオレリック。 広範囲での防御能力が強化された。 ムラクモギア 使用装者 風鳴翼 「」に登場した翼専用ギア。 天羽々斬(通常時)と天叢雲剣を用いたデュオレリック。 二刀流になったほか、同じ聖遺物との共鳴で出力の強化が可能となっている。 グレイプニルギア 使用装者 セレナ・カデンツァヴナ・イヴ 『第2章』に登場したセレナ専用ギア。 アガートラーム(通常時)とグレイプニルを用いたデュオレリック。 空間を操り、対象の束縛や封印、転送を自在に行える。 ヘルメスギア 使用装者 マリア・カデンツァヴナ・イヴ 「」に登場したマリア専用ギア。 アガートラーム(イビルアイギア)とヘルメスの剣を用いたデュオレリック。 超高速移動が可能となる。 また、イビル・アイギアの状態から発現したため高度な空間認識能力も備えている。 八尺瓊勾玉ギア 使用装者 立花響 『最終章』に登場した響専用ギア。 ガングニール(ソルブライトギア)とミョルニルを用いたデュオレリック。 広範囲電撃攻撃が使える。 また響が使う技の中で単独で放つ技が英語になっている珍しいのだったりする。 ユニゾンドライブギア アニメ4期 で登場にするようになった合体攻撃用ギア。 基本外見は通常のギアと同じだが必殺技発動に相棒とペアを組んで放つ。 本来アニメ同様選別されたキャラ(切歌と調、クリスとマリア、翼と調、響とマリア)のみだったが、本作では 翼と奏()、 響と未来()、 マリアとセレナ(姉妹)、 響とサンジェルマン(敵味方越えた関係)、 響とキャロル(サンジェルマンと同じく敵味方越えた関係)、 並行世界の翼とクリス(…もとい並行世界の弦十郎の弟子)など本作独自のユニゾンドライブが楽しめる。 なお、のコラボイベント『』では対応ギアが登場しないため、シンフォギア対応キャラと進撃の巨人対応キャラ(響&、クリス&、翼&)との支援や合体攻撃として扱われており、型ギアが出る『』では支援はないが響と、翼と、未来ととの合体攻撃がある。 関連タグ 関連記事 親記事.

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バトルグラウンド33 第498試合

剣と翼の二重奏

[chapter:オリジナルキャラクター] [pixivimage:50871193] 風鳴静音 誕生日:7月16日(かに座) ICV:喜多村英梨 年齢:14歳(中学3年生) 趣味:歌、映画鑑賞(弦十郎の影響で) 好きな食べ物:うどん、お好み焼き 容姿:腰までの長さの黒髪を半分黒いリボンで後頭部にまとめている 瞳の色は青紫色 本作のオリジナルキャラクターにして主人公的な存在。 作中開始の2年前に事故に遭い自身の名前以外の記憶をすべて失っている。 事故のあと自身の父親の親友だと名乗った風鳴弦十郎に引き取られ、風鳴家の養女となる。 イメージカラーは青紫。 風鳴家に養女となったあと二課で保管されていた第2号聖遺物「イチイバル」に適合 「ガングニール」の適合者となった天羽奏、「天羽々斬」の適合者、風鳴翼と共にシンフォギア装者となる。 性格は真面目で責任感が強いがその反面、面倒見の良いところもあり翼を妹のように溺愛している。 奏とは当初復讐に燃える彼女と度々ぶつかることも多かったが今では頼れる仲間として信頼している。 実は戦闘機マニアなところがあり好きな戦闘機は旧日本海軍の零式艦上戦闘機と航空自衛隊のF-2戦闘機である。 世界の戦闘機大全などという本は彼女の愛読書。 追記: その正体はかつて大赦でプロトタイプの勇者システムのテスト装者(先代勇者)を務めていた一人の少女、鷲尾清美で東郷美森(鷲尾須美)の義姉。 幼少期静音の本当の両親が病気で他界し、以後家同士の取り決めによって鷲尾家で名前を変えて暮らしていた。 しかし瀬戸大橋跡地での合戦にて満開を使用。 それにより鷲尾家で暮らした記憶と勇者に関する記憶を失いその後大赦の計らいで元の静音という名で風鳴家の養女となり、それ以降風鳴静音として生きてきた。 [newpage] [chapter:使用ギア] [pixivimage:50871193-2] 第2号聖遺物「イチイバル」 戦姫絶唱シンフォギアにて雪音クリスが使用していたシンフォギアと同じもの。 原作では10年前に紛失したとされているが本作では紛失しておらず 風鳴静音と適合、以降彼女の使用ギアとなる。 クリスの物と違い頭部と腰の一部パーツが小型化あるいは省略されており腰のミサイルアーマーなどが無い。 カラーリングも紫色を基調としたものに変わっている。 戦闘スタイルはクリス同様クロスボウを使ったものだがその他にも彼女独自の戦法として長弓を使う。 ギア歌唱曲はクリスの物と同じ「魔弓・イチイバル」。 起動聖詠もクリスと同じ「Killiter Ichaival tron」。 使用技 QUEEN's INFERNO:クリスの物と同様アームドギアを連想型の弓に変化させ矢を連射する。 BILLION MAIDEN:アームドギアをガトリング砲にして一斉射する。 クリスの物と違いガトリング砲は左右1門ずつの計2門 百花繚乱:静音独自の技。 アームドギアを長弓へと変え同時に自身の周囲に無数の矢を配し一斉に射る。 矢には誘導性能があり確実に相手を射抜くことが可能。 [newpage] [chapter:使用ギア2] [pixivimage:51184963] 「天羽々矢」 大赦に属するの名家である鷲尾家で保管されていた矢の聖遺物から作られた大赦製の唯一のシンフォギア。 2課で開発、運用されているシンフォギアと原理は同じで、起動聖詠を装者が口ずさむことにより起動。 シンフォギアとして纏うことができる。 アームドギアは連結させ弓として使用できる双振りの刀。 これにより遠距離のみならず高速での接近戦も行うことが可能となっている。 これは勇者時代の彼女の戦闘スタイルと同一であり、このシンフォギアはまさに彼女に適したギアと言える。 起動聖詠:「Seireiause amenohabaya tron(咲き誇る花、今この瞬間に)」 絶唱:「満開の花、咲いて散ってそしてまた」 使用技 百花繚乱:イチイバルと同じ。 アームドギアを長弓へと変え同時に自身の周囲に無数の矢を配し一斉に射る。 矢には誘導性能があり確実に相手を射抜くことが可能。 雷帝・招来:左手を天に翳し稲妻を落とす。 一気に広範囲を狙うことのできる技。 桜花爛漫:放たれた矢が無数に拡散し広範囲を一気殲滅する技。 百花繚乱の強化版。 花鳥風月:紫色に美しく光る一本の矢を放つ。 放たれた矢はそのエネルギーを一斉減じることなく敵を射抜く。 紫流一閃・双波:双振りの刀をクロスさせ紫色のエネルギー波を放つ。 絶唱・天羽々矢・天津:アームドギアを巨大な弓へと変え、絶唱により高まったエネルギーを一点収束させ、巨大なビームサーベルのように振るい敵を一刀両断する。

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#2 設定資料

剣と翼の二重奏

白と白の二重奏 フィオーラに初めて会ったのは、『魔の島』ヴァロールだった。 襲撃を受け部下を失い独りになってもなお、任務を遂行しようとしていたイリア天馬騎士団第一部隊長。 舞い上がるペガサスの翼は、まるで彼女自身の羽のようで。 空を翔け槍を振るうその姿は、とても美しくて。 だからこそ、痛々しくも思えた。 その細い肩で、華奢な手足で、どれほどの責任を背負い込んでいるのかと。 無理をしすぎていないかと尋ねても、たまには休むようにと勧めても、 「故郷の民たちのことを考えると、私が怠けるわけにはいきません」 気負いも悲壮さも感じさせない笑顔を見せて、また天馬を駆る。 その白翼を、僕はいつしか目で追うようになっていた。 一年中雪に覆われた地での厳しい生活。 生業とする傭兵家業のために他国から受ける侮蔑。 僕が想像するよりも、おそらくはずっと辛いものであるのだろうに、彼女はそれを受けとめている。 イリアの皆が幸せに暮らせるようにと、それだけを願う心で。 …だけど。 僕は彼女にも幸せでいて欲しいんだ。 「どう思う、ヘクトル?」 「………知るかよ」 幕舎のランプが照らすヘクトルの顔には『やってらんねー』と書いてある気がする。 「冷たいな、フィオーラは同じ部隊の仲間じゃないか」 「仲間っつーより、おまえ惚れてんだろ?」 「うん、実はそうなんだが… …あれ、どうして君がそれを知ってるんだ?」 「…さっきからノロケを聞かされてると思うんだがな、俺は」 ノロケだって? 『封印の神殿』を目前に、戦略会議の傍らフィオーラのことを相談しただけなのに。 ヘクトルは小さな嘆息をもらし、卓子に広げてあった地図を畳む。 「明日の部隊配置は決まったんだし、俺はもう休むぜ。 ったく、やってらんねー」 ……いつか君がリンディスのことで悩んでも、僕は相談に乗ってやらないからな。 川向こうに神殿が見えてきた。 ここで、ネルガルに対抗出来るだけの力を得られるのだろうか。 …いよいよだ。 皆に小休止を取らせるようマーカスに伝え、僕は辺りを見回ってみる。 羽音が聞こえて川辺へ行くと、フィオーラが天馬に水を飲ませていた。 ……いつにも増して肌が白く見えるのは、気のせいではないと思う。 やはり彼女は無理をしすぎだ、次の作戦にはフィオーラを加えない方がいいかもしれないな。 うん、休んでいてもらおう。 戦いはまだ続くのだし、彼女に万一のことがあったら…そんなことは考えたくもない。 先発隊にはフロリーナ、後方の守りにはヒースに出てもらうか…そうすると本隊には……。 頭の中で戦略を組み直す。 「フィオーラ、ちょっといいかい?」 「エリウッド様、私は大丈夫です! どうか次の戦いにもお連れください」 予想は付いていたけど、フィオーラは引き下がろうとしない。 「しかし、ここで無理をして体を壊しては元も子もないだろう」 「この大切な局面で私がお役に立てないなんて、イリア天馬騎士団の信頼にも関わります。 ひとつでも多くの任務をこなし故郷の民が幸せに暮らせるよう計らうのが、私の…」 『故郷のため』…その言葉を聞くたび、何処かがちくりとする。 「フィオーラ、君の幸せは?」 「……え?」 「君の故郷であるイリアが貧しいのはよくわかるよ、だが君だって幸せになる権利がある」 ちょっと待て、…何を勝手なことを言っているんだ、僕は。 フィオーラはそんなこと承知の上で、その権利を主張せずに故郷のために戦っている人なんだ。 そんな君だから僕は、…僕が…… ………なんて言ったらいいんだろう? 「エリウッド様……」 碧色の瞳が戸惑うように揺れて。 僕の甘さを映し出されたように思えるけど、だけど、言わずにはいられない。 「ごめん、余計なお世話かもしれないな。 だが、君をずっと見ていて……」 …あぁっ! ずっと見ていたって、そんなストーカーまがいの行為を暴露してどうする! 違うんだフィオーラ、僕の言いたいのは、だからつまり、君を! …えっと…… 君を……… 『僕が君を幸せにする』 ……それでは駄目だ。 彼女は、故郷を放っておけないんだから。 『僕が君を幸せにするから、君はイリアの民を幸せにしてあげてくれ』 ……どういう理屈なんだ、めちゃくちゃだ。 『僕は君に、出来る限りの援助をしたい』 ……騎士である彼女に対して、それは失礼な申し出じゃないか? 『僕の愛で、イリアの雪を溶かしてみせる!』 ……馬鹿か僕は! 「エリウッド様…?」 言葉に詰まった僕を心配したのか、フィオーラは問いかけるように僕の名を呼ぶ。 心の中まで見透かすような瞳の碧に、僕は焦って。 焦って、そして零れた言葉は。 「君のような人が幸せになれないのは、おかしいことだと思うんだ」 ……あぁもう、何を言い出すんだか。 それはおかしいことだから、だからどうすればいいのかを言ってあげられないのか? どうして僕は、大切な時に言うべき大切な言葉を見つけられないんだろう。 それでも彼女はほんのりと微笑む。 心なしか色付いた頬をうつむけて。 「……そんなこと……言ってくれた人は、初めてです……」 これっぽっちの言葉すら、誰も口にしたことはなかったのだろうか。 幾つもの国で幾人もの貴族に雇われて、彼女は今までどんな扱いを受けてきたのだろうか。 どんな思いで戦ってきたのだろうか。 辛さをおくびにも出さない彼女の穏やかさは、僕を暖かく包んでくれる。 ……幸せをもらっているのは、僕の方だな。 僕が君を幸せにしようなんて、とんだ思い上がりだったかもしれない。 故郷の人達が幸せに暮らすことが、君の幸せなら。 自分の働きがイリアの助けになることが、君の喜びなら。 ではせめて僕は、君を守ろう。 君が飛ぶための翼を、僕が守ろう。 持ち場に戻ろうとしたフィオーラを、僕は呼び止めた。 「待ってくれ、フィオーラ。 できるなら、君は僕の傍にいてくれないか」 彼女は立ち止まり、素早く戦況を判断した後、凛とした口調で応える。 「了解いたしました。 では上空よりエリウッド様を護衛いたします」 ……そうじゃないって!!! そりゃ確かに、雇用主が傭兵を守るつもりだなんて、生真面目な君が考えるはずもないか。 堪えきれなくなった笑いを声に滲ませて、僕は改めて告げる。 「そうじゃないよ、フィオーラ。 僕がいつでも君を守れるように、僕の傍にいてほしいんだ」 「は……?」 理解不能な命令の意味するところを、彼女は掴めないようだ。 もっとはっきり言わなきゃ駄目かな。 「僕が ・ 君を ・ 守りたいんだ。 いいかい?」 「エリウッド様…」 やっと真意に気付いてくれたか、微かに頬を桜色に染めて 「はい… 了解しました」 優しい声で応えてくれた君を、 抱きしめたくなってしまった…なんてことは 僕の騎士としての名誉のために、しばらく秘密にしておくよ。 「よし、出立!」 部隊は封印の神殿へ向けて進軍を開始した。 先発隊にいるはずのフィオーラが本隊上空にいるのを見つけたヘクトルが、にやにやしながら僕を小突く。 ……どうやらヘクトルにはバレてしまっているらしい。 終 2003.

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