ミッドサマー ペレ 絵。 映画『ミッドサマー』ネタバレ感想と考察。結末でアリアスター監督が描く“残忍で破滅的なおとぎ話”とは

【ネタバレ】「ミッドサマー」あらすじ・感想・考察。内容を読み解く6つのポイントを解説!【地獄みたいな映画】

ミッドサマー ペレ 絵

個人的理解者である製作のラース・クヌードセンから次作の製作許可を貰い、『ミッドサマー』に着手しました。 アスターは実生活で恋人と別れた経験を映画にしようと決めており、自分が本作の主人公・ダニーの立場に在ったと制作の動機を説明しています。 キャスト 主演は、『トレイン・ミッション』のイギリス人俳優フローレンス・ピュー。 クリスチャンの友人・マーク役を『レヴェナント』のウィル・ポールターが演じ、レイナーとは本作で2度目の共演です。 『ミッドサマー』あらすじ・ネタバレ ダニー 大学生のダニー・アーダーは、躁うつ病を患う妹・テリーから 不穏なメッセージが届き両親に連絡する。 メールを出してもテリーから返信が無い為、ダニーは神経質になっていた。 1人で夜を過ごしたくないダニーは、大学院生の彼氏・クリスチャンに電話。 クリスチャンは、ダニーが妹の事情に構い過ぎて自分の生活に支障が起きていると諭す。 クリスチャンの友人・マークは、精神的に自立できないダニーはカウンセリングが必要だと揶揄。 クリスチャンに別れろと暗に勧め、ダニーの頼り過ぎを批判した。 家族の喪失 そこへダニーからクリスチャンに再び電話が掛かってくる。 クリスチャンの友人達が興ざめする中、クリスチャンは応答。 妹が両親を殺害した後自殺した事を知ったダニーが電話口で絶叫していた。 駆けつけたクリスチャンは、ダニーを抱きしめた。 ダニーは、クリスチャンがスウェーデン出身の友人・ペレに誘われ、男友達4人だけでスウェーデンの夏至祭・ミッドサマーを訪れる計画を立てていた事を初めて知る。 2人は口論になるが、ダニーの心労に同情したクリスチャンは一緒に旅行へ誘った。 マークがクリスチャンに頼み事をして一緒に席を外した際、ペレはダニーに故郷の夏至祭の様子を撮った写真を見せる。 そして、ダニーの家族に起きた事件についてお悔やみを言った。 ダニーは酷く動揺し、トイレに駆け込み声を殺して泣き始めた。 5人は一路スウェーデンへ飛ぶ。 到着すると、マークは地元の女性を見て魅力的だと興奮。 生まれ故郷に着いたペレは小さな村を案内する。 アメリカ人の友達だと村民に紹介して回り、ペレの弟がイギリスから招いた友人のサイモンとコニーを引き合わせた。 ミッドサマー 男性陣はペレの弟からマジックマッシュルームを貰い、ダニーはお茶で飲む。 夜9時だというのに、外は日中のように明るい。 ダニーは死んだテリーの妄想を見たまま眠り込んだ。 目覚めたダニーと一行は、祭典が開催される場所へ移動。 大勢の村民が小奇麗なコスチュームを着て集い、数人がフルートを吹いている。 皆周囲から温かく歓迎された。 祭りを翌日に控え、参加者に対し、夏至祭は90年に1度だけの催し物だとアナウンスがあり、9日間続くイベントを祝う乾杯が行われた。 若い女性達は手を繋いでダンスをしながら円周に回る。 少女が通りがかりにクリスチャンを軽く蹴って笑顔を向けた。 クリスチャンは一緒にダンスに交ざり、ペレは誕生日を迎えたダニーの顔を写生し、その絵を渡して祝った。 2人だけの内緒にしようと言うペレに対し、ダニーは、自分の誕生日をクリスチャンが忘れているので大丈夫だと答える。 案内された宿舎は、壁に見慣れない 儀式を描いた様な絵が鮮やかな色彩で飾られていた。 全員圧倒されながら壁を眺めた。 クリスチャンは、スマホの電波が届かない為、 何処に居るのか分からないとジョッシュにこぼす。 ペレは、ダニーに、1才から16才は春、17才から32才は夏、33才から52才は秋、そして53才から72才は冬と例えて人の人生を考える村の風習を教えた。 悪夢の始まり 翌日、夏至祭が始まる。 奇妙なシンボル型にセッティングされたテーブルに全員座って食事を摂った。 暫くすると、初老の男女が立ちあがり、向き合って何事か言うとお酒を酌み交わす。 全員起立し、ダニー達も真似てグラスのお酒を飲み干した。 その初老の女性が椅子に座ったまま村民が運んで行く。 切だった崖の頂上に到着した女性を残された全員が下から臨む中、古い書物の一節が読み上げられた。 村民の若い女性の手をナイフで傷つけ、何か書かれた岩にその女性が自分の血をなすりつけた。 そして、椅子から立ち上がった初老の女性は、崖から飛び降りて自殺する。 サイモンとコニーがショックを受け大声で抗議する。 村民が誰一人微動だにしない中、先ほど酒を酌み交わした初老の男性も続いて崖から身を投げた。 しかし、男性は死にきれずうめき声をあげる。 村民も真似るように声を上げ始めた。 大きなハンマーを持った村人が男性の顔目掛けて打ち下ろし、他の数人も既に死んだ男性の顔をハンマーで潰した。 異常な事態に激怒したサイモンとコニーは群衆から離れて行く。 2人を呼び止めた村の長・シヴは、代々伝わる長い習慣で、人生の終わりを迎えた2人の老人にとっては、喜びの行為だと説明する。 ダニーは気が動転。 クリスチャンは、夏至祭について卒業論文を書くジョッシュに、自分も同じトピックにすると言った。 ジョッシュは自分で他のテーマを探せと怒るが、クリスチャンは動じず夏至祭を題材にすると主張。 ペレは、 祭典は秘匿事項であり、記録を残すことは禁じられているとジョッシュに話した。 一方、ダニーは耐えられず荷物をまとめて村を出ようとする。 ペレは、一生に一度の祭りを友人と分かち合いたかったと言い、両親を失った自分も気持ちが分かるとダニーを説得。 ジョッシュから睡眠薬を貰って床についたダニーは悪夢にうなされた。 クリスチャンを気に入った村の少女がベッド下に恋の御守りを置いた。 翌日、庭仕事をするペレは、村民の名前は匿名で場所を特定しなければ卒論を書いても良いと村の年長者から許可が下りたが、同意書に署名するようジョッシュに伝える。 一方、祖先の魂に繋がると信じられている古木に用を足した マークは村の怒りを買う。 荷物をまとめて村を出ようとしたコニーに、サイモンは先に駅へ向かったと村人が告げる。 トラックは2人乗りの為、後からコニーを迎えに戻ると説明するが、自分を置いて行ったサイモンに、コニーは怒り心頭。 側に居たダニーはクリスチャンにその事を話す。 しかし、クリスチャンは気に留める様子も無く、卒論の為に近親相姦が許可されているのか村人に質問する。 時々従妹同士なら村の年配者は許可することもあるが、近親相姦は通常タブーの為 村以外から相手を招くと答えた。 夕食の時間になってもコニーが姿を見せない事をダニーは心配する。 そこへ村の女性がマークに声を掛け、マークは喜んで一緒に連れ立ち席を外した。 夜になり、村に伝わる書物が展示されている神殿へ忍び込んだ ジョッシュは、卒論の為に写真を撮影。 誰かに後ろから頭を殴られたジョッシュは血を流して床に倒れる。 翌朝、ダニーとクリスチャンは、書物が無くなったと村民から聞かされた。 マークとジョッシュの両方とも姿が見えず、村民は2人を疑っていた。 新女王 ダニーは女性達に誘われ、同じコスチュームを着用し花冠を頭に乗せてダンス競争に参加。 クリスチャンは、自分に恋をする村の少女と性的関係を持たないかとシヴから打診された。 そして、最後まで踊り続けた ダニーはメイ・クイーンに選ばれ祝福を受けた。 テーブルの上座に腰を下ろしたダニーに皆グラスをあげて乾杯する。 勧められるまま口にした飲み物でクリスチャンは意識がもうろうとし始めた。 ダニーが村の儀式の為に畑に連れ出された間、クリスチャンは更に薬を盛られてしまう。 全裸の村民が歌う前で、クリスチャンは少女と性行為をする羽目に。 戻ったダニーは、神殿から聞こえる歌に惹かれて中を覗く。 ショックを受けて泣きだすダニーを村の女性達が宿泊所へ連れて行った。 取り乱すダニーと同じ様な声を上げて女性達も泣きだす。 行為が終わったクリスチャンは裸のまま外へ飛び出し、納屋へ駆け込む。 そこには、くり抜かれた目に花を挿入され、内臓を摘出されたサイモンの死体が飾られていた。 突然村民に薬の粉を吹きかけられたクリスチャンは、体の自由を奪われ声も出せなくなった。 儀式が再び進行する。 壇上には、ダニーが1人花の中に座っていた。 村の年長者は、クリスチャンに対する評決を下すよう、ダニーを促す。 少女と関係を持ったことが許せないダニーは、クリスチャンの死を選択した。 切断されたコニー、マーク、そしてジョッシュの首で神殿内部が飾り付けられる。 村から2人の志願者も椅子に着席。 クリスチャンは熊の毛皮を着させられ床に座っている。 神殿に火が点けられ、瞬く間に炎が建物を覆う。 汚れた魂を追い出すと言う目的で、儀式の生贄として3人が生きて焼き殺される中、村民全員狂人のように体を動かした。 最初は目に涙を溜めていたダニーだが、炎と煙が包む神殿を見つめるうちに、次第にうっすら笑みを浮かべた。 『ミッドサマー』を観た感想 冒頭に起きるダニーの悲劇の連続場面は非常に暗く、背景音楽も手伝って異様な雰囲気が漂います。 しかし、スウェーデンの夏至祭が始まった途端、眩し過ぎるほど明るく、色とりどりの花で埋め尽くされた美しい光景が終始画面を占めています。 村民は皆笑顔で温かく訪れたアメリカ人の学生達を歓迎。 ところが老人2人の投身自殺に始まり、事態は一変します。 従来のホラー映画とは異なり、真昼間の見晴らしの良い平原で気味の悪い儀式が延々と続行。 祭典の装飾や村人たちの小奇麗さとは逆に起きている事がが異常な為、観ている人は精神的な動揺や気分の悪さを感じるかもしれません。 本作の監督・脚本を兼務したアリ・アスターは、夏至祭を体験しに来たカップルの別れを描くのが目的だと話しています。 アスターは、観客にスウェーデンの民間伝承に対する理解を求めようとしていない為、描写される儀式に意味を見出そうとせずに鑑賞することをお勧めします。 説明の無い不可解なシンボルや絵がたくさん出て来るので、それを見ておくと4人のアメリカ人学生の身に起きることも予想出来る仕掛けです。 アスターが映画を通して何を見せたかったのかと言えば、物事は見掛けと異なるという点です。 例えば、主人公のダニーは、スウェーデンのミッドサマー 正確な呼称はミッドソマー へ行く以前、そして家族の悲劇に見舞われる前から既に精神的に不安定です。 表向きはいたって普通の女子学生ですが、安定剤を常用し、クリスチャンに固執しています。 また、夏至祭へ誘うスウェーデン人学生のペレは、クリスチャンやマークとは異なり、温和でダニーに親切です。 しかし、最初から村民ではない外の人間を誘い、90年に1度行われる祭典の生贄にする為にスウェーデンへ連れて行きます。 このカルト集団にとって、自分達以外の人は物でしかなく、個人という概念も存在していません。 封建時代の様にヒエラルキーで構成された小自治体は、全てを年長者が決定する権限を保持。 他の若い層は皆それをルールとして従っています。 上述した説明を映画の鑑賞前に読んで頂くと、少しは物語が分かりやすいと思います。 家族を失った精神的な脆さを抱えるダニーが、最後は自分の感情や心情を全て分かち合える新たな家族を得るまでの物語だと、アスターは要約しています。 前作のアメリカにおける悪魔崇拝のカルトに続き、本作では欧州のカルトを描いたアリ・アスターは、2ヶ月掛けて村と夏至祭の舞台を建造しました。 キャストは皆お互いに気を配って精神的安定を保ったと話しており、俳優陣にとっても苦労があった作品です。

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アナタの狂気も明るみに…映画『ミッドサマー』ネタバレ感想&あらすじ

ミッドサマー ペレ 絵

ネタバレ! クリックして本文を読む 予告編で気になっていたところ、期間限定配信されていたので鑑賞。 導入から世界観に引き込まれました。 綺麗な映像と不穏な音楽にわくわく感が掻き立てられますな〜と、この後の展開を楽しみにしていたのだが…… おや?おやおや? ヘンリー・ダーガーっぽい絵がちゃちい。 (予告でチラッと写るくらいだと雰囲気あったんだけど)飛び降りシーンが怖くない。 (個人的に飛び降りシーンには弱くて、胸のあたりがひゅんってなるのだが、これはリアリティに欠けるのか全く平気)死体がちゃちい。 (グロいと聞いていたのだが)ほんで、たいして何も起こらないまま、主人公にやりで終了…なんじゃこりゃ。 ホラーとしても、サスペンスやスリラーとしても弱く、どちらかと言えば愛憎劇か? もっとぞくぞくしたかったです。 一番怖かったのは、コミュニティからの志願者の人が、最期の瞬間にファンタジーが解けてしまったところ。 でも、熊さんが可愛い過ぎて、和んでしまったよ。 ネタバレ! クリックして本文を読む もっと怖いと思っていたけどまったく怖さを感じず、自分エログロ耐性が割とあった様。 村に入ってから村人の反応がいちいち面白すぎてほぼ爆笑しながらの鑑賞に…後でやってるアレコレが気になりすぎて真面目にみるのは無理! 主人公のメンヘラぷりや恋人やその友人の性格も中々酷くて良いし、白夜とドラッグのおりなす明るすぎる世界観は新しくて見応えありました。 いやでもあんなに白昼堂々と全てを見せ合うコミュニティ私には無理だなぁ 笑 全編に渡って意味あり気な絵が大量に出てくるので鑑賞後に考察を検索して読んだらバイキングだルーんだで中2心がくすぐられてより楽しくなっちゃいました。 そのうちディレクターズカット版で見直そうかと思います。 ネタバレ! クリックして本文を読む コロナ明け、初映画館!見逃していたミッドサマー見に行きました。 スウェーデン秘境の村の夏至祭を文化人類学専攻の学生たちがレポートしにいくお話。 日本秘境の村まつりも鬼祭という物が多く見受けます。 このスウェーデンの祭りも色々と隠された秘密があるお祭り。 このお祭りの毒牙に学生たちがかかっていってしまいます。 祭りといえば文化人類学的に研究の宝庫。 セックス、乱行、近親相姦、ドラッグ、生贄殺人となんでもありでこの映画もふんだんにその要素を含んでいます。 村人の笑顔がとても不気味で、映像も明るい中に狂気を感じさせてじわじわ恐怖に引き込まれてい来ます。 ラストはもうグッチョグチョ。 あらららら。 という感じでした。 前半少しダルな感じ、ちょっと残念。 ネタバレ! クリックして本文を読む 映画を見る前から、ヒグチユウコ氏の描いたミッドサマーのポスターが気になっていた。 ) 私には、イラストの花に囲まれたダニーが生気を失っている=死んだ人の顔としか見えなかったのだ。 また、それだけではなく、何となく逆さに吊られている重力感も感じてしまっていた。 ポスターのイラストがわざと逆さに配置されたのではなく、実際に逆さ状態を模写されたのではないかと、感じたのだ。 ダニーが最後にどうなったかは描かれていない。 クリスチャンが目の前で焼け死んで、頭がおかしくなって(反転して)、とても可愛い笑顔で自分の置かれた環境をすっかり受け入れたかに見えた。 あの後にペレと結婚したかもしれないとも考えた。 しかし、どうしても気になったのが、歴代の女王の写真の多さだった。 今ごろ彼女達はどうしているのだろうと思った。 だから、最終的にヒグチユウコ氏の描いたポスターの絵によって、私はダニーが女王に選ばれ、自然神に捧げられたのだという考えに至りました。 皆さんはどう思いますか? ネタバレ! クリックして本文を読む 平日の昼間、しかもコロナ禍の影響もあり、130席の劇場に観客は私一人。 劇場でのホラー映画のふれこみのある作品(ディレクターズカット版)は久しぶりだったので、なんか嫌だな〜と思いながら鑑賞しました。 前半部のダルさにうとうとしていると過剰なBGMで起こされることを繰り返していましたが、その分、中盤からの美しい映像やトリップ時のゆがみ、伏線回収は楽しめました(交わるシーンは不謹慎ながら笑ってしまいましたが)。 今作は言わば若者たちが餌食になる生贄風習もの。 凄惨なシーンの数々は大きな見どころになるのでしょうが、かの国の処刑動画を観てしまった後ではどうしても作り物として意識してしまうため、怖さは半減。 鏡に写った顔の正体がわからずじまいだったり、主人公の最後の笑みの意味もよくわからないので、答え合わせのように、これから他の方のレビューを読みにいきます。 今年の暫定ベスト!!! アリ・アスター監督の前作『ヘレディタリー』には、私の前提知識の不足もあり若干の飲み込みづらさを感じたのですが、同作でも描いた「家族の呪い」をさらに拡大解釈し、再提示してみせた監督の手腕には只々脱帽するしかありません! あらゆるセリフや描写がその後の展開を暗示する緻密な構成に唸らされ、結末には否応なしに納得させられてしまいました。 一枚一枚の画を一時停止して確認したくなるほどの情報量です。 グロテスクなシーンもあり好き嫌いははっきり分かれると思いますが、細部まで仕掛けが張り巡らされた演出は間違いなく映画館の大画面で見る価値あり。 主役のフローレンス・ピューは、感情の振れ幅が大きい、難しい役柄に説得力を持たせる素晴らしい演技でした。 脇役で言えば、『デトロイト』で凶悪な警官を演じたウィル・ポールターがまたしても嫌味な役を好演。 序盤から「こいつはまともな最期を迎えない」予感ビンビンです。 因みに、観客は私を含めて3人でした…(笑) 見終わった後味が悪いという評判通り、こんな異常な世界観はかなりヤバいし、イヤミスの境地のような感覚の作品でした。 また、これまでのホラー映画ではなかった、胸をキューと締めつけるような効果音も、恐怖を一層煽ります。 舞台は、夏のスウェーデンの天国のような田舎村ホルガ。 短い夏を謳歌するような自然に囲まれた美しい村とそこに住む親切な村人達。 しかし、その美しさとは対照的な、昔から伝わるカルト教団のような、異常な慣習が次第に露わになります。 そして、1人、また1人外部から来た人を呑み込んでいきます。 老人が崖から飛び降りるシーン、外部の男と娘との公開性交シーン、そして、クライマックスの火あぶりシーンのグロさとエロさには、目を背けたくなるほど…。 一方で、その怖さと正反対な美しい自然に囲まれた村の描写とのアンバランスさが、観る人の心までも不安定にさせる作品でした。 ストーリーも、主人公・ダニーの心の葛藤から次第に新たな境地へと変貌する様は、人間の怖さをも描いていると思います。 こんなに、イヤーな気分にさせられる作品を、2時間半も見せつけられましたが、その分、記憶には残る作品になりました。 ネタバレ! クリックして本文を読む 村入ってからは割と行けたけどアメリカでの妹両親死ぬ流れ?てか女の人の歌声と森の嫌悪感 マッシュルーム・ティーの幻覚とか女王に選ばれたときの花や草が呼吸してる感じが好き 彼氏とりまクズずっと後半中指必死で抑えてた 72歳の老人男女の最後の食事の前のスピーチ?「すー!はー!」が謎にツボって永遠に爆笑でしたおんなじ会場だった方本当にごめんなさい おじいちゃん1回で死ねなくて辛かったね、、 一緒に観たしょうちゃんは彼氏と村の赤毛の子の行為のシーンのカオスさにツボってましたわたしが代わりに謝りますクスクスしてごめんなさい 死体の感じが酷すぎて誰が誰かわかんなかったけどみんな死んじゃったんだねご愁傷様、、 鶏小屋でなくなってたカップルの彼氏 肺が動いてたの衝撃でした 戻っても地獄ここに居ても地獄 まあ大きなフレームは異世界の奇妙な因習に取り込まれて犠牲になる人たちの話なんですが、かつて人類学を学んだ私としては、「90年に一度の祝祭」という設定に大いに引っ掛かりを感じました(そこが突込みどころかいっ!!と言われそうですが・・・)。 90年毎といったら3~4世代に一度の頻度ですから、継承が恐ろしく困難なはず。 村人の誰もが初体験の儀式を、共同体全体であのテンションを強固に保ったままあの密度で粛々と実行することはまず不可能だろうという違和感が大きすぎて、ちょっと入り込めませんでした。 制作側としては、めったにないレアで大規模な儀式だからこそあれだけのグロで一見良識に反する集団行動もあり得るのだ、という想定なのでしょうが、現実はその逆で、仮に規模は小さいとしても同じ思想に根ざす儀式を普段から共同体でやっていないことには、ああいう大きなことは実際にできないんです。 という意味で、なんだかんだの映画的フックやら小ネタ以前でちょっと正直しらけました。 まあ個人的な感想ですが。

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アナタの狂気も明るみに…映画『ミッドサマー』ネタバレ感想&あらすじ

ミッドサマー ペレ 絵

監督は、主演は。 原題は、で(ミィドソンマル)を意味する。 アメリカの大学生グループが、留学生の故郷のスウェーデンの夏至祭へと招かれるが、のどかで魅力的に見えた村はキリスト教ではない古代北欧のを信仰するカルト的な共同体であることを知る。 この村の夏至祭は普通の祝祭ではなくを求める儀式であり、の明るさの中で、一行は村人たちによって追い詰められてゆく。 ストーリー [ ] 大学生のダニーはを抱えていた。 ある冬の日、同じくだった妹が失踪し、両親を道連れにでしてしまう。 自身の疾患と家族を失ったに苦しみ続け、恐怖の底に追い詰められているダニーを、恋人のクリスチャンは内心重荷に感じながら別れを切り出せずにいた。 翌年の夏、ダニーはクリスチャンと一緒にパーティに参加した。 席上、彼女はクリスチャンが友人のマーク、ジョシュと一緒に、同じく友人であるスウェーデンからの留学生ペレの故郷であるホルガ村を訪れる予定であることを知った。 クリスチャンはペレから「自分の一族の故郷で、今年夏至祭が開催される。 夏至祭は90年に1度しか開催されないので、見に来てはどうか」と誘われたのである。 大学でを専攻するクリスチャンは、学問的関心もあってホルガ行きを決めたのであった。 スウェーデン行きをダニーに隠していたクリスチャンは、仕方なくダニーも誘う。 ダニーらはスウェーデンへ渡り、ペレの案内でに位置するであるホルガを訪れた。 一行は、森に囲まれた草原という幻想的な風景と、白い服を着た親切な村人たちに初めは魅了される。 一行は同じくよそ者で、ペレの兄弟分のイングマールに誘われてロンドンからホルガにやってきたサイモンとコニーのカップルと合流し、イングマールからを勧められる。 キノコによる幻覚の中で、ダニーは妹の幻を見る。 村には夜が訪れるが、のためいつまでも昼のような明るさのままである。 翌日から始まる夏至祭はただの祝祭ではなく、の祭りであった。 そうとは知らずに参加したダニーは、不安と恐怖に苛まれていく。 草原のテーブルでの全員そろっての食事など夏至祭の儀式が粛々と進むが、 ()の儀式が始まると、よそ者一行の中に緊張が高まる。 コミューンの中の年長者二人が高い崖の上に姿を現し、おもむろに身を投げるという棄老の儀式が行われた。 身を投げた者のうち女性のほうは即死するが、男性のほうがまだ生きており、村人たちは男のうめき声をまねながら身をよじって叫び、槌で頭を叩き潰してとどめを刺す。 村の長老であるシヴは、ショックを受けたダニーをはじめとするよそ者たちに、これはホルガの死生観を表現した完全に普通の文化であり、村人は全員72歳になると同じようなことをしなければならないのだと説明する。 ダニーたちはペレの懇願と、夏至祭の研究で文化人類学の論文を書かなければならないというジョシュの必要性からホルガに残ることにする。 一方、サイモンとコニーは途中でホルガを出ることに決める。 荷物を集めるコニーに、村人はサイモンが列車に乗るために先に村を出てしまったという。 混乱したコニーは一人で村を出ていくが、その後、遠くで女性の叫び声が響く。 クリスチャンもホルガ村のことを論文のテーマにすることを決めるが、テーマを盗むつもりかと疑うジョシュとの関係が険悪になる。 ジョシュは、で書き継がれてきた村人の指針となる聖なる書である「ルビ・ラダー」(Rubi Radr)についてもっと教えてほしいと村の長老に懇願するが、絶対に読んではいけないと断られる。 いまルビ・ラダーを書いているのは、によって障害を持って生まれ、村のいわば神官となった人物で、村のあちこちに絵も描いているという。 一方軽率なマークが、村の神聖な木にそうとは知らずに立小便をしてしまい、村人の間に怒りが沸き起こる。 夕食時、マークは村の魅力的な女性に誘われてどこかへ消える。 クリスチャンの食事の中には女性の陰毛が混ぜられていた。 誰かが彼とのセックスを願って、この村の伝承通り自分の陰毛をまぜるおまじないをしたのだろう。 その夜、ジョシュは神聖な建物に忍び込んでルビ・ラダーを盗撮するが、突然現れた半裸の男に邪魔をされる。 その男はマークからはぎ取られた顔の皮をかぶり、下半身の皮をはいていた。 ジョシュは槌で頭を殴られ、その体はどこかに引きずり出されてゆく。 翌日、ダニーはさらにたくさんのドラッグを村人から勧められる。 彼女は村の女性総出のメイポール・ダンスの大会に参加させられ、全員で手をつないでの周りを何周も何周もする。 最後まで立っていられたダニーが優勝し、として花の冠をかぶせられ、村を行進する。 一方クリスチャンも大量のドラッグを摂取させられ、村の建物内で性的な儀式に参加させられる。 彼は服を脱がされ、全裸の女性たちに取り巻かれながら、彼の子種を孕むことを望む村の少女に強姦される。 女性たちの囃子声を聞いて建物に近寄ったダニーはクリスチャンがセックスをさせられているところを見てパニック障害を起こし、ついてきた女性たちもダニーをまねて一緒に泣き叫ぶ。 儀式後、意識もうろうとしたクリスチャンは全裸で飛び出して村をさまよう。 やがて、地面に埋められたジョシュの脚と、生きながら解剖され、背中から取り出されたを翼のように広げさせられ天井から吊るされるという「」のような処刑をされたサイモンの姿を発見するが、再び気を失わせられる。 メイクイーンとなったダニーは集まった村人たちから、コミューンから悪を追い払うために9人のいけにえが必要なのだと説明される。 ペレとイングマールに誘われたよそ者のジョシュ、マーク、コニー、サイモンの4人。 最初に身を投げた老人2人と、自らいけにえに志願してこれから死ぬイングマールとウルフの2人。 ダニーはあと1人のいけにえを、よそ者のクリスチャンにするか、それとも抽選で選ばれた村人のトービヨンにするか、選択を迫られる。 彼女は恋人のクリスチャンを選択する。 意識を半ば取り戻したクリスチャンは、自分が腹を裂かれた熊の体に全身をくるまれ、イングマールとウルフとともに神殿の中にいることを知る。 やがて神殿に火が放たれる。 体に火が付いたウルフの絶叫を、外にいる村人たちもまねて叫ぶ。 最初は苦悩と恐怖で泣いていたダニーだったが、神殿が焼け落ちてゆくにしたがい、微笑み始める。 ラストシーンの意味 [ ] 本作のラストシーンについては様々な解釈がなされているが、アスター監督は「ダニーは狂気に堕ちた者だけが味わえる喜びに屈した。 ダニーは自己を完全に失い、ついに自由を得た。 それは恐ろしいことでもあり、美しいことでもある」と脚本に書き付けている。 キャスト [ ] 登場人物のうち、ホルガの住人たちは主に俳優が演じており、そのうちの何人かにはを話す場面がある。 また、ダニーの家族など脇役数名はが演じている。 ダニー・アーダー 演 - 、日本語吹替 - アメリカの大学で心理学を学ぶ女子学生。 を抱えており、自分自身の不安や焦燥感を共有してくれる友人が少ないことに苦悩する。 クリスチャン・ヒューズ 演 - 、日本語吹替 - ダニーと同じ大学に通う大学生。 を控えていて、作成の題材を模索中。 ダニーを愛してはいるが、彼女の苦悩を受け止め切れず、その関係は微妙なものになりつつある。 ジョシュ 演 - ()、日本語吹替 - ダニーと同じ大学に通うクリスチャンの友人。 今回のスウェーデン旅行のほか、文化人類学でドイツや英国を巡る予定。 マーク 演 - 、日本語吹替 - ダニーと同じ大学に通うクリスチャンの友人。 学問的な事よりセックスとドラッグの事しか頭になく、仲間の中でも特に軽薄な行動が多い。 ペレ 演 - ()、日本語吹替 - ダニーたちの大学に留学しているホルガ出身の青年。 仲間たちをホルガの夏至祭に誘う。 サイモン 演 - 、日本語吹替 - イギリスの農園で知り合ったイングマールの招待をうけホルガへ来た青年。 コニーと婚約している。 コニー 演 - 、日本語吹替 - サイモンの婚約者。 イギリスの農園で知り合ったイングマールの招待をうけホルガへ来た。 ダン 演 - ホルガの村人の老齢男性。 夏至祭の初日にアッテストゥパンの儀式に登場する。 製作 [ ] スウェーデンの夏至祭のメイポール 5月8日、A24がアリ・アスター監督の新作映画の製作を開始しており、全米配給をも手掛ける予定だと報じられた。 製作サイドから「スウェーデンを舞台にしたホラー映画の監督を務めて欲しい」とのオファーを受け取ったとき、アスターは「ストーリーを思いつけそうにない」という理由で断ろうとした。 しかし、何とかアイデアを閃くに至ったため、そのオファーを受けることにしたのだという。 7月30日、フローレンス・ピュー、ジャック・レイナー、ウィル・ポールター、ウィリアム・ジャクソン・ハーパー、ヴィルヘルム・ブロングレンらがキャスト入りした。 なお、本作のはので行われた。 公開・マーケティング [ ] 2019年3月5日、本作のティーザー・トレイラーが公開された。 5月14日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された。 6月18日、本作はのでプレミア上映された。 当初、本作はからNC-17指定(17歳以下は鑑賞禁止)を受けたが、6週間にも及ぶ再編集の末に、R指定(17歳未満の観賞は保護者の同伴が必要)へと引き下げられることになった。 なお、アスター監督は現行版より30分以上長いエクステンデッド版を世に出すつもりだと述べている(元々、本作のファースト・カットは3時間45分にも及ぶ長大なものであった)。 2019年8月17日、本作のディレクターズ・カット版(上映時間171分)が初めて上映された。 日本では2020年2月21日から指定で上映された のち、ディレクターズ・カット版が同年3月13日から指定で上映された。 興行収入 [ ] 本作は『』と同じ週に封切られ、公開初週末に700万ドル前後を稼ぎ出すと予想されていたが 、その予想は的中した。 2019年7月3日、本作は全米2707館で公開され、公開初週末に656万ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場6位となった。 評価 [ ] 本作は批評家から絶賛されている。 93点となっている。 サイト側による批評家の見解の要約は「野心的で、見事に作り込まれており、観客の心を大いに揺さぶってくる。 『ミッドサマー』によって、アリ・アスター監督はホラー映画の巨匠と見なされるべき人物であるとまたしても証明された。 」となっている。 関連項目 [ ]• :2013年に公開されたの惨劇を基にしたプロットのスリラー映画• :1973年に公開されたイギリス映画で、民間伝承を題材にしたフォーク・ホラー映画。 異教が信仰される村の五月祭によそから招かれた主人公が巻き込まれてゆくというストーリーであり、劇中の要素やプロットが共通する。 アリ・アスターも好きな映画に挙げているが、『ミッドサマー』の脚本執筆中は観返さなかったという。 出典 [ ]• Twitter 2019年5月9日. 2019年6月29日閲覧。 2019年6月29日. 2019年6月29日閲覧。 Tom Brueggemann 2019年7月7日. 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