毎日は僕は超えられそうにないから。 セイカツ 歌詞「おさるのうた」ふりがな付|歌詞検索サイト【UtaTen】

HIITには効果がない?3年以上継続している僕が本当の事を教えます

毎日は僕は超えられそうにないから

Boyaです! 僕は重度の睡眠時無呼吸症候群でした。 AHIは3桁を超えていました。 お医者様からは「現代医学ではもうCPAPを外して生活することは難しいだろう」と言われていました。 しかし、今僕はCPAP治療を卒業して経過観察状態です。 CPAP治療は月々の治療費を考えると保険対象とは言え、月々5000円ぐらいかかるので結構痛いです。 それを卒業できたのは経済にも軽減されて良かったです。 皆様もこんなケースもあるのだとご参考にしていただければと思います。 僕がどんなことをしてきたのかをご紹介致します。 それでは行ってみましょう! 僕が睡眠時無呼吸症候群が一番酷かった時は体重がまだ90㌔近くだった時でした。 まず、睡眠時無呼吸症候群について少しお話すると、この症状の厄介なところは自覚症状が全くなく、突然死の危険があることです。 症状としては以下のような状態です。 ・睡眠中呼吸が止まる ・イビキがすごい ・日中の眠気が酷い ・何時間寝ても寝た気がしない この症状を抱えている人はかなり多いのではないでしょうか。 日中の眠気や何時間寝ても寝た気がしないは、別の睡眠障害のため、薬事療法で対処されがちです。 しかし、睡眠中に呼吸が止まるは完全に無呼吸症候群の症状なのですが、睡眠中の自分自身には気づきようがありません。 他人がもし聞いてたとしてもただのイビキの一種だと思って、まさか病気だと思わないケースが殆どだそうです。 僕の場合、2つの偶然がありました。 1つは当時日々の状態をリワークのカウンセラーさんに事細かに共有していたこと。 もう一つの偶然は実家に泊まった時に母親は僕が寝ながら苦しそうに呼吸が止まりそうになってたところを目撃してることでした。 普段はイビキが今日は酷いなでスルーされていたのですが、その時はイビキというより溺れてるような呼吸の仕方だったため、印象に残ってたそうです。 その翌朝何気なく睡眠時の状態を母が僕に伝えてくれて、それをそのままリワークのスタッフに伝えたところ、リワーク内の有識者が睡眠時無呼吸症候群の疑いがあるかもしれないもアドバイスしてくれました。 そのまま呼吸外科に診察してもらい宿泊検査したところ、かなり重度の睡眠時無呼吸症候群であると診断されました。 この発見は僕にとってかなりの幸運でした。 どんなに生活習慣を良くしても日中の眠気の強さが無くしきれず、リワークに通って生活リズムを整えても超えられない壁でした。 無呼吸症候群の治療を開始して一年が経つ頃にはかなりAHIの数値は一般の数値にまで回復していました。 睡眠の質もかなり向上し、睡眠の質が良い状態の自分を十分に把握し身体に刻むことができました。 呼吸外科の先生がおっしゃっていたが、日本人の骨格や体型、特に男性は睡眠時無呼吸症候群になりやすいそうです。 世界では肥満になるとなりやすい病気として認識されていますが、欧米の方は気道の形が通常が広いため、肥満にならない限りなりづらいそうです。 しかし、日本人やアジア人は細い人でも気道の形が狭くてなりやすいため、AHIが3桁を越えるとCPAP治療は一生続くものとされているそうです。 ではなぜ僕はCPAP治療を卒業できたのか ここから完全に僕の仮設であり、検証に基づくデータもない為医学的根拠は一切ありませんのでご理解下さい。 仮設 ・急激にダイエットして気道の肉が減少した ・CPAP治療により睡眠時の気道が確保される形状が 身体に記憶されていった ・管楽器練習によりインナーマッスルが鍛えられ、 記憶された気道の形が固定化されてきた 僕は体重117㌔ありました。 現在は72㌔まで落とし、71㌔から74㌔ぐらいを維持している状態です。 このダイエットにより不要な内側の肉が落とされていったんだと思います。 次にCPAP治療により睡眠時に喉が閉塞する癖がついた身体を喉を開けて寝る習慣が身体に記憶されていきます。 CPAP治療の初期は何度も何度も溺れるような体験で起きる事がありました。 慣れるまでは結構辛かったです。 口を開けて寝てはいけないので、この治療は慣れるまでかなり拷問でした。 先生に調整を頻繁に相談しつつ、寝にくくてもCPAPをつけて寝ることは放棄せずに無理矢理にでもつけて寝るようにしてました。 更に管楽器を毎日ように練習し全力で吹いていたため、喉が鍛えられていったということが考えられます。 音楽的には良くないとは思うのですが、当時の僕はまだ師匠がおらず、完全に独学だったのでパワーで吹いていました。 とにかく吹き込むプレイが爽快だったので、それを2時間から4時間練習していました。 現在はなかなか毎日できず、仕事などが忙しいと3週間練習していないこともあります。 しかし、そんなに空いていても今のところは再発する気配はありません。 CPAP治療卒業後、極稀に軽くイビキをすることはあったと妻は言っていましたが、二日以上続くことはないため再発していないと判断しています。 AHIが3桁を超える場合、殆どのケースはCPAP治療を卒業することはできないというのは統計上は正しいのだと思います。 しかし、管楽器ではないしても全力で喉を全開に開けて呼吸するような動作を長時間やることは効果があるのだと僕は推測しています。 楽器は高価なので練習することは難しいですが、ヨガや全力でする呼吸法などをすることでCPAP治療から卒業してマウスピース治療に移行することができるのかもしれません。 効果が明確に出るまで一年近くかかると思います。 僕も卒業するまで3年かかりました。 海外旅行先にもCPAPを持っていきました。 それぐらい徹底して使い続け、ダイエットと楽器練習もしてたので容易ではないと思います。 しかし、睡眠の質は人生においてかなり重要です。 日中のパフォーマンスは睡眠が全てと言っても過言ではないと僕は思います。 僕が考える CPAP卒業のポイントをあげます。 ポイント ・ダイエット 首周りの肉を落とす ・徹底したCPAP治療 ・全力呼吸 呼吸法、激しい運動、管楽器など また、最後に重要なことは主治医がどんなに一生治らないと言っていても、 ・体型の変化 ・睡眠の安定 ・呼吸の安定 を実感しているならば再検査をしてCPAP治療の継続が必要であるかを再検討してもらって下さい。 再検査しても継続が必要であるならば、もっと良くなるように継続的な努力をすれば良いです。 盲目的に一生続くと思って再検査もせずにいるのは非常に残念です。 僕の最初の主治医は「一生治らないから再検査する必要はない」というスタンスでした。 僕は体系が激変してからずっと再検査を申し出ていました。 今の場所に引っ越しする直前に主治医が交代し、相談したら「通常は治らないから体系が激変しているし、気になるようなら再検査してみるのは良い」と言っていただき、転院先の先生に診断書を書いてくれました。 転院先の先生も納得し睡眠検査をしたところ、異常がみつからなかったため、CPAP治療は一旦様子見。 もし、自覚症状や同居人が数日に渡るイビキや呼吸困難を発見したらすぐに診察を受けるようにと言われて通院することなく、経過観察になりました。 睡眠時無呼吸症候群は突然死もあり得る恐ろしい病気なので独断で治療を止めることは絶対に止めたほうが良いです。 主治医と相談してしっかり検査した上で対応してください。 また、本当に見つけにくいため、イビキが常習化してる方は睡眠外来に一度かかってみてください。 今回も長文をご清覧頂き誠にありがとうございます。 今回タメになったと思った方は「スキ」を押して頂けると励みになります。 また、今後も投稿を読んでみたいという方はフォローしていただけると幸いです。

次の

深刻な「マスコミ不信」を超えて…これからのメディアの話をしよう

毎日は僕は超えられそうにないから

Contents• 過去の研究をまとめたレビューやRCT(、、)でも HIITで脂肪減少の効果が確認できます。 特に3番の研究では6週間にわたって平均体重の女性がHIITをやったら、 カロリー制限をせずに体重が6kgも減ったとの報告が。 これは結構ありがたいのではないでしょうか。 実際僕が3年以上継続して思ったことは、 脂肪が落ちた事、そして一番は体力がついたかなって事です。 僕自身テニスをしていますが、HIITを始めてから結構粘れるようになりました。 しかしHIITの研究にはいくつか補足点が。 それを紹介していきます。 HIITの効果は研究によって様々。 ただし時短の効果はありそう。 実際HIITはランニングの5倍以上も効果があるぜって研究もあるし、逆に効果がでていない研究もあります。 効果が出ている研究では 運動がハードな場合が多いです。 では36人の訓練を受けていない男性が• 激しいインターバルランニング(トータル 480分)• 長時間のランニング(トータル 1800分) この2つのグループに分かれ、12週間後に持久力や脂肪燃焼効果を測定。 運動内容が楽すぎる• 食生活が適当• プロテインやサプリを使っていない 運動内容が楽すぎる まずだいたいの原因はこれに当てはまります。 「運動内容が楽すぎる」こと。 そもそもHIITは• もう限界!というくらい体を動かす(最大心拍数の80~90%)• 数十秒の休憩をはさむ この繰り返し。 ただのストレッチや腹筋では効果が薄くなっててしまいます。 先ほど紹介したレビューでも、 効果が出ているものはみんな割かし運動内容がハード。 どれだけHIITをやろうが、摂取カロリーが消費カロリーを超えては太ります。 逆に増量したい人は頑張ってたべなければいけません。 人間のモラルライセシングには注意• 「HIIT頑張った!今日は食うぞ!」• 「HIITって脂肪燃やしてくれるんでしょ?じゃあケーキ食べちゃお!」 心当たり、ありませんか? 実は人間には 「目標に沿ったことをすると逆の行動がしたくなる」心理があり、 モラルライセシング効果と呼びます。 いわゆる「ご褒美」みたいなもんです。 例えば、ランニング30分頑張った人がいたとしましょう。 「今日も30分頑張った!今日はケーキ食べても大丈夫だろう!」 このように、自分はランニングをやったからもう大丈夫だ!と安心してしまうわけです。 実際ランニング30分で消費されるカロリーは約270kcal。 それに対し、ショートケーキ一個343kcal。 せっかくの消費カロリーが無駄になります。 このように、HIITさえやれば大丈夫という思考は禁物。 食事管理にも注意が必要です。 プロテインやサプリを使っていない 3つ目はプロテインやサプリについて。 ぶっちゃけ、 効果を高めたいのならプロテインやサプリは必須。 HIITの効果を高めてくれるからです。 いつもいちご味のプロテイン飲んでるんだけど、そろそろ無くなりそうだから注文しようかなって思って… でも甘すぎて嫌いなメープル味のプロテインはまだいっぱい残ってる… 我慢してメープル味を飲むか、見なかったことにしていちご味注文しちゃうか… いや、残しておくのはだめだよな…でも(文字数 — りり@痩せたい女 yasetaionnadebu 例えばプロテイン。 最近では一般の方も、日常で摂取しにくいタンパク質補給の役割として飲む方が増えてきました。 とはいえ、一見プロテインと聞くと 「ガチムチの人が飲むものでしょ?」というイメージがある人も少なくないでしょう。 しかし実はプロテイン、 空腹を感じにくくなる効果があることが分かっています。 HIIT後に飲めば空腹を抑えてくれるだけでなく、タンパク質が素早く吸収されるので一石二鳥。

次の

深刻な「マスコミ不信」を超えて…これからのメディアの話をしよう

毎日は僕は超えられそうにないから

ご自身のLINE IDを公開されたのですよね。 そうですね。 まさにあのときは「誰でも発信」で、情報の信頼性が問われたというか。 本震が発生したとき、SNSには被災地からのさまざまな声が溢れました。 一方で、デマを流す人もいれば、伝聞によって結果的にウソの情報を流してしまう人もいたんです。 僕はNHKに在職していた当時から個人名を明かしてmixi、Twitter、FacebookなどSNSを積極的に使って発信していましたので災害時にはSOSを含めたくさんのメッセージをいただきます。 「堀さん、何とかしてください」と。 熊本地震ではさらに踏み込んだコミュニケーションを試しました。 それが「僕のLINE IDを公開します」というもの。 被災者の方で、本当に情報発信の支援が必要な方は、ぜひ連絡してください。 写真でも動画でもいいですが、できれば動画でお願いします、と。 これはファクトを伝えやすいからという理由もありますが、最近は東日本大震災の頃よりもずっと動画を送りやすくなったのもあります。 「そうですか、念のためもう一度、どこの誰が言っているのか、今も同じ状況が続いているのかを、確かめてみてください」と返信すると、「堀さん良かったです、もう大丈夫みたいです」とか「よく聞いてみたらSNSで回ってきたウソだったみたいです」とか、そんな情報もたくさんあった。 一方で、情報を精査したところ、「やはりこれは緊急性が高い」というものもあって。 その方にはスマホでの映像の撮り方をLINEで指南し、送ってきてもらいそれを僕の方で記事化してニュースサイトで発信し、と同時に僕が直接、現地に行って映像を送ってきてださった被災者の方を訪ね、さらに深掘りしてレポートしました。 発信する人と発信してほしい人がマッチしているので、今までは「テレビ? 来んなよ」だったのが「堀さん、堀さん、こっちだよ!」となるわけです。 インサイドのかなり奥までカメラが突っ込んで行くことができた。 LINEを公開したことで、「避難所格差」などマスメディアがすぐには気づきにくいことも、先駆けて報じることができました。 「避難所格差」は指定避難所とそうではない避難所との間に生まれる格差のことですが、どうしてそれが生まれたかというと、きっかけは東日本大震災なんです。 もともとこの問題は東日本大震災で注目されました。 当時、避難者が体育館や公民館に長期滞在するのはしんどかった。 その教訓で、調理場があるとか、自衛隊の大型車両が入れるとか、寝泊まりをする上で住民の生活環境が一定以上保たれるところが指定避難所となり、そこに重点的に物資が届くことになっていた。 指定避難所ではない、小学校や中学校に避難した人とは状況が大きく異なりました。 そうした情報を事前にご存知の方はほとんどいなかった。 そのため、「苦労してたどり着いた避難所なのに、物資がまるでない」ということが起こってしまったわけです。 これは当事者の発信を受け取った僕らがネットニュースで発信し、それをみた地元紙が取り上げ、さらにテレビ局が追いかけ、世論を換気し、物資が集まるという結果になりました。 しかし、なぜ堀さんは「LINE IDを公開する」という大胆な行動を起こせたのでしょうか。 そもそも僕は、メディアというのはインタラクティブじゃないとダメだと思っているからです。 NHKにいた頃、自社の不祥事が起きても「番組では何も言うなと」と上の人間から釘を刺されたことが度々ありました。 でも、僕は謝ったり説明したりするようにしていました。 「今日もありましたね、不祥事が。 申し訳ないです。 さて……」と。 上司は「まぁ、しょうがないか」、現場の編集マンは「よく言った!」みたいな感じでしたね(笑)。 それだけではありません。 台本があるときは台本を置く。 本番でリハーサル通りに会話が進むと「それ、さっきの打ち合わせ通りですね」と正直に言っちゃう。 テレビ局の内側の段取り感、そんなの視聴者の方にはバレてるじゃないですか。 報じる側もバレてることを知っているのに、バレていないフリをしている。 そんなの、コントみたいですよね。 だから、段取りを壊していく。 そうしないと、マスメディアなんて信頼してもらえないから。 僕は『ナチスドイツのプロパガンダと大日本帝国下のNHK』を卒論のテーマにするくらい、学生時代からマスコミに対して不信感を抱いていました。 戦前・戦後で、日本の主要メディアってほとんど入れ替わりがないんですよね。 なかでもNHKが一番影響力が大きいと思ったので、「NHKを変えよう」という意気込みで、就職面接を受けていました。 どうすれば変わるのか。 それはやはり、自分たちへの批判も、報道の偏りなどもNHKが自分自身で報道できることだと思ったんですね。 だから、インタラクティブが大事なんです。 デジタル放送でそうなるかなと思ったら、カラフルなボタンがリモコンについただけでした。 ちょうどその頃にSNS、当時はmixiが流行りだした。 そのおかげで、ようやく視聴者とのインタラクティブが実現できるようになったんです。 例えば、当時のmixiには「覚せい剤の使用歴がある女性同士が、どうしたら薬物依存から抜け出せるかの情報を共有する」というコミュニティーがありました。 ちょうどある女性タレントの薬物使用が取り沙汰されたときだったので、そのコミュニティーの人たちに取材を申し込んだら、「同じような経験をする人を増やしたくないから」と快諾いただきました。 そうしたら、「7回も子どもを堕ろしました」「職場である病院から注射器を横流ししました」など、他では聞けないような話が次々と。 女性たちはテレビで「伝えてほしい」というのです。 まさにインタラクティブなSNSと報道のコンビネーションの価値を見出した瞬間でもあります。 その後も、Twitterとテレビ番組との連動は、僕がキャスターをしていた経済ニュース番組でやり出したのが一番早かったんじゃないかな。 でも、東日本大震災があって、改革機運に満ち溢れていたチームにもブレーキがかかり始めたのが当時は残念で…。 でもね、僕はここで額を切りつけられ血を流したとしても、その血は受信料でできていると思っているんです。 僕が初めてNHKマンとして勤務したのは岡山放送局でした。 農家の奮闘ぶりを伝えるために、山奥まで車を運転してカメラを回すと、その度に「わー、来てくれた!」と手を合わせるくらいの勢いで歓迎される。 後日、放送をDVDに焼いて渡しに行くと、「これを死に形見にしますから」なんて、涙を流して喜んでくれました。 NHKというのは、情報発信の支援を藁をもつかむ思いで必要としている人がいるから、受信料をいただけている。 その受信料のおかげで、いい機材を使って、発信スキルを身につけさせてもらった。 これは還元しなきゃいけないですよね。 発信を必要としているところに、どんどん発信スキルを持った人を送り込むような、そんなシステムを作りたかった。 でも、どうやらそれはNHKではできないらしいということも、わかってきてしまいました。 やれ財界が、やれ政治が、やれ世界の潮流が。 そういうものが放送にのしかかってくるようであるならば、そんなのは本当の公共放送ではないと思ったんです。 辞めるか辞めないかというときに、心ある上司が言いました。 「堀の考えていることはわかるし、俺たちもそうしたい。 でも、NHKでそうするには偉くならなきゃいけない。 今は我慢しろ」と。 「僕には時間ないんですよね」と伝えました。 自分のモチベーションを維持できるかもわからないし、心と体の健康を保てるかもわからない。 次の災害がいつ発生するかもわからない。 早くやりたいからNHKを出ます。 その代わり、みんなと協力してやりたいです。 そう伝えて、辞めました。 堀さんにとって、挑戦するハードルは高くないのですか? 高くないですね。 性善説でいたいと思う一方で、僕はかなりの性悪説の人間で、世の中にまったく期待していません。 そう思いたくないという葛藤をいつも抱えています。 というのも、バブル崩壊直後に多感な時代を送った人間としては、学校はウソをつくし、企業はでたらめだし、政治もむちゃくちゃ、メディアも腐っている。 早くノストラダムスの大予言が当たって、この世なんて滅びてしまえばいい。 それくらいこじらせて、学生の頃はパチンコばっかりやっていました。 午前中からパチンコ屋の行列に並んで、道行く人たちを「こいつらが世の中をダメにしたんだ」と睨みつけるような。 でも、この世は滅びなかったし、落ち着いて周りを見渡せば、世の中には不幸がいっぱいあるな、と改めて思った。 世の中はどうしても簡単な方に流れていくものです。 キュレーションメディアの問題などもそうですが、「これが儲かるんだ」と言われれば、人件費を押さえ込んだり、立ち行かなくなれば、簡単に首を切ったり……。 だからやっぱり、僕らが生きる大衆社会というのは、無防備であればあるほど、操ろうとする人に操られやすい。 僕らは、自分たちが大きな不幸に見舞われたときに、ようやく危機を実感するんです。 これはかつての戦争と同じじゃないですか。 歴史に学ばず、過ちを繰り返すのはイヤだな、と。 期待はしないけど、挑戦しないのはもっとイヤ。 そんな気持ちです。 今では、マスコミにも身を置きつつ、ネットにも身を置きつつ、それぞれのメディアも渡り歩きながら、人びとの営みを絶えず発信することが、やりがいになっていますね。 ネットではよく、マスメディアは叩かれるじゃないですか。 でも、中に入ってみると、悪意があって情報を出していない、なんてことばかりじゃないんです。 だって、30分のニュース番組というのは、海外のネタ、国内のネタ、気象情報やスポーツでその尺を奪い合うわけで。 「何であのニュースをやらないんだ」というときは、隠したいわけじゃなく、あぶれてしまったということも多い。 それには職業ジャーナリストとしては忸怩たる思いがあるし、せっかく取材に答えてくれた人も不満ですよね。 でも、僕のような方法で、さまざまなチャンネルを持って情報発信をしていると、「あそこのテレビで言えなかったことをここのラジオで言おう」「それでも言えなかったことはネットで言おう」「ネットの反響をテレビで紹介しよう」といういいサイクルが生まれます。 僕は今たまたまそれができる位置にいるので使ってください、という気持ちです。 NHKを辞めた直後は、どうすれば社会を変えられるのか、あれもしなきゃこれもしなきゃ、と気負っていましたが、今はそんなことはなくて。 印象的だったのが、NPO法人『Living in Peace』代表の慎泰俊さんと話しているときに、「堀さん、変化はゆっくり起きるんですよ」と言われたんです。 あらためて「そうだよなあ」と思って。 急激な変化というのは、要らぬ混乱や対立を生みます。 わかりやすいことというのは、どこかに無理があるんです。 日々の所作の中に身についていくような提案を、草の根で続けることが大事だと思っています。 あとは、僕より頭のいい人たちがTwitterやLINEのような新しいプラットフォームを作ったら、すぐに乗っかって「一緒にやりましょう!」と言う(笑)。 個人が発信したら責任を持って社会に届ける。 「マスメディア」「市民」なんて区別はないし、誰が偉いとかもない。 不毛な対立からはさっさと脱却して、どんな業界でも「それいいっすね」と巻き込んでいく。 講談社や毎日新聞、グーグルなどとも連携して、毎月のように一般の方向けのワークショップを開催しています。 そうする中で、当事者からの発信が少しずつ増えてきたので、手応えを感じているところです。 また、最近、『』という新しい会社を立ち上げました。 多くのNPOやNGOがそうであるように、「いい取り組みをしているんだけど発信するだけの余力がない」という人たちの情報発信を専門にお手伝いする会社です。 こうやって、すべてのインフラを駆使して、個人や組織を縦横無尽につなげるハブになりたいですね。 ジャーナリスト。 1977年生まれ。 2001年NHK入局。 「ニュースウオッチ9」リポーターとして事件・事故・災害現場等を取材。 10年、「Bizスポ」キャスター。 12年、UCLAの客員研究員。 日米の原発メルトダウン事故を追ったドキュメンタリー映画「変身 Metamorphosis」を制作(京都国際インディーズ映画祭特別賞)。 13年よりフリーランス。 J-WAVE「JAM THE WORLD」、東京MXテレビ「モーニングCROSS」、AbemaTV「アベマプライム」、毎日新聞「堀潤のソーシャルメディア日記」、雑誌「anan」「Tarzan」「ジュニアエラ」連載。 NPO法人8bitNews代表。 淑徳大学客員教授。 著書(講談社現代新書)ほか。

次の