一橋 大学 アウ ティング 事件。 アウティング禁止 「LGBT」への過剰配慮だ

ゲイだとバラされたアウティング事件から学ぶ、カミングアウトの危険性|ゲイダラボッチ

一橋 大学 アウ ティング 事件

一橋大学・マーキュリータワー入り口に設置された献花台。 撮影:一本麻衣 「私が助けられなかった」 2019年8月24日、一橋大学アウティング事件が発生してから4年が経った。 この事件は、アウティング(他人のセクシュアリティを暴露すること)の問題を広く社会に知らしめたほか、性的マイノリティに対する大学側の適切なサポートの問題も呼び起こした。 筆者は、同大学でジェンダー研究のゼミを卒業した一人だ。 ニュースを聞いた時、ジェンダー研究が盛んなこの大学で、こんな事件が起きたことが不思議でならなかった。 8月24日、事故現場となった構内のマーキュリータワーを訪れると、夏休みにもかかわらず多くの学生が出入りしていた。 入り口のすぐ右手に、レインボーの旗に覆われた献花台が置かれている。 事件で亡くなった男子学生の命日であるその日、設置されたものだ。 献花台にはたくさんの花が供えられていた。 夏休み期間中にマーキュリータワーを出入りするには、学生証を所定の場所にかざす必要がある。 献花台はカードリーダーのすぐ横に置かれているため、ほとんどの学生が「何だろう?」という様子で足を止め、事件の内容がつづられた文章を読んでから入館する。 中には手を合わせる学生もいた。 命日の11時30分を過ぎたころ、被害者の両親が訪れた。 献花台の前に来ると、母親は声を上げて泣き崩れた。 「息子の命日が近づくと、 『私が助けられなかった』という思いばかり浮かんできます。 体調もとても不安定になります。 今日、ここまで来られる自信はなかったのですが、行けるところまで行こうと思い、なんとか来ることができました」 事故現場に供えられた花。 献花台を設置したのは、一橋大学大学院経済学研究科修士課程の本田恒平さん。 事件が起きたとき、本田さんは他大に通う大学2年生だった。 「生まれも育ちも国立なので、公園のように利用していた一橋大学は身近な存在でした。 大学ではジェンダー研究もしていたので、事件が発生した場所だけでなく、その内容にもショックを受けました」 大学4年生になった本田さんは、一橋大学大学院への進学を考え始める。 そのことを当時仲の良かった友人に話すと、一瞬、彼女は険しい顔つきになり、「私の兄は一橋大学で亡くなった」と本田さんに明かした。 彼女はアウティング事件で亡くなった男子学生の妹だった。 「 その瞬間、一橋大学アウティング事件は僕にとって特別な事件になりました」と本田さんは振り返る。 「進学したら、一橋大学をこんなことが二度と起きないような場所にしたかった」 今年の春から同院に通う本田さんは、昨年まで事件の献花を主催していた学生が卒業していることを知り、自ら大学に許可を取って献花を引き継いだ。 テーブル、レインボー旗、事件の内容を伝える文章などは、全て本田さんが用意したものだ。 「 一橋大生はこの事件を絶対に忘れてはいけないと思います。 僕一人でできることは限られていますが、思いを持った在学生や卒業生は他にもいます。 事件を風化させないために、そしてこの事件に対して一橋大学に真摯に向き合ってもらえるように、僕にできることを考えていきたいです」 「自分も同じことになっていたかもしれない」 プライドブリッジ会長の松中権さん(右)と副会長の川口遼さん(左)。 本田さんの言葉通り、事件を風化させないために立ち上がっている一橋大生は、本田さんだけではない。 事件の一審判決が言い渡された2019年2月27日、一橋大学の卒業生である松中権さんは、任意団体プライドブリッジを設立した。 プライドブリッジは、一橋大学をLGBTQ学生を含む全ての人が安全に過ごせる環境にしたいと考える卒業生有志のネットワーク。 学内のジェンダー社会科学研究センターと協力して「一橋プライドフォーラム」を開始し、性の多様性への理解を促すや、ジェンダー・セクシュアリティに関するリソースセンターの設置・運営を行う。 同団体の会長を務める松中権さんは、2000年に一橋大学法学部を卒業し、入社した電通ではゲイを公表して働いていた。 「カミングアウトしてLGBTQを支援するNPOを立ち上げ、二足のわらじでキラキラ楽しく働いていました」と当時を振り返る。 ところが事件の翌年、両親が提訴後に記者会見を開いた2016年8月5日、ニュースでその内容を知った松中さんは言葉にできないほどのショックを受ける。 一橋大学在学中、松中さんはカミングアウトしていなかった。 大学は性的マイノリティが安全に過ごせる場所ではないと感じていたからだ。 事件を受けて、「 状況によっては自分も同じことになっていたかもしれない」と、まるで被害者と自分自身が一体化したように感じたと話す。 この出来事がきっかけとなり、松中さんは電通を退社して性的マイノリティのための活動に専念することを決意。 同大の卒業生とともにプライドブリッジを設立した。 松中さんは、学内で事件が風化しつつあることに警鐘を鳴らす。 「電通の寄付講座のひとコマとして、私は一橋大学生に向けてここ数年、LGBTQと社会活動について授業をしてきました。 退社後も続けています。 事件後、ジェンダーに関する書籍を出版した一橋大生たちもいる。 タイトルは、『ジェンダーについて大学生が真剣に考えてみた——あなたがあなたらしくいられるための29問』。 本著では、アウティングの定義や問題点、事件の内容についても丁寧に解説されている。 同パートの執筆を担当した学生の一人である、一橋大学社会学研究科修士一年の女性、Aさんは、アウティングに関する記載を本著に含めた理由を次のように話す。 「この事件は学内で起こったにもかかわらず、何が問題だったのかとか、この状況をどう改めなければいけないかとか、私のまわりではそこまで話題に上りませんでした。 改めてそう感じたAさんたちは、「この問題を取り上げないわけにはいかない」と考え、事件の問題点を広く伝える必要があると考えた。 「『性の多様性は守られなくてはならない』と考える私たちの立場を、明らかにしたいと思いました。 ジェンダーを研究する立場として、この問題について沈黙したくなかったんです」(Aさん) 息子の魂はまだ生きている 献花台の前でインタビューに応じた遺族。 被害者の両親は、このような在学生や卒業生の取り組みを前向きに受け止めていた。 父親は「息子を失ってからは寂しくてしょうがない」と振り返りつつ、「こうして支援していただく皆さんがいらっしゃることが、一番の心のよりどころです。 それでなんとかやっています」と話す。 母親は、こう語る。 「 私や家族だけじゃなく、少しでもみなさんがこうして行動に移してくださるので、息子の魂がまだ生きてるって思います。 事件が忘れ去られるほど、つらく悲しいことはありません」 遺族は2016年3月、アウティングした同級生と一橋大学に対し、損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。 その後、同級生とは和解が成立している。 一方で、大学とは未だ係争が続いている。 2019年2月の一審判決では遺族の訴えは棄却された。 判決は、アウティングの問題点や重大性に一切触れることなく、大学の対応に落ち度はなかったとするものだった。 その後、遺族は控訴した。 「大学は全くわかっていないです。 一審で私たちは負けましたが、それで当たり前じゃないかぐらいに思っているのではないでしょうか」(母親) 「やっぱり、許せんですね。 息子から相談を受けたときにちゃんと話をしてくれれば、こんな形にはなってなかったんじゃないかなって思いますよね。 なぜ私たちが控訴したかということを理解してほしいです」(父親) 事件に無関係な人はいない 献花台に供えられた手紙。 先出の書籍『ジェンダーについて大学生が真剣に考えてみた——あなたがあなたらしくいられるための29問』に、アウティングの問題点は以下のように記されている。 「家族や友達、知り合いが自らのセクシュアリティをあなたに告げた場合、もしくは偶然知ってしまった場合などに、アウティングをするとどういったことが起こると考えられるでしょうか。 わたしたちの社会では、今なお多くのセクシュアル・マイノリティが『普通でない』と烙印を押され、大きなリスクを負う危険性をもつため、場合によっては命を奪われたり社会的な死に追いやられたりすることもありえます」 他人のセクシュアリティを暴露することは、単に秘密をばらすことと同列で語ることはできない。 アウティングは、人の命を奪ったり、社会的な死に追いやったりする可能性がある行為だ。 そのため、本人の同意なくアウティングすることは絶対にしてはならない。 事件後の4年間で、性的マイノリティを取り巻く環境は確かに変わってきている。 早稲田大学や名古屋大学、筑波大学、群馬大学などでは、性的マイノリティの学生への対応ガイドラインが策定された。 国立市では、全国初のアウティング禁止条例が施行された。 しかし制度だけでなく、一人一人の意識が変わらなければ本当の再発防止にはならない。 献花台は8月31日(土)まで設置される。 (文・写真、一本麻衣、編集・西山里緒).

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ゲイだとバラされ転落死「一橋大アウティング事件」の裁判で、同級生と遺族が和解→言われた方からしたら、キモすぎて不快だっただろうね。

一橋 大学 アウ ティング 事件

同級生に「あいつはゲイだ」とバラされた一橋大ロースクールの学生Aくん(当時25歳)が、苦しみ抜いた末、昨年8月24日に校舎6階から落ちて亡くなった。 事件を報じたBuzzFeedには、多くのLGBT当事者たちから「私も同じような被害を受けた」という声が寄せられた。 あまり公になっていないだけで、この問題は決して今回だけのものではない。 2人はどんな関係だったのか。 なぜ、同級生Zくんは秘密をバラしたのか。 悲劇を繰り返さないために、まずは事件の詳細を明らかにしたい。 Zくん側はBuzzFeedの取材に応じていないが、以下、Aくんの遺族への取材や裁判資料などをもとに、2人の関係を再現した(追記: Zくんの代理人は、BuzzFeed Newsの取材に対し「現時点では申し上げることはございません」と話している。 そのため、以下Zくん視点の記述は、Zくん側が公開の民事裁判の場に提出した答弁書に基づいている)。 出会い 2人は2014年1月、一橋大ロースクール入学前のオリエンテーションで知り合った。 4月に入学し、同じクラスになってからは、飲み会などで親交を深めていった。 ロースクールは大学卒業後、司法試験を受けるために入る専門大学院だ。 40人程度のクラスで、一丸となって合格を目指す。 模擬裁判など、チームに分かれて共同作業をする機会も多い。 行動を共にする時間が長く、全員の顔・名前がわかる。 クラスの親密度は、大学というより高校までの雰囲気に近い。 一橋大ロースクールは全国の法科大学院の中で、2015年の司法試験合格率が全国トップだった。 2クラスしかない少数精鋭。 同級生は教室以外でも、研究室や食堂など、キャンパス内外のあちこちで顔を合わせる。 2人はクラスも選択コースも一緒で、毎日とまではいかなくても、頻繁に食事を共にしていた。 週1回、都心のキャンパスで授業を受けるときには、他の仲間と一緒に神田で食事をするのが定番だったという。 Zくんは2015年1月、Aくんから「大きすぎたので着ていない」と、コートをもらった。 そのお礼に、朝が弱いAくんにZくんがモーニングコールをかけ、起こしてあげていた。 同じ目標に向かって、切磋琢磨する日々。 AくんはZくんを好きになり、いつしかその気持ちを、抑えられなくなっていた。 告白 AくんがLINEで恋愛感情をうち明けたのは、2015年4月3日午後11時すぎのことだった。 「はっきり言うと、俺、好きだ、付き合いたいです」 「ひどい裏切りだと思う」 「ごめん」 「むちゃくちゃ言われてもいいから、返事もらえるとうれしいです」 「本当にごめん」 メッセージを受け取ったZくんは、返事をする前に、すぐさま共通の友人Bさん(女性)に連絡した。 「他言しない」と約束してもらったうえで、「Aから告白された」と伝えた。 Bさんの意見は「告白が事実なら、友人としては好きだというような返事をするしかない」だった。 「よき友達でいて」 Zくんの、Aくんへの返事。 「おう。 マジか。 正直言うと、びっくりしたわ。 Aのことはいい奴だと思うけど、そういう対象としては見れない。 付き合うことはできないけど、これからもよき友達でいて欲しい。 これがおれの返事だわ」 Aくんは「ほんとありがとう」と返した。 謝罪と許し そして、突然の告白を謝った。 「ずっと言おうとおもってて、勇気が出なくてずっと言えなかったんだ」 「俺のこと好きにはならないって頭では分かってても、ちょっとでも可能性ないかと思うとLINEとか送っちゃって、最近はひどかったと思う」 「こんなこと言って申し訳なかった」 「ちゃんと諦めるからまた飯誘ったりとかして気が乗ったら来てくれたら嬉しいす!」 「キモいとか思うんだけど、悲しいけどすげー嬉しかった」 Zくんは、次のようなアドバイスを送った。 「いや、全然キモいとかそういうのはないよ。 世の中には一定数同性のこと好きになる人はいるわけだから」 「趣味の違いの一種みたいなもんでしょ。 そんな自分のこと卑下しないで前向きに趣味の問題くらいに捉えた方がいいと思う。 おれはちょっと期待に応えられないけど、今後も同性の人好きになったとしてもあんまり自分のこと責めたりするのは必要ないのではないかとは思うよ。 長くなったけどそういう感じで」 「救われた」 Aくんは、感謝した。 「うん、ありがとう」 「ずっと悩んでて、どうしてこんななっちゃったかっていつもおもってて」 「そう言ってくれると救われた気持ちになるわ・・」 Zくんの返答。 「あと全然Aみたいに同性のこと好きになる人もいるから、LGBTで調べて」 「本読んだりしてみるといいと思うよ」 そして、Aくん。 「分かった」 「調べてみる!」 「一人で悲観しててもしょうがないすよね笑」 「Zに言えてよかった」 だが、Zくんは、およそ3カ月後の6月24日12時32分、Aくんも含めたクラスメイト9人で作るLINEグループに、こう書き込んだ。 「おれもうおまえがゲイであることを隠しておくのムリだ。 ごめんA」 裁判で争われていること こうした形で秘密をバラされたことでAくんはうつ病になり、パニックで転落死してしまうほどの精神的ショックを受けた。 遺族はそう訴えて、Zくんの責任を問うている。 Aくんがゲイであることを周囲に隠していて、それが「他人に知られたくない私生活上の秘密であったこと」を、Zくんは裁判でも認めている。 こうした秘密を、本人の意に反してバラすことを「アウティング」という。 一方でZくんは、友達に自分の状況をわかってもらうためには、こうするしかなかった。 つまり、アウティングには正当な理由があったので違法ではない、と主張している。 この点が、裁判の大きな争点となっている。 SNSでも論争 この事件が報じられると、SNS上ではアウティングをめぐって、様々な議論が起きた。 その中には「告白された側にとっては衝撃だったろう。 幾ら友人だったとしても、恋愛対象だと告白された後は、男に性的な対象に見られている、と感じるのだ。 それは普通の者からすれば恐怖ではないのだろうか」といった意見もあった。 Zくん側にどのような事情があったのか。 その部分を見ていこう。 告白直前の2人の関係 Aくんからの告白直前の出来事について、Zくんは次のように振り返っている。 Zくんは3月下旬ごろ、AくんがLINEで旅行先や桜の写真を送ってくるのを不可解に思っていた。 また、Aくんから「おれのことが嫌いになった?」といったLINEメッセージを受け取って混乱した。 さらに4月2日早朝、Zくんが大学の研究室で勉強していると、Aくんがやってきて、「おれのことで何か悪い点があったとしても、いろいろ言われるのは辛いから、何も言わないでほしい」と泣き出した。 Zくんは驚き、「わかった」といって立ち去った。 Zくんはこうした経緯から、Aくんとはできるだけ接点を持たないようにしようと思っていた。 そんなタイミングで、恋愛感情を告げられたのだという。 友達ではなかったの? それでは交際を断ったとき、「よき友達でいて」と語ったZくんの真意はどこにあったのか。 Zくんは裁判で、次のように主張している。 交際を断ったにもかかわらず、Aくんが「普通の友人以上」に連絡などをしてくることが「全く理解できず、大変困惑し、精神的に不安定になり夜眠れなくなっていった」。 「普通の友人以上」の関わりとは? ストーカーのような行為があったのかというと、そうではなかった。 Zくんが理解できなかった「普通の友人以上」の関係とは、次のようなものだった。 「授業までに来なかったら起こして」と頼んだ。 4月22日、評判のいい12個の中堅法律事務所のURLをLINEで送った。 口頭やLINEで、食事に誘った。 5月中旬、他の友人と一緒にハイキングに行こうと誘った。 5月18日、友人とラーメン屋に行こうと話していたら、誘ってもいないのについてきた。 友人と司法試験予備校の講演会に参加しようという話をしていたら、Aくんも行くと言いだした。 5月下旬以降、学校のラウンジで話しかけてきた。 「うん」「そう」と返事をしていたところ、頭を抱えて「うあー」と声を出した。 腕の付近に触れてきたので、「触るな」と告げた。 「今日香水強いかな」と言ってきた。 大学の友人であれば、どれもごく普通にありそうな話だ。 実は、Aくんは高校時代にも、ゲイではない友人男性に告白して、振られたことがある。 しかし、その彼とは生涯親友だった。 亡くなる直前、直接会って、アウティングについて相談もする仲だった。 恋愛がうまくいかなくても、友人として仲良くすることはできる、とAくんは身をもって体験し、考えていたのだろう。 ハッキリ伝えられなかったZくん Zくんはこう主張している。 Aくんから連絡が来るたび、「都合が悪い」「昼は買った」「ありがとう」などと、差し障りのない返事をしていた。 「連絡しないで」とハッキリ伝えたら、Aくんを傷つけることになると考えていたから。 しかし、交際を断られたのに、それ以前と同じように食事に誘ったり、遊びに行こうと連絡してくるAくんが「全く理解できなかった」。 授業のプレゼン準備中、親しげに話しかけてきたり、腕や肩に触れてきたことも、Zくんは問題視している。 つまり、「よき友達で」と言ったものの、実際には、ちょっとした連絡や親しげに話しかけることが、我慢できなかったということになる。 Zくんの「苦しみ」 そもそも、恋愛感情を告げられた相手が男性であれ、女性であれ、それ以外であれ、付き合いたいなら付き合えばいいし、嫌なら断ればいいだけだ。 相手が同性愛者でも、過剰な「配慮」はいらないし、ZくんがAくんの恋を受け入れる必要はない。 だが、Zくんはこんな主張をしている。 一時期、「実は自分は同性愛者に対し偏見があるからA氏を避けているのではないか、とも考え、A氏を避けている自分に問題があるのではないか、と思って苦しんだこともあった」 つまり、同性愛者への差別はダメと考えつつも、いざ同性愛者から恋愛感情を向けられると、相手を避けてしまった。 そういう自分に苦しんでいたという主張だ。 結局Zくんは、Aくんを避けるために、友人たちと距離を置くことになった。 その理由を友人たちに話せず、孤独感に苛まれていったのだという。 これからの争点は? Zくんの思考を振り返ってみよう。 振られたのだから、必要以上に連絡を取らないでほしい——。 ここまでは、AくんとZくん、2人だけの関係の問題だ。 ところが、Zくんは、クラスメイトたちとの食事や、予備校の講座についてくることも問題だとしている。 その通りに行動すると、逆にAくんが一般的な学生生活を送れなくなってしまう。 そこまでを、要求できるものなのか。 Aくんは、Zくんを苦しめようとしていたわけではない。 Zくんにハッキリ断られた場合、それ以上しつこく誘いかけたり、連絡をしたことはないと、Aくんは書き残している。 アウティングは試験直前 Zくんの「アウティング」が正当化されるかどうかを考える時には、こうした背景に加え、目的と手段とのバランスも見ていく必要がある。 アウティングがあったのは、憲法の試験直前の昼休みという、相手に大きな動揺を与えるようなタイミングだった。 そんな時に、9人のLINEグループで「Aはゲイだ」と暴露することが、「周囲の友達にわかってもらうため」の手段として妥当だったのか。 さっそくバラしていた。 実は、Zくんは告白を断った翌日、さっそく共通の友人であるCくんに「Aから告白された」と伝えていた。 Cくんは、以前からAくんを「ゲイ」と呼んでからかっていた。 それを止めさせるためだったと、Zくんは主張している。 ここでも、からかいをやめさせるために、Aくんがゲイだとばらす必要はあったのか、という同じ構造がある。 他に手段はなかったのか? 同性愛者は、珍しい存在ではない。 友人から「自分は同性愛者だ」とカミングアウトされることも、珍しいことではない。 (全国:0120-279-338。 岩手・宮城・福島:0120-279-226)は24時間無料で、性別や同性愛についての専門電話相談に応じている。 ホットラインの運営委員を務める原ミナ汰さんに、友人から「自分は同性愛者だ」とカミングアウトされたときに、どう対応すべきかを聞いた。 「カミングアウトは、その人に信頼されている証。 暖かく受け入れてあげて」と、原さんはいう。 原さんはカミングアウトとアウティングを、卵に例えてこう話す。 「誰に、いつ、どういう形でカミングアウトをするかは、その人自身が決めることです。 暖かく見守っていれば、卵のようにいつか孵るかもしれない。 ところが、まだ機が熟していないのに、無理やりこじ開けたら、その卵は割れて二度と孵らなくなってしまう」 一方で、同性からの告白を断ることに、罪悪感を抱く必要はまったくないという。 「誰でも人を好きになったり、嫌いになったりする。 告白を断るのは悪いことじゃないし、自分の気持ちを正直に伝えるのは、むしろいいことです。 義理で付き合ってあげても、相手はうれしくないでしょう」 過剰な反応をしないために、何が必要なのか。 原さんはこう話していた。 「LGBTはごく身近にいると知っておくこと。 もしかしたらそんなことがあるかもしれないと想定しておくことが、何よりも役に立ちます」 同性愛者への偏見がなくなればなくなるほど、「アウティング」の問題は解消していくだろう。 しかし、AくんはLINEグループの複数のクラスメイトが性的マイノリティについて「生理的に受け付けない」などと話していたのを聞き、彼らにはまだ話せないと考えていた。 もし、Zくんが専門家につながっていれば。 そして、もしZくんがAくんに対して曖昧な態度をとらず、「今までみたいには付き合えない。 もう連絡しないで」と、ハッキリ伝えられていれば、アウティングは必要なかったかもしれない。 さらに、アウティングをしてしまったあとでも、Aくんとの関係修復はできたかもしれない。 AくんがZくんに対して望んでいたのは、ただひとつ。 アウティングに対する「謝罪」だけだったのだから。

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ゲイを暴露された一橋生の死から4年「事件を風化させない」行動する在学生や卒業生

一橋 大学 アウ ティング 事件

「同性愛者であること」を同級生に同意なく口外され、苦しんでいた一橋大学の法科大学院生Aさん(男性・当時25歳)が2015年8月に学校から転落死した。 「一橋大アウティング事件」として、大きく注目を集めたこの事件の裁判で、同級生だった男性とAさんの遺族が和解したことがハフポストの取材でわかった。 遺族側は、この裁判で一橋大学側の責任も問うているため、大学側との裁判は東京地裁で続行される。 Aさんが生前、同性愛を暴露されて大学側に相談した際、同級生に求めたのはただひとつ「謝罪」だった。 和解をした理由について、Aさんの父親は「和解内容は言えませんが、私たちなりに納得をしたので和解に応じました」と、ハフポストの取材に答えた。 どんな事件だったのか。 これまでの取材から振り返る。 Aさんとこの同級生は、法科大学院に入学して以来の友人だった。 Aさんは2015年4月3日、「はっきり言うと、俺、好きだ、付き合いたいです」とLINEで恋愛感情を告白した。 それに対し、この同級生は「付き合うことはできないけど、これからもよき友だちでいて欲しい」と返事をした。 しかし同級生は6月24日、クラスの仲の良い友だち数人でつくったLINEグループに、「おれもうおまえがゲイであることを隠しておくのムリだ。 ごめんA」というメッセージを投稿した。 同性愛者だという秘密をバラされたことに苦しんだAさんは8月24日、授業を途中で抜け出し、「いままでよくしてくれてありがとうございました」とクラス全体にLINEでメッセージを送った。 そして、その直後に校内で転落死した。 アウティング事件として有名に 同性愛者であるという秘密を、本人の同意なく、第三者が暴露することを「アウティング」と呼ぶ。 この事件は、「一橋大学アウティング事件」として話題を呼び、追悼集会が開かれ、支援の署名活動が行われた。 一橋大学のある国立市では2018年4月、全国で初めて「アウティング禁止」が盛り込まれた条例が施行された。 Aさん代理人の南和行弁護士は「ご家族の悲しみや苦しみが尽きることはありませんが、裁判として一定の納得をすることができたので、ご家族はアウティングをした当事者との和解を決断しました」 「しかし、一橋大学との間では、和解協議は打ち切りとなり、東京地裁で裁判が続くことになりました」と話した。 次回期日は7月25日。 Aさんの支援者らは7月16日、午後1時半から明治大学で報告集会を開くという。 03 前スレ コチラも読まれています• やばすぎる 50件のビュー• 第17位. モモ 中国にルーツを持つフルーツ。 なめらかな甘味とジューシーな果肉が特徴的。 特に日本... 33件のビュー• 元暴力団員ら男性3人を殺害したなどとして、殺人や逮捕監禁致死などの罪に問われた住所不定、無職、 上村隆被告... 20件のビュー• 1: 名無しさん@涙目です。 アラビア [ヌコ] 【悲報】有楽町線で脱糞す... 18件のビュー• いける 17件のビュー• なんで股間は無事なんや おしっこ漏れるかららしい これ放送したらアカンやろ・・・... 16件のビュー• 東本昌平「キリン」10巻より 12件のビュー• どうもこんにちわ!unianikiiです。 そうか・・・ バイク終わりか・・・。 12件のビュー• 自身のめいに性行為を求めるなどのメールを繰り返し送ったとして、兵庫県警三田署は9日、ストーカー規制法違反の疑い... 11件のビュー• どうもこんにちわ!unianikiiです。 年末年始はお笑いの人達のかき入れ時やね。 まあ、みんな... 10件のビュー.

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